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BランクからSランクへ。

10万pv達成しました!

みなさまありがとうございますー

--BランクからSランクへ。


 戦闘試験が無事終わりシルヴァと共にBランクへの昇格を果たした。


 この後ダンからの指名依頼をこなせばSランクへと返り咲く事が出来るとのことだが。

 実際あと数時間でというのは難しいというのはダンもわかっているだろう。


 それでも敢えてそういう条件を出してきたということに期待をしよう。


 ギルドマスター室で机の向こうにいるダンと向かい合い、話を続ける。


「さて、次の試験だが…。実際どれくらいの時間が取れるんだ?」

「日が落ちる頃には家に帰らないと」

「子供か。ったく。選択肢が三つある。一つ目は各四つの国からの推薦状を貰ってくること。二つ目は魔族領を含む未開拓地を開拓して人が住める環境を作ってくること。三つ目は…お前には合わないが後達を実戦レベルまで育てること」


 指を折りながらダンが依頼内容を伝えてくるが…三つ目ってすでにクリアしてね?

 二つ目のも面白そうだが。

 ロザリアと二人でなら引きこもり生活も楽しそうだ。


「後達の育成ってのはすでにやっているのでいいのか?」

「ん?なんだ、もうやっていたのか。そうだな、Cランクまで上がれば認めよう。なんていう名だ?」

「たしか今日Cランクになっていたはずだ。ルブラ、ウォート、マヤカ、ウィステリアという四人の子供だ」


 子供らの名前を言うとその名前を受付嬢の一人に告げ、情報の確認をする。

 その結果、子供らの依頼内容への結果を確認すればCランクへ上がるという段階ということだった。


 その確認も明日の朝には終わると言うことなので、一応俺が師匠であることを子供らにも確認はするが、子供らがCランクへ上がるのと同時に俺もSランクへ昇格することが決まった。


「Sランクのギルド証は明日の朝、諸々の確認が取れ次第渡せる様にしておく」

「あいよ。じゃあまた明日来るわ」


 話は一通り聞いたので部屋から出て行こうとするとダンに呼び止められる。


「まてまて。どうせ今日もこれから月夜夢に行くんだろう?これを持って行け」


 とダンが一枚の大きめのコインを投げてきた。


「これは?」

「月夜夢の紹介状だ。それを持っている奴しか入れない」

「ほう?」

「行くんだろう?」

「当然行くに決まってるだろう。今度は正々堂々とな」


 今度こそ部屋から出て行くと、一階には椅子に座ったシルヴァと心を入れ替えた三人が床に座って待っていた。


「シルヴァよ、そいつらはいつまでそのままにしておくんだ?」

「お帰りなさいませ主様。こやつら…ですか。主様がお許しになるまではこのままのつもりでしたがどうしましょうか」

「見苦しいからとっとと捨ててこい。そんなのより諸々の報告を聞きたいんだが」

「失礼致しました。ではこのゴミを捨ててきますので少々お待ちを」


 そう言うと三人の襟首を引っ張ってギルドの側に出て行った。

 手は二本なのにどうやって三人の襟首を掴んだんだろう…?

 まぁいいか。


----


 ギルドの入り口を出た所で待っているとしばらくして肉串を数本持ったシルヴァが帰ってきた。

 そういやそんな時間か。


「お待たせしました。こちらをどうぞ」


 といって手に持った肉串を俺に渡してきた。

 その中から二本シルヴァに渡し、歩き始める。


「それで、家はどこに買えたんだ?」

「色街の入り口からはほんの少し離れますが中央街からは色街寄りです」

「ふむ」

「大きさはご要望通りとはいえさほど広くありません」

「それはまったく問題ない。扉さえあればな」

「それであれば問題はないかと。もうすぐ見えてきます」


 中央街から外れる道に入って数分歩いた所でさらにしばらく塀沿いに歩く。


「まだ着かないのか?」

「もう着いているのですが入り口まではもう少々かかります」


 胸を張って答えてくるシルヴァだが言ってる意味がわからない。

 どう見ても右側には塀しか見えないし左側には商店が並んでいる。

 商店の中のどれか一個なのか?


「こちらの塀の向こう側が主様の新しい拠点となります」


 …塀側かよ。


 塀沿いに歩き初めて更に十分ほど歩いた所でやっと入り口の門が見えた。


「では主様、お先にどうぞ」


 門の前に立ち、扉を開ける。


「お帰りなさいませ。旦那様」


 扉が開いた先には…執事を筆頭にメイド十人程が並んで頭を下げていた。


 …一体シルヴァは何をやっているのだろうか。

 後ろで尻尾を振って褒めて貰えるのを待っている駄犬は後でお仕置きだな。


次回は2/17の予定です。

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