17.5話 番外編 クリスマスストーリー
25日ということでクリスマスストーリーを書いてみました!
このお話は12月25日、一軒家の少しおしゃれな家にいる時の朝こと…
「ねぇ!起きて〜起きてよぉ〜」
ハルカの声で私たちサクラ、コロコ、ルナちゃんは目が覚める
今回の主要なメンバー達だ
「ん〜何〜?今日は休みでしょ?」
「今何時なの〜」
「8時だよ!ほら早く起きて!」
なんだかハルカが妙にわくわく、そわそわしてる
「今日なにかあったなの〜?まだ寝てたいなの」
そう言って布団に潜ろうとする手をハルカが掴む
「まあまあ、今日は私にとっては大事なことなんだよ!」
ルナちゃんはしぶしぶ起きた
「わかったなの。起きたらいいなのね」
「ありがと!分かってくれるじゃない!
ほらルナちゃん起きたよ!
2人も早く起きて!!」
「ん〜…わかったよ」
2人も起き下にあるリビングに下りる
そのにはハルカが作ったであろう朝ごはんが並んでいた
…
「「いただきます!」」
朝ごはんを食べてるときだハルカが言い出す
「ねえ、みんな今日は何の日かわかる?」
「?なんの日なの〜」「私も分からないわ」
ふふっ!ルナちゃんとコロコは知らないよね
そもそもこの世界にはそんなものないのかもしれない…
けど私はこの日がきたらやろうとずっと思っていたのだ!
楽しみだな〜
「サクラは分かるよね!」
「そうね!この日と言えばこれしかないよね!」
「じゃあせーのっ!で言うよ!」
「わかったわ!」
「せーのっ!」
「「クリスマス!!」」
「くりすます……?」
「くりすますっていったい何をするなの??」
えっと…これはどうやって説明したらいいんだろ?
確か私たちが前いた世界、地球ではキリスト教のお誕生日だっけ?
「んっーとね、神様!私たちの故郷では神様の誕生日を祝う日なんだよ」
「へぇ〜そうなんだね!」
「まぁ祝う日って言われても何するか分からないよね
ちょっと豪華なご飯を食べたり部屋を飾ったりするんだよ!」
「あと、欠かせないのはプレゼント交換だよ!」
「もしかしてハルカ…プレゼント交換したいからクリスマスするんじゃないでしょうね!?」
「え…!?いや…そ、そんなことはないんだけどな〜」
「この反応…やっぱりそうなんじゃない!」
「まぁいいじゃない!プレゼント交換だけじゃないんだから!」
「まぁそうね」
さすがサクラ…私のことわかってるな〜
「はい」
サクラがパチンっと手を叩く
「クリスマス。やるんでしょ、ハルカ
そんなぼーっとしてないで早く何するかルナちゃんたちに教えてあげてよね」
「うん!
じゃあまず2人にはプレゼントを買ってきて貰おっか!」
「待って、ハルカ。私もプレゼント買ってないんだけど」
「そっか!」
てっきりサクラ買ってきてるんだと思ってた
「じゃあ3人で買ってきて!
私がその間に飾り付けしておくわ!」
「わかった!ハルカ飾り付け任せたよ!」
「うん、そうだ!サクラ買い物行くついでにクリスマス料理の具材買ってきてくれる?」
「わかったわ」
「では!買い物行ってきます〜!」
「はい!行ってらっしゃいませ!!」
プレゼントを買う3人はお店がいっぱい集まっている市場みたいな所に行った
「ねぇ〜何買うか決めてるなの〜?」
「私はまだ…見て決めようかなって」コロコは迷っているようだ
「そっか〜
ねぇ〜〜サクラ〜どういうの選んだらいいなの?ルナ初めてで…こういうの分からないなの」
ルナちゃんは相当悩んでいるようだ
「う〜ん、まぁルナちゃんが買ったものなら誰にあたっても喜ばれると思うよ!
多分見てたら、これだっ!って言うのがきっと見つかる…はず!だからちょっと商品見てそれでも決まらなかったら私が助けてあげる!」
「わかったなの!ルナ探してみるなの!」
「うん!」
私、サクラは手が寒くなってきたのでポケットに手をいれた
あれ…そういえば…?
