二話 夢と悪魔
見事Dr.ジグゾーを倒したハルカたち王様に報告しに行くのだが、、、
Dr.ジグゾーとの戦いから2日がたった。Dr.ジグゾーに転移させられた島は王都からかなり遠かったのだ
私達は魔法戦隊プッシュは国王様に報告しにお城へ来ている。二人になってしまったけれど頑張らないと!ちょうど国王様へ報告し終えたところだ。
「よくDr.ジグゾーを倒してくれたな。前から要注意人物だったのだ。カイトが殺されてしまったことはとても残念だが...」
「いえ、王様が言うことじゃありませんよ。私達が注意していなかったからですから」
「そうか」私たちは国王陛下アルケイ・シェルエ三世に会っていた。
隣には王女が座っている。
女王様はいないようだ。女王様はいつも私の悩みを聞いてくれたりしてすごく優しい方だ。
今日はいないなんて、、、国王様が私の方を睨むような感じで見てくる
「ひい!」「...すまんな、びっくりさせてしまって」どうしても私には合わない気がして嫌なのだ。
前の国王様は一年前にいなくなっちゃって今の国王様になった。
国王様は男性で王冠をかぶり赤いローブを着て髭がはえている。
「お礼として宝物庫の中から好きなものを取っていいぞ」
「でも国王様から頼まれた依頼でもないのにお礼をもらうなんてできませんよ!」
「いや、これはわたしからの頼みなのです。実はDr.ジグゾーがかなり危険な研究をしていていつ市民に危害を加えるか不安だったのだ。なのでぜひ宝物庫の中から好きなものを取っていってくれ」
「分かりました。ではお言葉に甘えさせていただいてありがたくいただきます。」
「おい、お前宝物庫を案内してやってくれ。私にはまだやる仕事がたくさん残っているものでな」
国王様は王女アイシャに指示を出す
「はい、わかりました、国王様 ではこちらです!ついてきてくださいね」
私達は王女のあとについていく
「はあ、、きつかった」
「ハルカはいつもそうだね、何回もあってるのにまだなれないの」
「えっサクラは慣れちゃったの!」
「まあ何回もあってるからね。まだちょっと怖いけど、、、」
「すごいなあ、サクラはもう慣れちゃうなんて、それに比べてあたしは...」
「そう落ち込まないでください!父上はあれでも君たちのことを一生懸命どう接したらいいか考えてますから頑張ってください」
「わかったよ〜」
王様が頑張っているなら私も頑張らないと!」
「着きました!皆さん、ここが宝物庫になります」
女王が宝物庫を開け中に入れてくれた。私達は宝物庫の中を見て回った
「うわ〜宝物がいっぱいある!」
私は興奮する「それで何を持って行かれるんでしょうか?」女王が言った
「私にはこれしかありません!」
ハルカは魔法の杖を手に取った。どれにするか相当悩んだが一番ほしい魔法の杖にした
「買うとなると高いんだよね魔法の杖って」
「そうなんですね!知りませんでした、ハルカさんはその魔法の杖にするんですね。さくらさんはどうします?」
「じゃあ私はこれにしよっと」
そう言ってさくらは魔法の付与ができる短剣を取った。
「二人とも決まったようですね」
「はい!ありがとうございます」
「そうだ、一つ聞きたいことがあるんですがいいですか?」
王女に質問する。もちろん質問は復活の門についてだ。王女ならきっと知っているはずだ、私はそう思った
「はい、いいですよ。私にわかることなら答えてあげましょう」
「復活の門って知りませんか?カイトを復活させてやりたいんです」
「復活の門??、、、うーん、私は知らないですね。」
「そうですか、王女でも知らないなんて本当に復活の門なんてあるのかな?」
「そうだね不安になってきたよ、、、」
「お役に立てなくてすいません、この王都ではないどこかにあるのかもしれません。世界は広いですからね、そう気を落とさないでください」
「はい、わかりました!王女様、ありがとうございます」「いえいえ、また聞きたいことがあったらいつでも聞いてください」
「では失礼させて頂きますね」
そう言うと二人は部屋を出て行こうとした。
「ちょっと待ってください、二人に協力してほしいことがあるんですけどきいてもらえますか?」
王女が言った「はい。いいですよ」
「ありがとうございます。実は最近魔物が活発になってきているようなのでその原因を調べてほしいのですよ。スタンピードの前兆かもしれないので気をつけてください!」
王女が深刻そうに話す。けっこう焦っているのだろうか?そんなふうにもみえたのは気の所為だろうか?まあいいや、、、
「わかりました。引き受けさせてもらいます」「ありがとう、感謝するわ。」
「それと場所が北の森になるわ」
「それとこれとこれも受け取ってください。これでだいたいの街は入れるわ」袋に入ったお金とパスポート3枚を持っている
「え、こんなのもらっていいんですか!?」
「ええ、大丈夫ですよ。どうぞお役立てください」
「ありがとうございます!」
私達は50000ミルとパスポートをもらった。
これで60000ミルにになったことになる。
「どうか役立ててください。パスポートは街に入るときに必要になるわ」
「わかりました、ありがとうございます、本当に何から何までしてくれて」
「いえいえ当然のことをしたまでです。こっちからお願いしてるのですから」
「じゃあ行きましょうか」
「はい!」私達はお城から出た
「3枚もらっちゃったよ、二人しかいないのにどういうことなんだろう?」
「無くしたときようか、間違えただけなんじゃない」「そっか!」王都へ歩いていく。
お城から王都まではちょっと離れていて行くときは階段をたくさん登らないといけないから嫌なのだ、帰りは楽なんだけどね、、、私達はさっさと降り王都へと着く
「じゃあ馬車に乗って行こっか!ええっと、、、どこだっけ?」
「もう、すぐ忘れるんだから、北の森ってところでしょ!」
「そうだった、ありがと!サクラ」
ハルカは近くを走っていた馬車に声をかけた「すいません、北の森に行く馬車ってありますか?」
「北の森?あそこは最近魔獣が暴れているからね、今北の森へ走ろうとする馬車も行こうとする人もいないんだ。お嬢さんたちも危ないから行かないほうがいいよ」
「そうなんですか、、、忠告ありがとうございます!」じゃあ歩いていくしかないのかな、、、
「それよりお嬢さんたち、私の話を聞いてもまだ行くつもりなんだろ」
私はびっくりした、だって今考えていたことだったのだから
「どうしてわかったんですか?」
「私は思っていることが伝わってくる魔法を持っているんだ」
へえ〜そんな魔法もあるんだ、気をつけないと思っていることが全部伝わっちゃうよ、、、!、まだ誰にもはなしたことない秘密、絶対に隠し通さなきゃ!、、、私が、捕まっちゃうかもしれない、、、よし!何も考えない、考えない!!
