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セイクリッド・クロニクル4  作者: スタジオぽこたん
第一章 王女の憂鬱
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  2


 王女セシリアはその日も多忙を極めていた。

 朝から採決しなければならない案件が山ほどをあり、昼食もままならない状態だ。

 午後からは各種会合に、謁見の予約から、夜には諸外国の高官との食事会――と、セシリアのスケジュールは一ヶ月先までびっしりと埋まっている。

 今も執務室で山のような書類と格闘するセシリアは、銀縁の『眼鏡』をかけていた。

 病に倒れた王の代わりに、政務を引き受けてから五年。

 日々の政務に、セシリアの視力はすっかり落ちてしまった。

 民の前では凛とした王女を演じているが、眼鏡を外すと数メルセ先さえ判別できない近眼なのは、一部の者しかしらない王女の秘密である。

「セシリア様、どうか小休止をお挟み下さい。このままではお体に障ります」

 セシリアの机に淹れ立ての紅茶を差し出したのは、十三歳で王の名代になった時からセシリアの身辺警護を担当する〝森の一族〟の女騎士で、名はケレブリル。

 アールブ特有の緑色の髪を縫い纏め、王女護衛隊プリンセスガードの白鎧に身を包む長身細身の麗人である。

「ありがとう、ケレブリル」

「少しで良いので何かお食べになって下さい。もっと他にも用意させましょうか?」

 執務机の横に並べられたダイニングカートの上にには、今日の昼食が置かれていた。

 メニューはふわふわのパンケーキ。

 甘いシロップでいただくパンケーキではなく、トマトやハーブ、モッツアレラチーズなどで彩られたカプレーゼ風のパンケーキだ。

 王族の昼食にしては質素だが、夜の食事会では脂っこい肉料理が多いため、料理長が気を使ってヘルシーで栄養バランスの取れたメニューにしてくれているのだ。

「いいえ、これで十分よ。清貧こそ尊ぶべし。王であってもイリスの教えは同じなだから」

 イリス教の聖女として聖地アルビレオで修行を積んできたセシリアは、女神に今日の糧へ感謝する祈りをささげた。

「申し訳ありません。差し出がましい真似を」

 頭を下げるケレブリルに、セシリアは悪戯な笑みを浮かべる。

「っというのは建前で、本当はダイエットしているの。昔と違って全然動かなくなってしまったから、油断しているとあっという間にお肉についちゃうんだから。ケレブリルだって太った私なんて見たくはないでしょう?」

「は、はぁ……い、いえ! 例えどのようなお姿になられましても、セシリア様は、セシリア様です!」

 目を白黒させて答える生真面目な女騎士に、セシリアは信頼した眼差しを送ると、食事をしながら書類に目を通していく。とても行儀が悪い行為で、母が見れば卒倒されるに違いないが、時間が足りないのだ。

 今日中に採決しない書類はまだまだ沢山あった。

 多少の行儀を犠牲にする事で民の生活が豊かになるのであれば、戦争に傷ついた街や村の復興が早まるのなら、セシリアは幾らでも泥をかぶるつもりだった。

 妹のように可愛いマリアを血塗れの戦場に立たせると決めた時、セシリアもまた国政という名の戦場で戦う事を誓ったのだ。

「ご自愛下さい、セシリア様」

 食事をしながら政務を続ける王女に、ケレブリルはそう言って紅茶をおかわりを淹れた。

「やっぱり血――なのかしらね。病で倒れたお父様はそれは仕事人間で、遊んでもらった記憶は一度もないわ。私が知っているお父様は、いつも机の前で怖い顔をしながら何かの書類を読んでいたわ」

 セシリアは紅茶の香りを楽しむと、遠い目で執務室の窓から見える街並みを眺める。

「ある日、幼い私はお父様に尋ねた。どうして遊んでくれないのと。お父様は困った顔でこう言ったわ。『王という仕事は、怠けようと思えば幾らでも怠けられよう。だが、王が怠けると国は傾き、国が傾けばそこで暮らす民は倒れてしまうのだ』と、ね……。幼い私にその言葉は理解できなかったけれど、そう語るお父様の顔はとても優しかったのを覚えているわ」

「セシリア様……」

「ふふ、でも結局、それからお父様と話す機会はほとんど取れなくて、私は修行のため聖地アルビレオに留学する事となった。そして、戦争が始まりお父様が倒れたと知らせを受け、国に戻った私が見たのは、別人のようにやせ細りベットに伏すお父様の姿だった」