「ねぇ、誰かお金持ってきた人いる?」
「持ってないなの」「私も持ってないわ」
「えぇ〜〜!やば!お金忘れちゃった!」
「大丈夫なの?」
「私、ちょっと取りに帰るね。
2人は商品見てて」
ハルカに急に頼まれちゃったからうっかり忘れちゃってた〜
サクラは走って家に取りに帰った。
その頃ハルカはと言うと…
よし!無事3人を見送ったことだし飾り付け、飾り付け〜
「するつもりだったから飾り付けは買ってあるんだよね〜!」
家の物置の奥の奥から引っ張り出した
クリスマスツリーに似せたのやクリスマスっぽい飾り付け、装飾なんかを次々に飾っていった。
っぽいものとはどういうことかと言うとこの世界にはどうやら「クリスマス」ってのは存在してないっぽいからならべくクリスマスっぽいのを買ってきたつもりだ
そんなこと思いながら飾っていく
ついでに掃除もしながら…
10分後…
「ふぅーこんな感じかな!」
ぐるーっと部屋を見渡す
家がクリスマスっぽい装飾に綺麗に飾り付けされている。
買ってきた時はどうなるか不安だったけどちゃんとできてよかった〜
「あとはサクラ達が帰ってくるのを待つだけだね」
一息つこうと椅子に座った
机に置いていた飲み物を飲もうとした時だった
私は机に置いてあるあるものが目に入った
「財布…あれ!?これって……サクラが持ってなきゃダメなやつじゃない!?」
忘れていったのだろうか?
「早く届けなきゃ!」
一息なんかついてる場合じゃなかった。
あ〜もう!私ったらなんでもっと早く気づかないの!?
ずっと机の上にあったのに!
私は財布を届けること一心であとのことをな〜んにも考えず急いで財布を持って家を飛び出した
上着も着ずに
走った、走った
道を1つづつ見て行きながら
「はっ、はっ、はぁ〜」
息が切れ道の真ん中で止まる
「しんどぉ〜」
というか飛び出したのはいいものの…
サクラはどこに向かったのだろうか?
市場?、それともどこかのお店…?
私はこの街にそこまで詳しいわけでもなくサクラがいつも行くお店さえ聞いたことがなかった
私はどこに行ったのか検討さえつかなかったのだ
「とりあえず市場に…!」
その時だったまさかの市場の道の方からサクラが走ってくるではありませんか!
「サクラ!!ちょうどよかった!
財布持ってきたよ!」
「ありがと!持ってきてくれて
じゃあまたあとで!」
と手を振って市場へと帰って行った
「寒〜〜〜!」服ぐらい来てくればよかったな
そんなことを思いながら家へと帰った
「さぁーて!あったかい飲み物でも飲みながらゆっくり待つとしますか!」
30分後…
ガチャっとドアが開く
「「ただいまぁー!」」
「みんなおかえり〜」
少し大きな袋に入れてみんなが帰ってきた
「うわぁ〜〜!すごい!すごいなの!
なんかお部屋がキラキラしてるなの!」
「すごいね!」
イルミネーション電飾のことだろう
これもそれっぽく作っただけだったのだが見たことなかったみたいでコロコとサクラは嬉しそうにしてた
「ハルカ、すごいじゃない!
この世界にあるものだけでクリスマスを再現するなんて!!」
「ふっふっ〜いろいろ頑張って考えたんだからね!」
いや〜クリスマスの飾りなくてあるものだけで作らなきゃいけなかったからめっちゃ大変だったんだよね
みんな喜んでくれてよかった〜
「そうだった!料理作ろっか?
もうすぐお昼なるし夜のご飯も作りたいしね!」
「そうだね」
「私は料理一切わかんないからサクラに聞いてくれると助かるかな」
「わかったなの!」
「それで何作るんですか?」
「今日作るのはフライドチキン、シチュー、ブッシュドノエルだよ!」
「どれもめっちゃおいし〜んだよ!」
サクラが説明しハルカがどんなものなのか説明する
「どれも聞いたことないなの!
