~屍体愛好者の宴~ ネクロフィリア乃ウタゲ
高校生の頃に書いた作品です。
正直、高校生の頃の自分よ(^-^; って感じです(笑)
時間は常に我等に微笑みかけず
流れ行く時は彼が中を廻る血を固め
訪れるは淡き死の芸術
粉雪のような肌は凍てつく氷のように冷たく
抱き上げた腕には
ぬくもりとは違う 其の重みがかかる
白く美しい体は既に切り付けても血が出ず
背中には大きな黒い痣が
まるで何かの刻印のように現れている
神との契約は終わり死者は従者となったのだ
美しい此の者は神の御前で
其の御使となったのだ
私は此の高貴の人に唇付をし
其の胸に手を当てた
既に鼓動のない静かで美しい躰は脱け殻
其の尊き魂は
神の御手より座し
其の御言葉にて立つ
御使となり高き天に居るのだ
抱き続け 私も高き天へと昇ろう
美しき刻印を打たれ
粉雪のように澄み切った肌の
此の高貴の死者となるのだ
そうして私も
尊き神の御手に抱かれ御使となるのだ
時間は常に我等に微笑みかけず
只 無常の儘に流れ行く
吾が身を包む淡き死は
神の救い 悪魔の祝福
お読みくださりありがとうございました゜+(人・∀・*)+。♪
高校生の頃シリーズをやろうと思っております。
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