12話ー3 回復しない魔法力
次の日。
あのあと私達は疲れてしまったのでゆっくり休んだのだった
みんなに声かける
「ギルドにクエスト終わったの言いに行くよ!っていうか生臭さ!これなんの匂い?」
[モンスターの死骸の匂いだと思われます]
死骸の匂い?そんなの持って帰ってきたっけ?
昨日疲れていて途中から記憶が曖昧だ。
「あ!そういえばリュックの中に昨日のモンスターの目玉置きっぱなしだった!」
「だから臭いなの」
あ…!それか〜すっかり忘れていた。
「早く持っていくよ!」「うん!」
ギルド
「よし、着いた!」私たちは中に入った。
受付の人に達成したことを言う
「このクエストできました!」「はい!確認しますね」
ざっとクエスト資料に受付の人が目を通す
「えっとその持ってるのが証拠品でいいのかしら?」「はい!これです」
「1、2、3、4、5!ちゃんとあるわね!ちょっと待ってちょうだいね。いま賞金を持ってくるから」
今気づいたけどなんかちょっとだるいような、、、
メトちゃんなんかわかったりする?
どうしたんだろ?風邪ひいちゃったのかな…
[解析しますか?]お願いしちゃおうかな!
[では解析を開始します] 解析中...
「お待たせしました!賞金です!」
「ありがとうございます!」
「無事完了なの!」「これからどうするの?」
「クエスト達成出来たことだし北のお城へ向かいたいところだけど荷物とか忘れてきちゃったから1回宿に戻って取りに行こうか」
「そうなのね!じゃあ宿に行くなの!」と1人で先に行ってしまう。
「ルナちゃん〜!待ってよ!」
「遅いと置いていくなのよ」ずいぶんと張り切っている
宿に向かって歩いていると私の頭の中にメトちゃんの声が聞こえた
[解析完了です!解析結果をお伝えします。魔法力がほとんどないためと思われます]
え!?どういうこと?なんで回復してないの??
[あまりなることのない病気らしいのですが魔法力が回復しなくなるそうです]
治す方法とかないの?
[治療法はないみたいですがなにかのきっかけでたまに回復するそうです]
やばいじゃない!
回復しないってことでしょ!もうどうしよ、、、
待って?じゃあなんでメトちゃんは喋れてるの?
[一部の機能は制限されるのですがそれ以外は魔法力使わないので喋ることぐらいはできますよ!]
そうなんだ…でもどうしよう…
これからどうしたらいいの?
もう冒険者なんて出来ないじゃない!
[提案 みなさんに相談してみてはいかがですか?]
うん…でも嫌だ!
私だけ仲間はずれみたいになってしまうじゃない!
見捨てられ置いてけぼりにされるじゃない!!
だから言わないんだから!
[言わないのですか?まあどうなっても知らないですからね?]
うん… 私はどうしたらいいのか分からなかった。
しゃべることができなかった。
怖かったのだ、見捨てられたりするのが。
私達は宿へと戻ってきた
「着いた〜」「じゃあ整理したらここに集合ね」
私ハルカは魔法力のことは一旦忘れて片付けにはいった。
「長いこと借りていた宿も今日でお別れか〜よし、お片付け頑張らないと!」
片付けが終わって宿屋の人に鍵を返した
「寂しくなってしまうね〜。行ってらっしゃい、頑張るんだよ!」
「おばちゃんありがと!行ってきます!」
宿のドアを開け集合する場所へとみんな戻ってきていた。
私が集合するのは最後だったみたいだ
「みんな早くない!?結構待ったんじゃない」
「そんなことないよ?」「そう、よかった〜!」
「まあ私達は荷物とかあんまりなかったからね。ハルカにはお金とか荷物とか管理してもらってるからまあ遅くなるだろうなとは思ってたよ」
以外にも私のことを信頼してくれてるのかな??
「そうなの!荷物が多いハルカは最後で当たり前なの!」
「みんな、、、ありがと!それじゃあ行こっか!」「「はい!」」「はいなの!」
こうして私達は北のお城を目指してようやく旅に出発した。
ハルカは魔法力が回復しないことを言わなかったが大丈夫なのか!?