「そ、それじゃあ、今考えていることは全てお見通しってわけだね」私は焦る
「どうしても行くと言うのなら北の森から一番近い街まで連れて行ってもいいが、その街からでも結構離れているよ」
おじいさんは私の考えていることには出さなかった、本当に心が読めるのかな?
「お願いします、離れててもいいので乗せてください。サクラもそれでいいよね」
「うん、歩くのも嫌だしね、乗せてってもらおう」「乗りな、お嬢さんたち」
私達はおじいさんが運転する馬車に乗り込む。馬車はゆっくりと動き出しUターンし街の出口へと向かう
「ありがとうございます!乗せてくれて」
「いいんだよ、困っている人は見過ごせないからね」外を見ると道がどこまでも続いていてどこまでも草や木が生い茂っている。サクラは寝てしまっていた。王様の話を聞いてて疲れたのだろうか
「おやすみ、サクラ」
毛布を被せてあげた。きっとそのままでは寒いだろう、にしてもこの揺れ私まで眠くなってきたよ
「ふあぁ〜」あくびをする。まぶたが閉じていく、、私は眠りについた。
「、、、、、、、」誰かの声がする「、、、、、」私は目を開ける「えっ、、、」私は驚いたどこを見ても真っ白だった。「どういうこと、ここはどこなの?」私はあたりを見渡し不安になる「そうだ、これならここを抜け出せるはず!瞬間移動」魔法を使うが何もおきない。「えーなんで発動しないの!」ここでは魔法が封じられているみたいだった。冷静になれ私、今は焦っても仕方ない、今、できることをするんだ。改めてあたりを見渡すがなにもない。不思議な空間に閉じ込められているみたいだ、どこまでもどこまでも真っ白だ。私はとりあえず真っ白な空間を歩いてみることにした、歩けばその先になにかあるかもしれないと思っていた、、、がどこまで行っても真っ白だ「ここは何処なんだろう?、、、」もうどのくらい歩いたかさえわからなくなる。さらに歩いていると何かが見えてきた「あれは、、、人?、、、」私はその場所へ走る「えっ、、、何?あなたは誰なの?」なんと私に似た人が立っていたのだ「 」喋れないのだろうか答えてくれない。左側は私だが右側は顔には斜めに黒い線が何本か入っている、目の色も左右で違うし手や足にも黒い線がいくつか入っていて背中には黒い翼が生えている。まるで悪魔みたいだ。どういうことだろう、目の前にいる私の手を握ってみる「冷たい!」そう思った瞬間光出す「ま、眩しい」とっさに目を閉じた次の瞬間目の前にいる私がありえないほど大きく口を開けハルカを飲み込んでしまう
「はあはあはあ」私が目を開けると元に戻っていた「大丈夫!ハルカ!?」
「大丈夫、サクラ心配かけてごめん!私はなんともないから安心して!」「そうだったらいいけど、、、」私はあの夢をもう何100回も見てきた。12歳の頃から寝ると不定期だけどあの夢を見るのだ。何回も見ているのに未だに怖しすごくリアルだ、、、現実だったか夢だったか分からなくなるぐらいに。それにしても、毎回夢に出てこなくてよかったと思う。毎回出てきたらきっと病んで、生きたくないと思っていただろう
「そろそろ着くぞ、降りる準備をしといてくれ」小さな街がみえてきた。結構寝ていたのかもう暗くなろうとしている「今日はあの街の宿屋に泊まろう!」「そうだね、そうしよう」馬車が街へ入るの門の前へゆっくると止まる「着いたぞ!」「ここまで乗せてくれて本当にありがとうございました!」
「いいってもんよ!」私達が降りると馬車は王都へと帰っていった
「じゃあ、入ろっか」
こうして街へついたハルカたち
あの夢は何だったのだろうか?




