六話 過去の記憶 Ⅱ
コロコは無事に街へと行けるのか!?
わたしは馬車が通る音で目が覚めた。
外に出て街へ向かう「あ、あんなところに!!」
昨日は夜で見えなかったけど街がもう見えているのだ!!
街へ行き歩いた「すご~い」
大きな建物や塔のようなものもある。
良さそうな小屋を見つけた。
人が住んでなさそうなボロい小屋、私にはこういうところがちょうどいい
私はとある街の小屋を拠点とした。
そこには干し草と魔法石がはまった石碑がある
「さあこれから一人で生きてみせる!!」と覚悟を決めたのだが現実はそう甘くなかった...
食べ物は街の人からなんとかもらいなんとか生きていたが最近はもらえない日が続いた、そしてもらった食料が底をついた、もう服もぼろぼろだ...
「はあ〜」とため息をつく、今までのことを思い出していた。
やっぱりそううまく行かないな、あの神社にいたほうが良かったのかな?
ひどいけど食事はへまをしなければ三食食事が出て寝るところもある。
私は出ていってからそのことに気づいたのだ。
すると後ろから誰かが小屋に入って来た、誰かの声がする
「ねえ君大丈夫かい?」見知らぬ男の人が声をかけてきた
「大丈夫、大丈夫だから、もう私にかかわらないで!」
私は知っている、今は優しく近づいている。
だけどあとからどん底に落とされてきた。
今まで私に近づいてきた人はみんなそうだった
「私はこの世界に必要とされていないんだから...私自身に本当の価値なんてないんだから、、、幸せの代償、夢の対価、、、私の人生なんて未来への希望なんてない、、、 」
自然と涙が溢れ出てくる、、、
「 身の程知らずの私が夢を見た結果だ。現実は物語のようにうまくいかない、、、自分が生きている理由でさえ見いだせない、もう私に生きる理由なんてない!、いや生きる理由なんてないんだよ!!だから、だから、もう私に近づかないでよーーー!!!」
私は泣きじゃくっていた。
「君の名前はなんだい?」「……コロコ」
「そうか、君はいい子だね、とても、とても優しいいい子だ、でもそんな子が死んじゃいけないよ、まだ若いのだから、もっといろんな事を知っていかなくちゃダメだよ、君はまだ人生の半分も生きていないじゃないか、まだまだこれから楽しいことが待っているはずさ、だから死ぬのだけはやめたほうがいい!ううん、やめるんだ!」
えっ...「......うん」
私はその人の優しさに触れた瞬間、心の底から暖かい気持ちが湧き上がってきた。
「あの、あなたのお名前は?」
「僕の名前かい?僕はタケルだよ、よろしくね!」「はい!よろしくお願いします!」
私は嬉しかった。生まれて初めて仲良くなれたから……
そう思ったとき私の体が宙に浮き体が光りだしたのだ「な、なにこれ!?」
「ぎゃー化け物だーーー」男の人が逃げていく。
やっぱり私を見捨てるんだ…
「よく聞いてください」
どこからか声が聞こえてくる。
でも人ひとりとどこにもいない
「あなたはこの力を人のために使いますか?」
「このちからって?っていうか誰?」
「私、精霊オファーリアの力を」
私は少し迷ったが素直になってみることにした
「はい、私は私みたいに困ってる人を助けたい」
「わかりました、では仮契約します、、、、、、完了しました」
すると目の前に小さな女の子が羽をパタパタさせて宙に浮いていた「あなた何者?」
「私はさっき話していた精霊なの、コロコさん私のことは気軽リアと呼んでくださいなの〜」
「よろしくねリア!」「ところで何ができるの?」「知らないで契約したなの?ちなみにこの世界には何種類魔法属性があるか知ってるなの〜」
「いいえ、知らないわ」
「この世界には初級属性の火 風 水 土、中級属性の雷 氷 光 闇 聖、上級属性の重力 召喚 空間 時 蘇生、S属性の無属性魔法、精霊使いの16属性があるなの〜」
「へえ〜知らなかったわ!なんかすごいいっぱいあるんだね」
「ちなみに私はチートでいちおう全部の魔法が使えるなの〜」
「そういえば仮契約って言ってたよね」
「はいなの、仮契約は一日なの」
「契約するにはどうしたらいいの?」私は聞いてみた「契約するには寿命や記憶が必要になるなの」
「えー!?そ、そんなものが必要になるの!」
私はびっくりした「ちょっと考えさせて」
さすがに迷った、、、とりあえず一日使ってみることにした。いろんなことをした。
人を助けてみたり、モンスターを倒してみたり、いろいろな魔法を使ってみたりした
〜一日後〜
「決めた!契約するわ!私、気づいたの。この魔法があれば食べ物にも困らないし何より困ってる人を助けれる。だから寿命を使ってもいい、だから私と契約して!」
「わかったなの〜」そういうと私の体は光に包まれた、
「これで正式に契約を結んだなの〜それで何だけど一つ頼み事があるなの」「わかった!」
「カルム村の人たちをもうすぐ来るドラゴンから私の力を使って助けてほしいなの」
「人を助けれるなら大歓迎。いいわよ、カルム村...?聞いたことないわね。あなた案内してくれる!」
そう言うと私はリアが行く方へ走って行った。そして村に着くと「助けてくださーい!!」
村人たちが叫んでいた「あそこにいるのは……ドラゴン!もう来てたの!」
村は燃えもう大変なことになっている「助けて!!」声のする方を見ると女の子が倒れていてその前にはドラゴンがいる
「大丈夫ですか!」「足が動かせなくて……」
そう言っている間にドラゴンが近づいてくる
「このドラゴンめ!ウオーターカッターX10」
そう言うとドラゴンに命中し飛び去って行った
「ありがとうございます!」
村の人達が感謝している、私はほっとした。
リアはこのあとすぐ消えてしまった
私は別の精霊と自力で契約し
この半年後一人で上級モンスターの討伐をしていたときだった
強さを理由にあのブラックスターに勧誘されたのだ。
初めて誘ってもらって嬉しかった。
このあと私が悪者になるとも知らずに
〜〜〜〜
「コロコ!コロコ!」体を揺すられて起きた
「どうしたの?急に倒れたけど大丈夫??」「私、、、夢を見ていたの私の過去の夢」
「私、あやまんなきゃいけないことがあるの、実はそのコロコが見てたっていう夢。私達にも見えてたんだ。勝手に脳裏でなんでかわかんないけど。謝るわ。ごめんなさい知られたくなかったよね、」
「謝る必要はないよ!実は話そうとは思ってたんだ、けどなかなか言い出せなくて」
「そうだったんだ。それならよかった。それにコロコの過去を知れていいきっかけになったよ!」
「ありがとうございます」
「おーいあんたたちギルド長がよんでたぞー」
「呼んでいるみたいだし行きましょうか」
「そうですね」
こうして私達はギルド長に呼ばれギルドに行くことになったのだった




