一話 Dr.ジグゾー
ハルカたちの前に現れたおじさんはいったい誰なのか!?
「あなたは誰ですか!?もしかして敵??」警戒体制になった
「私の名前はDr.ジグゾーと言います。ここの屋敷に住んでいるんですよ」
「ごめんなさい、勘違いしてしまって、、、」「いいですよ、私が先に言っておかなかったのが悪いんですから」Dr.ジグゾーと名乗る男が優しくて良かった、私はほっとするそう言ってDr.ジグゾーが頭を下げてきた。
「あの、もしかしてその武器を作った人なんですか?」
「はい。実はそうなんです」
やっぱり! 凄いなこの人。さすが研究者のしているだけあって天才じゃないか。
「それにしてもなんでこの宝箱からでてきたんですか?」気になって聞いてみると、どうやら宝箱と魔法陣に特殊な仕掛けがあるらしくその仕掛けによってランダムでレアアイテムが出現するらしい。しかも一度出現したものは二度と出ないという仕組みだ。
なるほど〜だからモンスターを倒したから宝箱が出てきたのか
しかしどういう仕組で出てきているのだろうか?私は気になった
「あの宝箱の仕組ってどうなっているんですか?」
「それはあなたたちにも教えられないよ」「え〜そうなんですか?」ちょっとぐらい教えてくれても良かったのに、私は少しがっかりした
「ところででこの武器は何に使うものなんですか?」
「これはボウガンと言って遠くにいる敵を攻撃するための武器なんだ。他にもたくさん種類があってボウガンにも色々なタイプがあるんだよ。例えばこちらのタイプは連射ができるタイプです。このように複数の弾を同時に撃てるものもあれば一発ずつしか打てないものもあるんだ。それとこっちのタイプのボウガンは射程距離が長いのが特徴です。それから……」
うわあー長いなあ……
なんかマニアックすぎてよく分からないや。
とりあえず私たちには使えないってことだね。売っちゃおうかな、、、
「わかりました。この武器の使い方を教えてくれてありがとうDr.ジゲゾー」「この街は初めて来るのかね?」私とそっちの男の人が初めてなんです」「そうか、何かわからないことがあったらここに聞きに来るといい」「ありがとうございます!一週間ぐらいはこの街にいるので聞きに来るかもしれないです」
そうしてこのおおきな屋敷をあとにしたのであった。
「今日はもう遅いし帰るか」勇者のカイト君が言った。
「うん。そうだね。帰ろうか」魔法使いのさくらちゃんがうなずいた。
私たちは宿に帰ることにした。
3人が帰ったあと屋敷の研究所では...
Dr.ジグゾーが薬品を混ぜながら今日会った魔法戦隊について考えている。あの魔法戦隊プッシュの仲間にいた男は見た目は変わっていたが確かにその男は昔私の師匠を殺したやつだった
〜回想〜
私が10歳ぐらいの時だ
師匠に教わってもらっている。街の中央にある噴水に座って話をしているのだ。
「師匠、この魔法はどうやって使うんですか」「ええっと、この魔法は、、、」
「お前だな、何の罪もない人を殺したのは!」
師匠の話を遮ってカイトがきつい声で喋る
「お、お前はあのときの」
カイトが魔法を師匠に向けて撃とうとする
「ま、まて、ここには人がたくさんいる、周りの人に被害が出てもいいのか!この街を出て殺らないか!!」
「そ、そうだな今回は貴様の言うことに従おう」お前はここにいてくれあの野郎を殺してすぐに帰って来るからな」
「わかった、絶対に帰って来てね」
「絶対に帰って来るから待ってろよ!」
そう言うと街の門へと男と歩いていく。 、、、何時間、何日立っても師匠が戻ってくることはなかった。きっと戦いに敗れてしまったのだ私の家族だった師匠は...
〜研究所〜
「師匠の敵を殺すときが来たようだな!そうだ、この研究を完成させて絶対に.....ヒッヒッヒ!」不気味な笑い方をしながら研究を進めていた
次の日私たち三人は街へ出かけた。
昨日の武器を冒険ギルドで売ってみるつもりなのだ。
街にある冒険者ギルドについた私たちは受付のお姉さんに声をかけた。
「すみません。この武器を売りたいのですが買い取ってもらえるでしょうか?」
するとお姉さんは「はい。大丈夫ですよ」と言った。
よかった! これでお金が手に入る! 私たちは安心して武器を引き渡した。
「それでは査定をするのでしばらく待っていてください」
そう言われて私たちは待つことにした。
「そういえばさっきの受付の人めっちゃ美人だったよな」勇者のカイトくんが言った。
「そうだね!綺麗なお姉さんだったよね!ってあれ? そう言えばハルカちゃんはどこにいるのかな?」
魔法使いのさくらちゃんがあたりを見渡しながら言った。
「本当だ。さっきまで一緒に居たのにおかしいな。トイレとかじゃないのか?」勇者のカイトくんが言った。
そのころハルカは...
「うーん。ここはどこだろう?はっ...私、悪そうな人に頭を殴られて気絶してたんだった!」
私はうつ伏せになって気絶していた。
私はとりあえず座って考えてみた
「でもいったい誰が私を襲ったんだろう?後ろから殴られたし顔もよく見えなかったや」
とにかく早くここから逃げないと、よし!そうと決まれば出口に向かおう!私は立ち上がり出口を探し歩き始めた。
そのころカイトたちは「10000ミルになります。どうぞ、お受け取りください」やったーーこんなにもお金がもらえるなんて!
「そういえばハルカまだ帰って来ないね」「心配だね...電話をかけてみるか」私は魔法を使った「テレフォン」すると青い魔方陣が出てきた、これで電話をかけるのだ。魔方陣がくるくる回りハルカと電話につながるのをを待っている
ハルカのもとに通話用の青い魔方陣が出てきた。すぐに電話がきたと気づき声を出す、助けてほしいと伝えるのだ
「もしもし! 助けて! さっきのDr.ジグゾーに...」ザーザッザッーーーーー音が途切れてしまった、まだ話している途中だったのに。
魔方陣が少しずつ消えていく
「悪い子だね〜電話するなんて妨害魔法をかけさせてもらったよ」
Dr.ジグゾーがあらわれた
「まだ、話している途中だったのに、もしかしてあなたが私を殴ったの?!」
「そうだね~私が殴ったんだよ」
「ひどい!なんで私を殴ったの!!」
「計画遂行のためだよ、やつを殺すには、ね」
「やつ?」「おっとこれ以上は教えられないな」
それを聞くとハルカがDr.ジグゾーをめがけパンチしようとした
「おっと、君はそこでおとなしくしといてくれ」そう言いながら一瞬で手足をロープで拘束する、口にはどうやったのかはわからないがテープが貼っていて喋れない。
なにか、魔法でも使ったのだろうか
「んっーーんーんっーーー」
私は必死に抵抗するがロープはちぎれない「助けがくるまでそこでおとなしくしておくんだな」そう言うとDr.ジグゾーは奥の部屋へときえていった
ハルカは敵に捕まってしまったのだ。いったいどうなるの!?




