10話ー5 タイムリープⅤ
悪魔に飲み込まれたハルカどうなるの?
飲み込まれるのは3回目だね。
とにかくあの悪魔と早く話ししないと!
「おい!ごちゃごちゃうるせーんだよ、こっちはすこし集中したいんだ!黙ってろ!」
また私の声で悪魔が喋った。
ねえ少しだけでいいから話できない?
「ようやくだぜ!完全に乗っ取られるまで少し時間がかかったがようやく暴れられるぜ!200年も閉じ込めやがって滅ぼしてやるぜ!」
全く聞いていない。ねえ悪魔さん私の話を聞いてる?どうしても聞いてほしいことがあるの
「だから黙ってろって言っただろ。俺は人間なんかの話を聞くつもりなんてないからな!」
ねえお願い!とっても大事なお話なんだよ!
「いちいちうるせえんだよ!聞くつもりないっていってるだろ!」
そう言うと悪魔は白い空間にゲートを作り外へ出ようとする。
なんで聞いてくれないの!?
この悪魔をなんとかして説得しないとサクラは、、、
必死に抵抗するが私の意思では足や体は動いてくれない。
今回も手の指一本動かせるのがやっとだ。
そうしているうちに外へと悪魔が出た。
悪魔は奥に光が見える方へと歩いていく。
私はどうしたら話ができるのか必死に考えていたがいい案は思いつかない。
焦らない私!なにかいい考えはないの、、、
そうしているうちに出口が近づいてくる。
悪魔があの穴をくぐった。
眩しい!!出た先は、、、王都だ。
やっぱり変わってない、、、
ねえ!私の話聞いてよ!! 、、、
何も返事は返ってこない。
この悪魔には会話できないみたいだ。
もう一回やり直してできるのかな?
「我らの種族を滅ぼした人間に鉄槌を!!」
いやまだだ!私は諦めない!!
空には黒く細い棒が数え切れないほどたくさん出てきた。
「さあ、これで人間どもも終わりだ!!くらうがよい!そして我らが受けた苦しみをあじわえ!」悪魔が一斉に落とした。
悪魔さん誰にこの復讐のこと教えてもらったのか知らないけどぜんぶ嘘なんだ!
あなたがそうするだろうって思っていったことなんだと思うんだ!
だからこの街にいる人は悪くないんだよ!
悪いのはこのことを教えてやつなんだよ!
私は構わず全て嘘なく話した。、、、
やっぱり無理だよね。
こんな無茶なことして何してんだろ、、、
それは本当か? えっ!?
だからそれは本当かと言ってるんだ。
まさか話を聞いてくれるなんて!
ほんとだよ!さっきから声かけてたでしょ!
それはすまなかった。
急に優しくなった。
倒すことだけに集中してて何も気づかなかったんだよ。
ごめんよ。いま止めたからもう大丈夫だ。
少し死んでしまったがそれは許してくれ!
うん、、、
まさかあの人間がいっていたことが嘘だったとはそんな人間もいるなんてな。
これから注意するよ。
でなんだが私は一体どうしたらいい?
とりあえず下に行ってくれない?
わかった下へ向かえばいいんだな?
よしこれでやっと解決だよ〜
ほんとに長かったな。
元の世界に帰ったらゆっくり休もう!
ついたぞ!それじゃあ私から離れてくれる?
そのあとは自由にしていいよ!
ほんとにもういいのか?
うんこれじゃあ体動かせないからね、、、
そうだったな。わかった、すぐに退こう。
さよならだね。悪魔さん、あのとき話聞いてくれてありがと!
俺ももっと早く聞くべきだった!さよならだ!
またどこかで会えたらその時はよろしくね!
そう言って悪魔は私の体から去った。
私の体は自分で動かせるようになったし声も出た!
あとはサクラのところに行って元の世界に戻るだけだね!
私は急いでサクラのところに向かった。
「たしかこっちだったはず!」
おっ!行た!コロコとルナちゃんもいる。
!?えっ…
「なんで、、、」
そこにはサクラが細い棒に突き刺さってた、、、
「なんで?、、、なんでなの!?悪魔とようやく仲良くできたのに、、、」
「ハルカごめんね…私守れなくて…」
「私も何もできなかったなの…」
「もう嫌だ!!なんで毎回こうなっちゃうの!?もう無理だよ…」
私は泣いていた。
これで終わりだと思ってた。
ようやく帰れると思ったのに。
その分悲しみも大きかった。
「もう私どうしたらいいの!?どうしたらいいかわかんないよ…」
私はもう何をやってもサクラを救えることはできないのかもしれないと思い始めた。
未来はそう簡単に変えられないてことだよね…「ごめん、ごめんね。ハルカ。私が救えなかったから。サクラも転生の門で復活させようよ!そうしたら、ね。」
「違う!そういうことじゃ、そういうことじゃないんだよ!!ちょっと1人にさせて。」
「わかった…ルナちゃんあっち行っとこ」
「わかったなの…」
私はこの後一人で考えまだできるかもしれないと思いタイムリープしたが何回やっても何度やってもサクラが死んでしまう
あるときは落ちてきた瓦礫に巻き込まれて
あるときは馬車に轢かれて
あるときは強盗に殺されて
でも大体は悪魔のあの細い棒に突き刺さって死んでしまうのが多かった
もう何回タイムリープしたか分からなくなっていた
もうやめようかな…タイムリープするの。
どうやってもサクラを救えない…
もう私は無理だよ…できないんだよ…
もうやりたくない…
だめだ!まだ私は諦めたくない!
あと1つだけ試したら終わりにしよう。
私はこのタイムリープでやめることにした。
もうサクラが死ぬことを見たくなかった。
そして見れば見るほど焦りや恐怖がうすくなっていくのだ。このことに私は怖くなってきた。
みんなにタイムリープしてきたことを話してどうなるかだ。
これだけはやってこなかった。
だからこれで失敗したらもうやらない。
そう誓った。
これで成功すればいいのにな… 私は願った。
私はサクラを救えるのか!!




