一話 Dr.ジグゾーの企み
みんな気絶してしまった。Dr.ジグゾーは何をするつもりなのか!?
どのくらい時間が経っただろうか? 目が覚めると砂浜にいた...「ここはどこだ?」勇者のカイトくんが言った。
「なんか懐かしい感じがするね!前にもここ来たことあるような」魔法使いのさくらちゃんが言った。「そうか?こんなところきたかな?それよりなんで俺らこんなところにいるんだ?確かDr.ジグソーにチップを埋め込まれようとして……」
「そういえばハルカちゃんがいない!」
「本当だ!あいつはどこにいったんだ?それに俺たちだけしか居ないなんて」周りには誰一人としていない「チップは埋め込んだのかな?」「どうだろ?Dr.ジグゾーに聞いてみないとわからない」特に私達の体におかしなところはない
「それよりあのDr.ジグゾーの仕業だよ!早くハルカちゃんを助けないと!」
「でもいったいどうやって探せばいいんだ?」
「うーん、困ったなぁ」周りを見渡してみるとそこには一枚の紙切れが落ちていた。
「これは何だろう?地図みたいだけど……」そこに書かれていた文字を見て驚いた。
『よく来たな!お前たちが来るのを待っていたぞ!
女を助けたければ中心にある山の中の洞窟に監禁している。そこで戦おう。P.S カイト、お前は絶対に倒してやる』
「どうやら私たちはDr.ジグソーの罠にはまってしまったようだ」
「くそ!まさかこんなことになるとは……」
「とにかく急いでハルカちゃんを救いに行こう!」
「さっきの地図を見た限りだとこの島の中心にある山の中腹に大きな洞窟があるようだ。おそらくそこだろう」
「よし!じゃあ今からそこに行くか!」
「ちょっと待って!それじゃダメだよ。だってここにはDr.ジグゾーがいるんだよ。下手したらまた捕まって殺されちゃうかも」
「じゃあどうすればいいっていうんだ!?」
「落ち着いてよ。まずは作戦を考えなくっちゃ」
私たちは早速行動に移した。
砂浜を出て森の中にある道を歩く。山道を歩いていると、洞窟からDr.ジグゾーが現れた。
「ふっやはりきたか。さて、では早速始めるとするか」
「大切な仲間を返して!!」さくらが叫んだ。
「ふん!誰が返すものか。私の最高傑作は誰にも渡さん!」
「いくぞ!くらえ必殺剣!」しかしDr.ジグゾーはそれをかわすと、
「そんなもの効かないわ!喰らえ!メガトンパンチ!」
「ぐあっ!痛い!なんだこれ!?」
「ふっ!教えてやろう。それは超合金製のグローブだ!どんな攻撃にも耐えられる優れものだ」
「くっ!ならばこれでどうだ!ウインドカッター!」
「無駄なことを。そんなものがこの俺に通用するか!メガトンキック!」
「ぐっは....う、動けない...」強烈なキックがカイトの腹に当たりお腹を苦しそうに抑えながらうずくまった。「水の十字架」Dr.ジグゾーがそういうと水が出てきて十字架がつくられる。十字架にはカイトがはりつけられている。「なんだ、これ。水なのに頑丈で取れない」
「カイト!!!」
「そこで見ているんだな!あの女が死ぬところを見せてやる!そしたらお前を殺してやからよ」
「私はそう簡単には倒せないわよ!ダークネスカッター!」
「ふん、こんなもので私が倒せるとでも思っているのか!メガトンパンチ!」サクラに直撃する
「うっ!!そんな!足に力が入らない……」「ふはははは!いい気味だな。だが残念だったなお前はあそこの奴のようにはいかんぞ!なぜならお前は私の実験につきあってもらうからだ」
「どういうこと!?なんで私がそんなことしなくちゃいけないのよ」
「つまり、お前は私の強制的に実験台になってもらうんだよ」
「嘘よ!どうして私に……?」
「お前は特別な存在なのだ。おかげでいい実験結果が出そうだよ!コントロール」Dr.ジグゾーがそう言うと簡単にサクラが操られてしまった