 五年経っても父の昏睡は続き、回復の兆しはみられない。

 家臣の多くは既に父の目覚めを諦めており、次にこの国を継ぐべき者を見定めている。

 その最有力候補に上がっているのが、第一王位継承権を持つ自分だ。

「私にはお父様のような手腕はないし、人脈も、人材も欠けている。なにより、まだまだ経験が足りていないわ。だから、休んでいる暇なんてない。戦後復興はこれからなんだから」

 セシリアはそう言って微笑むが、彼女を守護する女騎士ケレブリルは表情を曇らせる。

 まだ歳若い王女の小さな肩に、一国の命運が伸し掛かっているのだ。

 もし、万が一にでも彼女に何かあれば、この国はたちまちに立ち行かなくなるだろう。

「セシリア様は、我々プリンセスガードが必ずお守りします。ですから、どうかいつでも我らをお頼り下さい!」

 王女の負担を少しでも軽減し、日々の生活をお守りしなければと、ケレブリルは気合いを入れた。

「ありがとうケレブリル。頼りにしてるわ。あと『事件』に関して進展はあったかしら?」

 事件とは、この一週間に起きた原因不明の昏睡事件の事だ。

 セシリア付の文官や、城に務める兵士達の幾人かが相次いで倒れたのだ。

 幸い命に別状はなく、倒れた者達は回復に向かっているのだが、毒によるものなのか、聖術や呪術の類によるものなのか、原因がいまだに特定できていない。

 国政の中枢に関わる事件なだけに、原因の究明が急がれた。

「事件に関して進展はなにも。ただ、この件に関して宰相のレオナール様が、城の警備強化とセシリア様の護衛に、ご自分の騎士団を付けたいと打診されております」

 宰相レオナール。

 現国王の弟であり、セシリアにとって叔父にあたるレオナールは、王位継承権の第二位を持ち、イリス教の枢機卿でもあった。

 聖ドミニクス騎士団の団長を務めたのちに、政界へと進出。様々な要職を経て、父の片腕として宰相となった。

 鉄血宰相の異名を持ち、父が倒れた後にその勢力を大きく拡大。今では四大侯爵の一つハミルトン家と組んで、王弟派として最大の派閥を率いる政界の巨魁だ。

 古巣の騎士団に強い影響力を持っており、黒い噂がたえない人物でもある。

 王位簒奪を目論んでいる。カルネギア帝国と内通している。国王に毒を盛った――など、セシリアの耳に届くものだけでも、数え上げたらキリがないほどだ。

 セシリアとレオナールとの対立は根深く、彼に邪魔された事業は数知れない。

 彼がいなければ、セイントアークはさらに発展していただろう。

 それでも、レオナールを排除出来ないのは、彼が持つ圧倒的な政治手腕にあった。

「レオナールがいなければこの国はさらに発展していた。それは間違いない。でも、悔しいけれど……彼がいなければこの国は、とうの昔にカルネギア帝国に滅ぼされていたでしょう。宰相の発言力をこれ以上強めるわけにもいかないし、困ったわね」

 セシリアは椅子にもたれると、深いため息を吐いた。

 疲労感がドッと押し寄せて来たのだ。

「マリア様をお呼びしましょうか?」

 仕事漬けの日々を送り、強大極まる政敵と鎬を削り合うセシリアにとって、唯一心休まる時間があるとするなら、妹のように可愛がっているマリアとの何気ない日常会話だ。

 特にマリアの恋愛相談に乗り、その恋を応援するのは、セシリアの密かな楽しみであった。

 それを知るケレブリルは、敬愛する王女の心の休息を願って具申したのだが、とうのセシリアは眼鏡を外して困った表情を見せる。

「ど、どうかされたのですか、セシリア様?」

「ねぇ、ケレブリル。恋愛相談というのわね、恋が叶うまでが恋愛相談なの。恋が叶ったあとは、ただの『惚気』にしかならないのよ」

 セイントアークでは男女ともに十五歳で結婚が許され、特に貴族は十八歳までには多くが結婚する。

 現在十八歳の王女は、ちょっぴり焦りを感じていた。

 王の名代を務め、王位継承権第一位となるるセシリアは、将来、女性の王になる可能性が高い。そのため『王配』――つまり、王女の夫ととなる人物は、念入りに吟味しなければならなかった。

 だが、政治的な問題、派閥の問題、血筋の問題など、様々な問題をクリアした上で、さらに権力欲がなく、健康で、善良な男性なんて、おとぎ話の中にも出てこないだろう。

 セシリアの結婚は、暗礁に乗り上げていた。

 こっちの苦労を知ってか知らずか、レオナールは顔を合わるたび他国の王子との政略結婚を提案してくる。

(はぁ、素敵な王子様か。いるにはいるんだけどな……)

