第五章 アニメキャラから離れて、実に面白くなったと思ったら...○○○○だった
とりあえず、アニメから離れよう。アニメは良くない。
アニメから遠い存在を考えよう。昨今のアニメは、魔法使いや高校生など年齢層が若い。そして、ファンタジーものが多い。この2つから遠い存在を考えよう。
...大学教授というのはどうだろうか。でも...普通の大学教授だとパッとしない気がする。ここは長身超絶イケメンにしよう。塩顔のハスキーボイスな教授だ。
ちょっと理屈っぽくて、スポーツ万能にしてみよう。常識人過ぎてもあまり面白くない。キャラ文芸のキャラは少しネジが飛んでいないといけないので、変人にしよう。...少し盛りすぎだろうか。いや...ここは突き抜けたほうが面白い。
と...ここでどこの学部にするか決めてなかった。
文学部だと、何となく変人度合いが低めな気がする。法学部だと書くときに私の知識のなさが露呈して、「こいつほんとに教授かよ」と思われる。かといって、医学部だと、もっと難しくなりそうで書くのがしんどそうだ。
消去法で、工学部の教授にしよう。
さて、ジャンルを考えてみよう。変人教授の日常系は「天〇柳沢教授の生活」が思い浮かぶ。それに日常系だと、主人公の全能感があまり出てこないので、爽快感に欠ける。
ホラーもありきたりなので、サスペンス系にしよう。さらに、主人公の天才教授が原因不明の謎の事件を解決する。...イケるな。工学系の天才は総じて、自分の興味が勝って仕事より興味を優先することが多いという。興味がある場合は、必然的に事件に協力してくれそうだ。
幽体離脱や人体発火など普通では説明のつかない事件を天才教授が解決する話。
ふむ。読み返してみると、なかなか面白い。いや本当に面白い。いやいや。実に...面白い。
...あれ?ガリ○オ?