どんなのか楽しみなの!!」
「よし!じゃあ作ってくよ!」
サクラの指示で料理を作っていく
「サクラ〜この野菜はどうやってきるなの?」
「はいはい!ちょっと待って〜
今、そっち行くね」
「これはねこうやって…」サクラが私が包丁を持っている手を優しく握ってくれて教えてくれた
「サクラ〜これはどのくらい入れたらいいの?」
「はい、コロコちょっと待っててね」
「じゃあルナちゃんさっき言ったみたいに切っててくれる?」
「はいなの!」
ルナちゃんの元を離れサクラはコロコの元へ行った
「えっと、これはね〜…」
一方ルナちゃんと同じで野菜を切ることを任されたハルカは…
「う〜んなかなか難しいな…」
料理はいつもサクラに任せてたからこんなに難しいものだとは分からなかった…
「ああ、もうハルカ!それはそう切るんじやないから!
ちゃんと縦に切って!!」
「わかった…」
サクラはルナちゃんやコロコに教えていて私への対応が雑な気がする
「私だって料理ほとんどやったことないのに」ボソッと呟く
「うん?ハルカなんか言った?」
「ううん、なんでもない」
私はここで言えなかった
「料理をやったことがない」と言うことを…
それからも何回か注意され続け…
ハルカがシチューを混ぜていた時だった
「あ、それちゃんと端まで混ぜといてよ!
それじゃあ真ん中しか混ざってないでしょ!」
「ああ!もう!」
ついに限界が来て混ぜていたヘラを投げてしまった
「どうしたの…?ハルカ??なにか嫌なことあった?」
「どうしたのじゃないよ!初めてなのに!!私、初めてなのに!そんなにきつく言われて分かるわけないでしょっ!!」
「え…そんな、待って待って…」サクラがなにか言おうとしていたが怒りは収まらす私は続けた
「ただ入れてとか言われてもどうしたらいいかわかんないし!、どう切ればいいとかそんな専門的なこととかやったことないからわかんない!
もうそんな否定的なことばっかり聞きたくない!聞きたくないんだよ……!!
少しはこっちの事も気にしてほしかったし、
そんな注意ばっかりされて楽しくないし…!もう料理なんか…料理なんか嫌!嫌なんだよっ!!」
私の目からはいつの間にか涙がボロボロ出てきた
「ハルカ大丈夫なの…」ルナちゃんが優しく話しかけてくれた
「……ルナちゃん、、、もうほっといて!1人にさしてよ~!」
だが私はもうどうしたらいいかわかんなかった
とりあえず1人になりたいと思い家を飛び出してしまった
何も考えずに私は走りに走った
…
市場を超え家を超えた
気づくと街の端っこまで来ていた
廃墟や緑いっぱいで人一人すら居ない
「あーあ、私何やってるんだろ…」
私はあほらしくなってきた
今思えば私が悪いまであるのだ
私が料理出来ないってことを言えない私が悪いのだ
そんなことも喋れない私ってもういる意味なんてない。よね…
「はぁ〜あ、寒。
私またやっちゃった…服ぐらい来てくれぼよかったな」
「おお!こんな所に人がいるとは」
ん?何、まあこんな所に1人でいたら少し目立つか…
「ちょっとそこのお嬢ちゃん?少し聞きたいことがあるのだが…」
振り向くとそこにいたのは、、、
ハルカが出ていったあと家では…
すこし沈黙が続いていた
「やっちゃった…これって私がハルカに強く言い過ぎちゃったからだよね
ハルカにもっと気つけていればな〜」
気持ちに整理がついたのかサクラが話し出す
「そんなことないなの!
きっと話せば分かるなの!」
「私もそう思うわ!」
「ルナちゃん…サクラ…そうだよね!
まだ何も話してないのになんで諦めてたんだろ」
「なの!みんなの意見がまとまったところでハルカを探しに行くなの!」
みんなの意見がまとまった頃ハルカの方はと言うと…
なんとサンタの格好をした知らないの男の人が話しかけていた
「市場はどこにあるか分かるかね?」
私は格好に少しとまどったがすぐに答えた
「分かりますよ!」
「そうか、それはよかった!
どっちの道に行けばいいかな?」
「えっと…それはあの道を…」
教えるより私が案内した方が早いよね?