 セシリアとて王族の一員として『血』を継承する大切さは誰より理解しているし、母を安心させてやりたい気持ちはある。

 だが、二つ年下の妹のように可愛いマリアが先に恋人を作り、こちらが赤面してしまうほど甘々な惚気話をたっぷりと聞かせて来るのだ。

 正直、羨ましかった。 

 自由な恋愛が許されないセシリアは、許されないからこそ『恋』に憧れを抱き、政務の合間に恋愛小説を読みふけるようになった。 

 マリアへのアドバイスもその知識を元にしたものだ。

 だからこそ、マリアの惚気話を聞けば聞くほど、自分もマリアのようなロマンチックな恋をしたいと願うようになってしまった。

 そして、いつの間にか――

 セシリアは机の引き出しをソッと開ける。

 中には木製の枠に収められた小さなレリーフがあり、幼いセシリアと、小さなマリアと、赤子だった『レキ』が描かれていた。

 幼い頃にセシリアとマリアは、レキと出会った事があるのだ。

 だが、

「妹の彼氏に横恋慕だなんて、以前に読んだ恋愛小説のままじゃない……」

 知らずに頬が赤くなっていたセシリアは、気持ちを切り替えるようにケレブリルに目を向けた。

「ねぇ、ケレブリルは、レキ様の事をどう思う?」

「れ、レキ様……ですか? どうと聞かれましても、その……」

 王女の突然の質問に、アールブの女騎士はどう返答したものかとあたふたする。

 ケレブリルの頬が少し赤くなっている事に、セシリアだけは気が付いていた。

 幼い頃を除けば、レキと顔を合わせたのはたったの二回だけだ。

 一度目は収穫祭の初日で、晩餐会の帰りの馬車で偶然マリアを見かけた時だ。

 そして、二度目はその夜で、王都が炎に包まれたあの時だ。

 神話に登場する伝説の龍を相手に、真っ向から立ち向かった黒衣を纏う炎髪の少年に、セシリアを始め、この王都に住まう幾万の民が命を救われた。

 あの少年は一体何者なのか――凄まじき戦いを目撃していた多くの者達が、今なお『彼』の功績を讃え、その正体に注目している。、

「……あんな風に助けられたら、意識しない方が無理というものだわ」

 脳裡に刻まれたレキの姿を思い出すたび、マリアの惚気話を聞くたび、駄目だとわかっていてもセシリアの胸は高鳴った。

 さらに、先日に起きた原因不明の魔獣の大氾濫を、壮絶極まる塹壕戦で食い止めのもレキを始めとするミーミル士官学校の生徒達だ。

 彼は二度にわたってこの国の窮地を救ったのだ。

 若き英雄に、獅子勲章の授与が決まったのは自然な事だろう。

 例えレキが、かつてカルネギア帝国に所属していた軍人であり、六大凶殺を率いた『北の暗剣殺』であろうとも、いや、そうであるからこそ、勲章を与えてこの国の英雄にするのだ。

 強大な第三階位とは、それほどまでに価値のある存在なのだ。

 この件に関しては、対立し、いつもこちらの意見に反対するはずの宰相レオナールが、諸手を上げて賛成に回った。

「授与式は来月…………」

 ぽつりと、セシリアは呟く。

 再び、レキと顔を合わせる日が来るのだ。

 その日を想像するだけで、胸がドキドキして指先が熱くなる。 

 と、その時。 

 コンコン――と、執務室の扉がノックされ、

「入らせて貰いますぞ、王女殿下」

 堀の深い精悍な顔立ちに、鋭い目つきをした壮年の男性が入った来た。

 その容姿を一言で表すなら、『金の鷹』だろう。

 艶やかな金色の髪に、顎髭を蓄え、立派な体格に合う白シャツにえんじ色のコート。

 手には、王の権力を象徴する『嘴』を模したステッキを持っていた。

 見る者に畏怖と威圧感を与える、圧倒的な格を持つ彼こそが、宰相レオナールである。

「なに用ですか? レオナール」

「確認せねばならない案件が二つほどありましてな」

「伺いましょう」

「先日頂いた税制改革案ですが、全く持って話になりませんな。こんなものでは諸侯の賛同は決して得られませんぞ?」

 ステッキの柄でカツリと床をついて、レオナールは言った。

 やはりそこを突いて来たかと、セシリアは心の中で苦虫を噛む。 

「長きに亘り続いた戦争で最も犠牲となったのは、この国で暮らす民草です。彼は高い税を納め、この国を守り、そして命を散らしました。ですが、まだ税を下げるわけにはいきません。我々は国力の回復と、軍備の増強をはからねばならない。この点に関しては、レオナール宰相も同意したはずでは?」

