誕生日
こんにちはー
りー乃です。今回は可愛い女の子が色々な経験する話をかきたくて書きました。
「あのバラ園ものすごく綺麗だった。あの青いバラは家に飾りたいよねー。今までの中で1番嬉しいプレゼントだった。」
私は車の中で今日行ったバラ園の話をしていた。今日は私の18の誕生日なのでローレンさんがずっとふ行きたかったバラ園に連れていってくれた。
「そんなに喜んでくれたのかい?サハルのためにあとプレゼントを3つ用意したんだ」
ローレンさんは嬉しそうに言った。
「3つも?!いいの?」
ローレンさんはうなずく
「誕生日だから当然だよ」
そう言うと、私の頭を優しく撫でた。
ローレンさんは6歳のころ事故でなくなった両親の変わりに私を育ててくれた遠い親戚のおじさんだ。
私を自分の子供のように、いやそれ以上大事にしてくれた。
心配性なところもあり、あまり外には出してくれなかった。学校にも通ったことがないし、友達なんて1人もいない。でも、ローレンさんが世界の面白い話や綺麗な服や美味しいお菓子――望めば全て用意してくれた。だから寂しくなかった。
ローレンさんは家にほとんどいて色々な本を書いてる。世界の宗教や少数民族のことが中心らしい。
私の両親は数少ないファタスラという民族で民族の独自の宗教を信仰していたらしい。ファタスラは世界中にいてそれぞれ色々な分野で活躍していると聞く。
いつか私もファタスラの人に会うのが夢だ。
「ローレンさん」
ローレンさんはどうしたの?とたずねる。
「12年間、お世話になりました。私のことを本当の子供のように育てて下さって感謝これからもよろしくお願いいたします」
そう言って頭を下げた。一瞬沈黙する。
「……フッ」
ローレンさんがニヤッとした。
「ああ、こちらこそ。今までもこれからもずっと一緒だよ」
「うん!」
「さて、帰ったら誕生日パーティーしないとな!」
やった!
楽しみだなー。私はワクワクしながらローレンさんと話し続けた。
私は世界で1番、
ローレンが大好きでこれからもずっとずっと一緒に入れるんだ。そう確信した今がすごく楽しくて嬉しくてしょうがなかった。