「お前、そんなこともできるのか」「ああできるとも、恐ろしいだろう仲間にころされるなんて!さて、おしゃべりはこのくらいにしてそろそろとどめをさすとしようかな」不気味な笑い方をしている「さあ、あいつを殺すのだ!」サクラが十字架にはりつけられているカイトの方へ歩いていく「やめてくれ、サクラ!同じパーティーの仲間だろ!こんなに簡単に操られていいのか!!」カイトは必死にサクラのことを止めようとするが操られているからかサクラには聞こえていないようだ。カイトの前まで行き剣を上げる「待ってくれ、サクラ、俺だよ!わからないのか、ずっと仲間だったじゃないか!!」「............」サクラが動きを止める「すごい!サクラ!!操られているのなんて打ち消してしまえ!」「ふっ、無駄なことを、あいつを殺すのだ!!」サクラが剣をカイトに向かって振り下ろす。くそ!あともう少しで解けそうだったのにと思いながらぎゅっと目を閉じる。「......何も痛くない???」目を開けて見て見ると剣がカイトの頭の上で止まっていて剣は震えている。必死にサクラが抵抗しているのだろうか?「いけ!そうだ、そうだよ。Dr.ジグゾーの言うことなんて聞かなくていいんだよ!!」カイトは励ます「やはり、こうなってしまったか。そのまま殺してくれればよかったんだがな。そうすればもっと恐怖が見れたのに。仕方ない私が殺してあげるよ」Dr.ジグゾーはこうなることがわかってたみたいだ。こいつ狂ってやがる
「殺させない!!」Dr.ジグゾーが指を鳴らすともう1つ十字架が出てきてサクラがはりつけられる。サクラが操られていたのも解除されたみたいだ
「な、何がおきたの?手が抜けない!?」サクラは混乱している「サクラはDr.ジグゾーに操られていたんだよ」「う、嘘そんなに簡単に!私、カイトに何もしてなかった??」「大丈夫だったよ」「よかった...」「話しているところ悪いが殺させてもらう!残念だったな」「いや……来ないで!」
「安心しろ。すぐ楽になる」Dr.ジグゾーはサクラに近づいていった。
「やめて……お願い……誰か助けて……」
「誰も助けになんかこないさ。さあ覚悟はできたか?」
「いやー!」涙を流している
「死ね!」Dr.ジグゾーがさくらを殺そうとしたその時、
「いっけーーー」カイトが剣と一緒にDr.ジグゾーに向かって飛んでくる「な、なんだと!?」Drはよける暇もなく腹を飛んできた剣で貫いた。
「ぐはぁ!貴様なぜここにいる!あの時確かに貼り付けたはずだぞ!あれは普通の人では抜けられないはず」
「悪いな。俺は確かに動けなかったさ。でも魔法を使って抜け出せたんだよ。時間がかかったから間に合うかどうか不安だったけど間一髪間に合ったんだよ」
「ば、馬鹿な!戦士だったら魔法は使えないはず」「まあ、俺はちょっと使えたんだよ」サクラのはりつけもとけている「くそ!こうなったら今度こそ本当に殺してやる」Dr.ジグソーは腹を抑えながらカイトに襲いかかってきた。
が、しかし「もうさせない!」サクラが呪文を唱えた。するとDr.ジグゾーの体が氷に包まれた。
Dr.ジグゾーが固まって動けなくなっている
「やったか?」「うん!倒したみたい!」
「よし、じゃあ急いでハルカちゃんを助けに行くか」「そうだね!」私たちは洞窟の奥へと向かった。
「ここか……」
「多分そうだと思う」
「じゃあ入るか」
「待って!」
「どうしたんだ?早く行こうぜ」
「何かおかしいよ。だって何か魔力がここだけ濃い気がする、、、それに空気が淀んでるような感じがするし……」
「とりあえず入ってみようぜ!」
「ちょっとカイト危ないよ」
「大丈夫!きっとなんとかなるから。それにこの奥にはハルカがいるんだろう?入るのを躊躇う必要はないだろう!」
「分かった。気をつけていこう!」私たちは恐る恐る中に入ってみた。
そこには……ハルカがいた。
「サクラ カイト!!助けに来てくれたの!?ありがとう!」
「ハルカ、無事だったか!」ハルカの拘束魔法を解く「なんで、傷がないの?」サクラは不安そうに私の体を見ている「実はやられるかもしれないと思ってこっそり体に回復魔法を用意していたんだ。傷ができたら発動するようにしてね」「さすが、ハルカだね!」
「まあ、よかった!本当に良かったよ!」三人は喜びあった。
「よしじゃあ帰るか!」
グサッと鈍い音がした「グハッ!......」口から血を吐いて倒れていく「えっ......」 「きゃああ!ーーーー」
「カイトくん!」私は服の袖を破り必死になって破った布で止血し回復魔法をかける「水の天使」回復魔法をかけているが血がどんどん溢れてくる...「ねえ、なんでこんなことになっちゃったの...!」私は必死に泣き叫ぶ。「なんでカイトがこんなことにならなければいけないのよ!!お願いだから死なないでよー!!、???もいなくなったのにカイトまでいなくなったら私、もうどうしたらいいかわからないよ!ねえ、カイト?起きてよ!、起きてよーーー!!!」途中から気づいてた。もう言っても起きないってことに。でも、もしかしたら、もしかしたら起きるかもしれない。だから私は叫んだ。でも無理だった。もうどうしたらいいんだろう?私は慟哭していた