「はぐらかすのは、上手い方法とはいえませんな王女殿下。手短に――と、言ったのはそちらだったと記憶してますが?」

「でしたら、単刀直入にいいます。民の税は下げられない。ですが、上げるのもまた許しません。これ以上の増税は経済にマイナスの負荷をかけるだけです」

 セシリアは机をバンと叩いて立ち上がった。 

「だから、貴族の税をあげると?」

「ええ、そうです」

「甘いですな王女殿下。民からはまだまだ搾れますよ。彼らは生かさず殺さずぐらいが丁度よいのです」

「…………ッ」

 レオナールの為政者としての実力を知るセシリアは、拳をギュッと握りしめ、

 感情論でレオナールは絶対に動かない。

 彼が首を縦に振る時は、百点の答えを用意した時だけだ。

「よいですかな王女殿下。十年もの長きに渡り戦争を続けたというのに、我が国は驚くほど豊かです。市場は物であふれ、白い小麦粉が当たり前のように流通している。共同浴場ではクルム油の石鹸が無料で使用でき、平民ですら肉を食べ、昼食をも取るほどです」

 まるで、出来の悪い生徒に言い聞かせるようにレオナールは語る。

 レオナールの言う事は『知識』として、セシリアも知っている。

 多くの国では、一部の特権階級をのぞき、民の大多数は朝と夜の二食であり、その内容も芋や豆などで、肉などは年に数えるほどしか口に出来ない贅沢だという。

 カルネギア帝国では口減らしのために子を奴隷商に売るのは、冬の風物詩になっている

「この国の豊かさは、歴代の王が敷いてきた善政と、民の努力があってこその結実です。ですが、戦争で歪に拡大した貴族の既得権益は、その両方を侵し始めている。戦争が終わった今こそ改革しなければ、特例は慣例となり、恒久的に改善されなくなってしまうわ!」

 セシリアはそれでも、レオナールに食い下がる。

「確かに一理ありますな。ただ、人の欲は闇よりも深い。一度手に入れた既得権益を簡単に手放すものはいないでしょう。わかっていないようなら、はっきり申し上げるが――」

 レオナールはそこで言葉を切ると、ステッキを持ち上げ、セシリアに鷹のように鋭い目を向けた。そして――

「民を嫌われようとも国は回るのだよ、セシリア。だが、諸侯を敵に回せば……貴女は、我が兄のように王ではいられなくなるだろう。そうないたくなければ、私の忠告は素直に聞いておくことだ」

 静かに、冷たく、まるで恫喝するように、レオナールは言った。

 色めき立ったのは、セシリアの後ろで控えていたプリンセスガードのケレブリルだ。

「幾ら宰相とて、王の名代であらせられるセシリア様に向け、かような発言! 不敬になりますぞ!」

「不敬だと? これは傑作だ。ならば、私を罷免なされるがいい。王の名代である王女殿下にはその権限がおありだ」

 と、

「ケレブリル、下がりなさい」

「ですが、セシリア様……」

「忠言耳に逆らう。レオナール宰相の言葉にも理はあるわ。税制改革案は一度差し戻して再検討しましょう」

「懸命なご判断ですぞ、王女殿下」

 レオナールは慇懃無礼ともいえる仰々しい仕草で礼をした。

「では、二つ目の案件を」

 セシリアは先を促しながらも、他に宰相であるレオナールが動くほどの案件があっただろうかと首を傾げ――

「緊急事態につき、勝手に軍の采配した事の報告と、謝罪に参りました」

 レオナールは礼をしたままそう言った。

「どういう事か説明して貰えますか?」

 セシリアは怪訝な顔で尋ねる。

「先ほど王都で襲撃事件があり、戦闘の余波で都市部に甚大な被害が出ました。ですが、幸い死者はなく、怪我人の治療はすでに完了。捕えた犯人はこの城の地下牢へ収監しておきました。問題はその犯人が帝国からの留学生である点と、襲撃されたのがこの国の英雄たるマリア姫と、新たな英雄として名を馳せるレキ殿である事でしょうな」

 王の執務室として使われているこの部屋は、敵の攻撃から身を守るため強固な結界が施されている。結界は同時に、盗聴を防ぐための防音壁にもなっているのだが、今回はそれが仇となった。

「なんですって!? 二人に怪我は!?」

「それにつきましては、王女殿下自らの目で確認なされるがいいでしょう。レキ殿が、面会を求めております」

 レオナールは杖を左に持ち替え、右手で扉へ手を向けた。

「わかりました。会いましょう。ケレブリル、午後の予定を全てキャンセルして」

「ハッ、了解しました!」 

 セシリアの命に、ケレブリルは敬礼して答えた。


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