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動物たちと女王様!  作者: アユサ
プロローグ
1/6

女王様は意味深

「あ!」


女王様がぽろっと声を漏らす。


「どうしたんですか、女王様。」


私が聞くと、女王様が言う。そんなに聞きたいの?と。私はあ、いつものやつだ、とすぐに気づく。


「仲間集めもほどほどにしてくださいよ、女王様。私と育歩(いくほ)が大変じゃない。」


女王様はむくれる。でもしょうがない。育歩は料理担当、私はその料理を運ぶ係なんだから、人数が増えたら困るのは私たち。

そもそも人数を増やして女王様は何をするつもりなのか。

意味深な女王様の考えは私たちには到底分からない。


「でも、この子はきっといい子。私のために必死になってくれる、そんな気がする。」


正直女王様の勘はすごく当たるし当てになる。そんな女王様が、言ったってことはきっとその子はいい子で頼りになるんだと思う。

そうなったらきっとその子には食料調達を頼もうかしら、と思っていた私。すると女王様は、「そんなことに鳩歩を使わないで。」と言う。

その子が鳩歩って名前なのは今決まったことじゃないのでは?と思ったのは私だけかな。女王様がなぜ「歩」にこだわるのか。それもやはり意味深な女王様の考え。私たちには分からないこと、だった。

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