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勘違い野郎ミシェル

本編です。

今年もよろしくです。

--勘違い野郎ミシェル


「で、やさぐれてた原因はよ」

「はよって。別にやさぐれてたわけじゃないぞ」


 ミシェルを連れて入ったのは女の子にお酒を注いで貰える所。

 本当ならそこで気に入った子を二階に連れて行っていちゃつけるところなんだが今日はなしだな。


 付いてくれた子は俺好みのおっぱい子。レリと同じくらいの大きさの持ち主で、俺の隣に座っているからよく当たって幸せ感が満載になる。

 あぁ揉みたい。吸いたい。挟みたい。


「ヒフミさんよ。そっちばっかりじゃなくて俺の事も気にしてくれ?」

「何が悲しくて男を見なきゃならんのだ。可愛い女の子見ないと目の保養にならんだろう」

「そりゃ同意するがな?」


 ミシェルの横に付いている子は和服っぽい服を着た美人さん。

 ミシェルの太ももの上に手を乗せ軽く撫でながらミシェルの酒のグラスを拭いたりしている。


「で、俺と離れてからの経緯を話せ」

「大したことはないぞ。あの時の面子は全員Aランクのままだし、誰かが結婚したとかチームから離れたということもない」

「まだAランクなのかよ」

「悪いか。あれ以来ランク維持する程度でしか依頼受けてねーんだよ」

「というかチームがまだ残っていたことに驚きだ」

「おまえさんが戻ってくる気がしてたからな。あいつ(・・・)なんかがずっと待ってるぞ」

「げ、まじか。とっとと結婚すればいいのに」

「まぁそういうな。けなげじゃないか。帰ってくるかもわからなかった男をずっと待ってるんだぞ?」

「…うーん」


 チームの人数が俺を入れて六人。そのうち二人が女で、その片方がずっと俺に好意を寄せているのは前から知っている。

 おっぱいのサイズがもっと大きければ手を出す事も吝かではないんだが…悲しいことだ。


 酒も程よく進んで女の子にこっそり手を出したりしてはいたがミシェルがだいぶ酔いが回ってきているのを見ていいことを思い浮かぶ。

 

「そういやミシェルよ」

「どうした?」

「明けて今日、暇か?暇だよな?暇だと言え」

「決めつけんじゃねぇ。まぁ暇だけどよ…」

「朝になったら宿に来い。そして一回で待ってろ。お前と会わせたい女性がいる」

「えっ」

「二人とも可愛い子だぞ」

「えっ」

「お前と激しく絡み合いたいって言う子がいるんだが…」

「行かせて頂きます」


 よし、これで明日の訓練の相手確保…と。


「明日の朝に準備終わらせて宿の一階な。遅れるなよ?」

「まかせとけ!女の子が俺をまっているー!」


 隣の和服の子に太ももを抓られてるがそれでも楽しいらしく抱きついたりしている。

 もうそのまま連れこんじまえよ。

 


 俺はというと、おっぱいさんとは残念だが蜜月を過ごすことはせず、店を出る。

 当然お会計はミシェル持ちだ。

 たぶん会計的には金貨一枚もあれば足りるだろう。

 

----


 次の日、まだマヤカちゃんとウィステリアちゃんを部屋に残したまま一階の食堂でミシェルを待つ。

 すると白いスーツにバラの花束を二つ持ったミシェルが現れる。


「…なんちゅう格好だ」

「女の子と会うなら正装は基本でしょ!第一印象が大事なんだぜ?」

「まぁいいけどな…そろそろ降りてくると思う」


 椅子に座り二人が降りてくるのを待っている。

 飲み物を飲んでミシェルを落ち着かせていると、階段を降りてくる二人の子が見えた。

 二人はすでに戦闘服を着ており、装備もがっちりしている。


「おう、来たな」

「お待たせしました」

「師匠、おまたせ」

「え?」

「こいつが今日の訓練の相手をしてくれるミシェルだ。元俺のチームにいた現Aランクの冒険者だ」

「「おおー」」

「え?」

「さぁギルドの訓練所に行こうか」

「「はい」」

「え?え?」


 まだわかってない…というか混乱しているミシェルを引きずりギルドへ向かう。


「さて、ミシェル。今日のお前の相手はこの子らだ」

「ちょっとまってくれ。説明を求む」

「説明?昨日したろう。『女の子が』『お前と』『熱く(拳で)語り合いたい』と言っていると」

「詐欺だああああああああああ」

「人聞きの悪い。嘘はついてないぞ?」

「ほんと最悪だな!お前は!人を弄ぶのが楽しいのか!」

「え、うん」

「そうだよ…お前はそういう返事をする奴だって知ってたよ…」

「それよかほら、構えないと速攻で仕留められるぞ」


 ウィステリアちゃんはすでに弓を構え、矢に魔力を乗せている。

 マヤカちゃんは杖に魔力を溜めていてすぐに魔術を射出出来る状態になっている。


「わーったよ!やればいいんだろう!やれば!換装(フォームチェンジ)


 ミシェルが即座に冒険者装備に早着替えをし、腰に二本の短剣を装着した状態で現れる。

 魔術っぽく言ったならなにかこう…あぁもういいや。ミシェルだし。

 


「二人がミシェルの身体に攻撃を当てるかミシェルが二人の胸を揉むかしたら終了だ。はじめ」

「うぉぃ!」

「負けません…」

「師匠になら揉まれてもいいのに…」

「あぁちなみにそいつ斥候だから気をつけないとすぐ揉まれるぞ」

「揉まねぇよ!あぁいや、とっとと終わらせてやる!」


 まぁ頑張れ。うちの子達は生半可じゃうまくいかないぞ?

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