20話ー1 おかしくなってしまったサクラ
脱退したいと打ち明けたサクラ。
ハルカ達のパーティーは一体どうなってしまうのか…!?
「私、街へ戻ったらパーティー脱退したい」
え………!? 嘘………………
「え!?サクラ、どう言うこと??」
私、ハルカは困惑していた
急だしどうしてここで
何か不満なことでもあったのかな
考えていると叫ぶ声が聞こえた
「ちょっとモンスター来てるよ!」
アカネがモンスターが来ていることを教えた
見ると奥から少しずつモンスターが来ている
「アカネ、コロコちょっとサクラと話したいから前に出て戦ってくれる?」
私は2人にお願いした。
「わかった!サクラにちゃーんと話し聞いといて!」
すぐに引き受けてくれた。
みんなも急にこんな話が出てきて心配みたいだ
「ねぇ、サクラ」
「う、そ?
…
…
…」
サクラはそう言いながらコクッと首を右にした
「サクラ、何?ちょっと怖いよ…
え?冗談だよね??」
私は怖かった。
そのサクラの声は雑音が入っていてまるで機械みたいだ
ある一つの問いが頭をよぎる
あのモンスターテイマーって人間も操れるのだろうかという疑問が。
いやいやそんなことないよね。
だって「モンスター」テイマーだからモンスターじゃない人間を操れるわけないよね
サクラが口を開く
「嘘は悪じゃない。心を守るための魔法だよ
嘘は悪じゃない。心を守るための魔法だよ
…は悪じゃない、心を守るための魔法………
蜉ゥ縺代※窶ヲ」
最後の言葉は何を言っているか聞き取れなかった。
!?!?!?途中から何言ってるか聞こえない。
サクラほんとにどうしちゃったの
わからない、わからない…
こんなになっているサクラを私は見たことない。
こんなところでおかしくなったということはあのモンスターテイマーが怪しい!
私はそう思い始めたが最後の望みをかけて私はサクラにもう一度質問する
あのいつも優しくてみんなから慕われているサクラがこんなになってることを信じたくなかったからだ。
えっと何か私たちに話したくないことあるの?
「………」
「後で絶対聞くから、とりあえずついてきて!」
そう私が言うとサクラはついてきた
よし、とりあえず今は話す言葉がおかしいだけで私たちにしっかりとついてきている
とにかく、今は迫っているモンスターを倒すのが先だね。
コロコやアカネちゃん達に任せっぱなしで迷惑になっている
私は前へと出た、モンスターを倒しながらゆっくりと進んで言った
少し後ろに下がったアカネはゆっくりと口角を上げ笑った。
サクラ、1時間前
お母さんたちを見つけるため探そうとしていた
私たちはもう一度薄暗い家の中へ戻った
戦った後なので敵の亡き骸がごろごろとあった
私は見たくなかった
「てことはさ敵の亡き骸がないところを探せば見つかるんじゃない?」
アカネが閃いたように言う
「アカネ天才じゃん!みんなそんな感じで探してみてくれる?」
「わかったっ!」
私たちは部屋一つずつ開けれる扉は全て開けて探した
うーん、、、ここもいないよね
「あれ?あそこの部屋電気ついてる?」
見える範囲に私たち4人はいた
消し忘れ??
不思議に思った私はのぞいて見ることにした
私は近づいてそっと扉を開け中に入った
「誰もいないの?」
部屋の中を見渡すが誰もいなかった
私が不思議に思った感情は間違いだったみたいだ
パチン。
電気を消した。
真っ暗になって扉から光が漏れ出している
私はその方向に向かって歩こうとした
その時だった。
何者かに口をハンカチで抑えられる
声を出そうとした。「ん〜んんん、んんん」
したのだが男の人であろうハンカチを抑えてる手は力が強く「助けて」の声は出なかった
そうしている間にだんだんと意識が遠くなっていく。
つらかった
しんどかった
息ができなかった…
私は意識を失ってしまった
「やってやったね!お兄ちゃん!」
嬉しそうにゆいちゃんが言った
「ああ!
るなという子が偽物で何者かに変わったのは少々びっくりしたがその混乱に乗じて逃げ出せたのはよかったな!」
「うん!お兄ちゃんが逃げるの見たから私たちは先に街に戻ったって催眠かけておいて正解だったね!」
「そうだな、よくやってくれたな。いるはずもないお母さんをいつまでも探してるからもう大笑いだな」
2人が高らかに笑った
「というか私たちの声とか子どもっぽくした仕草に騙されちゃって!あの必死な顔!」
「まさか雇っておいた悪者達を全員倒してしまうとは予想外だったが計画通りだ。
まあ、そんなことはどうでもいい。床に転がっているこいつを使ってあの強そうなリーダーの首をさっさとボスに差し出すだけだ」
「全部聞いたわよ!私たちの優しさをそんな風に使って!まさか全てが嘘だったなんてね!!
許せないハルカは殺らせないんだから!」
サクラは口を開け大きな声で喋った
そして体を起こそうとしたが
身体が動かない
「チッ!おっと〜、まさか喋れるとは…薬が弱かったか。まあ、体が動かないのではどうにもならないだろ?そんなんでどうやって守るって言うんだね?」
「くそ!なんで動かないの?私の体動いてよ!!」
そこへゆいちゃんが駆け寄る
「ねえ、あなた。さっきから聞いていればムカつくんだけど誰に向かってそんな口聞いてんの?」
サクラのほっぺを叩きつねった
「痛い、痛い!!ハル…」
「おっと、それ以上、大きな声を出されたら困るんだな」
あおがサクラの口を塞いだ
「ゆい、そろそろ始めようか。」
「はーい!呼ぶね!ねえ、モンスターテイマー?」
ゆいがそういうとどこからか現れる
「はい!どうしましたか?お嬢様。」
「この床に転がってるサクラって子、テイムして操ってしまって」
「了解しました。」
モンスターテイマーは何やらサクラのもとに魔法陣を準備し始めた
「ねえ!やめてよ!私ハルカを殺したくないっ!」
「残念ながら無理な願いだね。私たちもこの任務に失敗すると殺されてしまうものでな
パーティーが強くなりすぎてしまったことを悔やむんだな」
「じゃあまたね〜"転生者さん“」
そう言い残し2人は去っていった。
!?なんでそのこと知ってるの…?
私はびっくりした
どこからか情報が漏れたのかもしくは味方だと思っていた人が敵だったか
ああ、どんどん意識が遠くなっている
ハルカ逃げて…私はそう祈った。
もはや人間をテイムするなんてモンスターテイマーではない。
数分後
「おーい。サクラ〜、ここにはいないみたい。次行くよー!」
ハルカがドアの方から顔を覗かせる
サクラはこくりとうなづいた。
ついに20話目っ!✨
復活の門まであと少しです!
(右ハルカ、左コロコ)
「あれれ、サクラ大丈夫かな?」
「テイムされてたみたいだしどうなっちゃうの〜?」
「ほんと心配だね。特に私が…殺されちゃいそうで、、、」
「サクラやハルカ達がどうなるか気になるけど全ては次回!」
「またね〜」
※ただいま不定期で投稿を続けておりますが次回まで1ヶ月〜2ヶ月ほど空いてしまいます。
なかなかに忙しくて、、、ごめんね。
話は続けていくつもりなので続編を楽しみにしながら待っててね




