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2話




 学校から帰って谷戸若から貰った器具を持ち帰った。

この日は部活の弓道は無かったので部活に行かずそのまま帰った。


 校門で谷戸若に「今日の17:00にゲームの世界で」と言われ走って帰って行った。


 家に帰って谷戸若から貰ったゲームのサイトを見る。

このゲームはまだ一回目ではあるがゲーム内にいるプレイヤーは数億に以上にのぼる。


 その中に自分が入るのは凄く変な気分になる。

このゲームは外国の人がいても相手にはその国の言葉で変換される。

凄く構成のなマシンになっている。


 サイトを見ると色々な事が書かれていた。

このゲームに出てくる種族はβテストの時は人族だけだったが

 新規から種族が三つになりランダムが導入された。


 ランダムは良い種族にもなれるしそのまま三つの種族になるらしい。

そのほかにもスキルに熟練度があった。

スキルには不遇や良遇などプレイヤーが試して体験したことが乗ってあった。


 スキルは武術スキル・魔法スキル・技術スキル・趣味スキルあり

熟練度は使うにつれて徐々に上がっていく。


・武術スキル

 前衛の剣や盾、後衛の弓などの武術スキルが手に入る

  

・魔法スキル

 魔法は火魔法から回復魔法までいろいろな魔法スキルが手に入る


・技術スキル

 武器や防具、道具など多彩な物が作れる

 どんな物を作るかはプレイヤーしだい


・趣味スキル

 物を投げる【投げ】スキルや職業など手に入る。 

 職業は他のスキルと違ってスキルの中にスキルが複数存在している

 そのため生産職をしたいプレイヤーに人気らしい?


 何故疑問なのかはこんな例があるからだ。

βテスターの情報によるとテストの時取った趣味スキルがプレイヤーにすごく苦労させたらしい。

そのプレイヤーは格闘士を目指すプレイヤーだった。


 格闘士は別名モンクとゲームの中では言われている。

蹴りや殴りなど剣など武器を使わないアバター、体のみで攻撃をする職業である。

そのため趣味スキルの中にあったスキル【格闘士】を選んだ。

そしてやり始めてすぐに気付いた。


 このスキルがダメスキルと言われる。

伝説の始まりだった。

【格闘士】の中には三つスキルがあった。

最初の方はとんでもなく得をした気分であった。

そのスキルがモンクや格闘士に必要な【殴り】、【蹴り】、【身体強化】スキルであった。


 ここまではよかっただがこのスキルの上げ方が悪かった。

これは熟練度上げで個々で上げるようになっている。

だから【格闘士】→【殴り】【蹴り】【身体強化】Level1に上げる

→【格闘士】Level2になる。


 この事から【殴り】【蹴り】【身体強化】をどれか疎かにすると

【格闘士】が上がらない

上がらないからアーツが増えない、悪循環の完成である。


 これがスキルの中で最も苦で諦めて違うスキルにした者が多かった。

これ以外にもいろいろとあった職業スキルは取られないようになった。


 

 他にも見ていくが目ぼしい物は無かった

その内に時間も来ていたので谷戸若に言われた通りに準備を始める。








 ゲームにログインする前に自分自身の体を触る。

これは俺が変態とかじゃない。ゲームのキャラをより充実させるために

行う行為である。


 そしてゲームの世界に「プレイ」


『コードが承認されました。』

その声が聞こえて凛久はゲームの中に入るため目を閉じる。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





「ん・・・」



 閉じていた目を開けると周りはどこかの神殿であった。

そしてまず目に入ったのは大きな神像であった。


「どうすれば始まるんだ?」


 これからどうしたらいいんだ?

 あーあーやっちまったな


『ようこそWSFにここではキャラメイクをして貰います』


 俺が悩んでいると目の前に光る塊が俺に話しかけてきた。

 

「よろしくお願いします」


『まずはキャラクターネイムを入れてください』

そこ画面が表示される。

凛久は自分の名前欄にリクと入れる


『次にこちらをご覧ください

  ここには三人の種族がいます。

   右から人族、獣人族、エルフ族となっておりこの中から選んでもらいます。

    その横に書いてあるのがこの子達のステータスです」


 俺には人間、獣、エルフに見えた。

その横にはこいつらの説明が書かれていた。


種族 人間族

  

  HP  500

  MP  500

  筋力 15

  防力 15

  速力 10

  知力 5

  機力 10

  運  5

 

固有スキル 器用な指先/経験値軽減


 ・よくも悪くもないステータス

  Levelは上がっても能力はあまり上がらない

  色々な種族になる可能性がある

 

 ・近/中/遠距離が得意

 

種族 獣人族


  HP  700

  MP  300

  筋力 25

  防力 20

  速力 10 

  知力 0

  機力 0 

  運  5

 

固有スキル 獣化/筋力アップ


 ・力が強くスピード特化の種族が多い

  何の種族になるかはわからない

  前衛が得意で魔法系が不得意な種族

 

 ・近/中距離が得意で遠距離は弓ぐらい使えない


種族 妖精族


  HP  300

  MP  700

  筋力 5

  防力 5

  速力 10

  知力 20

  機力 15

  運  5 


固有スキル 妖精魔法/知力アップ

 

 ・力はないがすごく賢い

  器用な種族でもある

  構成が得意で武術系が不得意な種族


 ・遠距離と魔法が得意で近距離は短剣しか使えない


そしてお目当ての


種族 ランダム

  

  HP  ?

  MP  ?

  筋力 ?

  防力 ?

  速力 ?

  知力 ?

  機力 ?

  運  ?


固有スキル ???


 ・何の種族かは入ってからのお・た・の・し・み

と書いてあった。

 

 俺は迷わずこれを選ぶ。

その理由は結局はこの中のどれか一つか違うレアな種族なのだから

迷わなくてもいいと思ったからだ。 


『お決まりならどうぞこの世界

  WSFをおたのしみください』


 そう言った瞬間周りは光に包まれた。

目を開けたらそこは神殿の中ではなく広い広場が見えていた。

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