わざとらしくDr.が咳をする「最後の別れをしているところ悪いが、、、最初から変なことをせずにこうしてカイト殺しておけばよかったんだよ!!ちなみにさっきのは私のコピーだ!」本物のDr.ジグゾーは影魔法で洞窟に隠れていたのだ「卑怯だよ、正々堂々勝負しないなんて!」
「絶対に許せない!カイトを殺してしまうなんて!!」私は怒りと悲しみで感情が湧き上がってくる。カイトは間に合わなかったのだ、私は回復魔法をかけるのをやめ攻撃に専念することにした
「さて、次はお前たちもカイトのようにしてやる!」
「くっ!仕方ない!戦うしかないのか」
「その通りさ!」
「でもあなたたち二人だけで勝てるのかね?」
「やってみないと分からないよ!」
「ふっ。どうせお前たちは死ぬ運命にあるのだ。おとなしく私の実験台になるがいい!!」
「行くわよ!ダークネスカッター!」
「効かないと言っているだろう!メガトンパンチ!」
「そんな!うっ……足に力が入らない……」
「ふっ!さっきの仕返しだ!喰らえ!メガトンキック!」
「ぐはっ……痛い……苦しい……」
「まだまだこれからだ!メガトンチョップ!」
「ぐっ……うっ……」
「どうだ!参ったか?」
「まだよ!ウインドカッター!」
「無駄だと言っているだろう!メガトンパンチ!」
「うっ……そんな……」
「ふはは!これで終わりだな。では死ね!」
「くっ!ここまでなのか……」
「そうだ、詠唱したらいいんじゃない?」「確かに詠唱したら威力が強まるって聞いたことあるし」私達は最後の力を振り絞った。
「二人で魔法を合わせればきっとたおせるはず!!」
「「精霊よ、我らに力を与えたまえ!闇魔法ダークネストルネードーーーー」」「ぐっ……なんだこの力は!」とっさにバリアを張るが抑えきれずに壊れていく「ま、まさかこんなことが……うわぁー!!!」魔法がDr.ジグゾーの体を突き破り倒れていく。体には大きな穴が空いていた
「やった!勝ったよ!」
「ふう、一時はどうなることかと思ったけどなんとか倒せたな」
「そうだね。それよりカイトが……」
「え?あっ本当だ。もう……」
「ごめんなさい、ごめんなさい……私がもっとしっかりしてたら……」
「サクラのせいじゃないわ」
「そうよ。あなたはよく頑張ったと思うわ。カイトのことは残念だったけど...」「うん、ありがとう。」私達はカイトの体を土に埋め墓を作った。墓には「カイト xxxx〜xxxx 魔法戦隊プッシュ」と書いた。「カイトありがとう、そしてごめんね、守ってあげられなくて、また来るねカイト」私達はカイトに別れを告げた「そうだ、この世界のどこかに復活の門?ってところがあるらしいよ」「えっ、じゃあカイトを生き返らせることができるかもしれないの?」「古い本にはそう書いてあったよ」「じゃあ生き返らせることができればいいね!」「そうだね、それまで待っててね、カイト!」私はそのことを信じ絶対に見つけてやると思った
「じゃあ早く戻ろうか」「そうだね」「ねえサクラ」「なに?」
「もしよければまた一緒に旅をしないかしら?一人だと心細いし……」
「もちろん!私もそうしたいと思ってたところだったから!」
「じゃあ決まりね!」
「これからもよろしくお願いします、ハルカ!」
「こちらこそよろしくね!、サクラ」
こうして私はカイトという大事な仲間を失ってしまったが悪者を倒したのだった。
「まずは国王様に報告だね!」
こうしてサクラとハルカは国王のもとへ報告に向かうのだった...
「Dr.ジグゾーのやつ死んでしまいましたよ。ボス!www」
「まあ、笑うのもそのへんにしとけ、まあ一人で行くなとあれほど言ったのに行ったんだからな、まあよい、あいつは我らパーティーの役に立ったんだからな」
女の人でいかにもボスという感じの人だ
「すみません、ボス」
「あいつが役に立ったんですか!?」
「魔法戦隊プッシュが我がパーティーに驚異であることがわかったんだ」
「早めに見つけられて良かったですね」
「すいません、ボス研究、終わりました。」
「ご苦労だったな。では早速使って見るとするか。おいコロコ、コロコはいるか」
「はい、ボス!何でしょうか?」
こいつは魔法属性を全て使えるすごいやつだ。
精霊と契約している女の子だ
「街から離れたところにこの石碑をおいてきてくれ」
「わかりました、おいてくればいいんですね!」「そうだ」こうしてコロコはボスに言われ石碑を置きに行くのだった...
一話終わり