戻らなきゃだしね
「いや、私が案内するよ!」
「え…あ…ありがとう」
私は市場まで案内してあげた
…
「もうすぐ着くからね」
「おお!それはよかった」
そう言うとおじさんはニヤリと笑う
と同時ぐらいに口にタオルを巻き付け両手を背中で縛られた
「ん〜んんん〜〜ん〜!!」必死に抵抗するが力が強くて抜け出せないし両手を塞がれていて魔法も使えない
えっ!?何何何が起こったの!?
「おい!おとなしくしろ!!」
「周りの人に見られてるじゃないか!!」
「早くしろって言ってんだ!サンタ。」
「わかりました」
「とりえずこの建物に入れろ!
さっき見てきたが中に人はいないからはやくしろ!」
ガチャ
扉の開く音が聞こえる
聞いた感じ少なくともサンタの格好の人とボスとあと1人はいるんだよね
さてどうしたものか、、、
通行人?に見られたっぽいから誰か助けてくれないかな
「サンタ!お前の格好は目立ちすぎる!よってここでそいつを見張っておけ!」
「はい!了解しました!」
2人は出ていったみたいだ
よく思えばあの時点でおかしかったのだ
この世界にはサンタなんて存在しないのだから
あなたと同じ異世界人を捕まえて何をしようっていうの!?
「ねえ、サンタ」
「、、、」
反応なしか〜
困ったな、、、
あと私ができることと言えば、、、
すこし抵抗してみる「ん〜んん!!」
「おいおい!あまり抵抗してくれるんじゃないよ
私の手に持ってるナイフがどうなっても知らないよ」
「う、、、」
こいつしっかりしてる
じゃあ私は何もできることないじゃん!
誰かが助けに来てくれるのを待つしかないのか、、、
ほんとに助けなんか来るのかな
でもサクラだったら絶対私を探しに家を出ると思うからきっと大丈夫だよね!
私はそう信じ待つことにした。
そのころサクラたちは市場についていた
「ハルカ、どこかな〜?」
「家からだとここは絶対に通ってるはずだからとりあえず聞いてみよ!」
ハルカの特徴を言い声をかけてみた
「あらその子なら赤い服を着た男にあの建物へつれさられてたよ」
「ほんとですか!?ありがとうございます!」
「ハルカ大丈夫かな」
「とりあえずはやく行こ!」
私達は急いで向かった
そしてドアを勢いよく開けた
ドアを開けた先には捕まってるハルカとサンタの格好をした犯人がいた
「その子を離しなさい!!」
「サクラ!!」やっぱり助けに来てくれたんだね。よかった〜
「おや、このナイフが見えないのかね
あなた達が動けばこのお嬢さんがどうなっても知らないよ」
みんなの動きが止まる
くっ…どうしたらいいの…
サクラがこっそりと言う
「私がすごい勢いで水の玉投げるから大丈夫!安心して!」
「でも大丈夫なの?」
「大丈夫!あの速さなら何が起こったか犯人も分からないと思うよ」
「分かった」
「ウオータースプラッシュ!」水の玉が勢いよくサンタの方へと次々に飛んでいく
「う、ちょっと、」
1発目、2発目は耐えていたが
「ちょっと待ち、うっ!」
4発目があたると
ドカッ…
そのまま飛ばされ壁に打ちつけられ気絶した
「ハルカ大丈夫だった!?」みんながハルカの方へ行く
「うん、大丈夫だったよ〜!」
目隠しと腕の紐を解いてあげた
「無事でよかった、よかった!」
「心配したなの〜」
「とりあえず家に帰ろっか〜」
「そうだね!」
私たちは家に帰ってきた
サクラが切り出す
「ごめんね、 私ハルカに注意ばっかりして…」
「ううん、私が悪いの。こっちこそ私が早くいえばよかったの
急に家飛び出していったり強い口調になったりしてごめんね」
「こんなにすぐ済むんだったら早くいえばよかった!」
「さ!ご飯の続きしよ!
私もうお腹ぺこぺこだよ〜」
「うん!そうだね!」私たちは仲良く笑っていた
このあと私たちは料理とプレゼント交換を楽しんだのだった
番外編なのにいつもの倍以上書いてしまった
今年最後の投稿になります!
ありがとうございました!
来年もよろしくお願いします!
良いお年を!




