010 学園初日
アーシェと一緒に朝食をとり、俺たちは通学中。
確かに新鮮だな・・・学園生活、もしかしたら親父の言うようにとても楽しいものかも知れない。
鞄を肩にかけ、アーシェとのんびり歩く。
「アーシェのクラスはどうなんだ?」
「ん~、まだ良く分からないけど、私の主席には影響出なさそう!」
あぁ、そういやコイツ主席狙ってるんだった。
「そ、か。俺のクラスもそんな感じだよ。主席頑張れ」
「頑張るよ。まずは最初のテストだね」
「テスト?」
「うん、この学園には、年三回のテストがあるの。7月に第一回、12月に第二回、最後に3月の第三回。それの合計で決まるのよ、主席」
うわ~・・・めんどくさそ。
普通教室棟に着き、玄関を通って6階へと向かう。
「テストとか興味ないわ~、アーシェ、俺の分もよろしく」
「何よソレ! あ、でも留年しないようにね」
「留年!? そんなのあんの!?」
「そりゃあるわよ、ま実技のほうでカバーしなさいね」
17組の前で、俺とアーシェは別れる。さて、今日から授業だ。
ガララ
俺が扉を開けて入ると、結構じろじろと見られていた。なんだ?
「おい聞けよユーヤ、面白い情報だぜ」
何か仕入れたのだろうか?
情報屋を営むワルサーが、嬉しそうに絡んでくる。
「どうした?」
「アーシェ・クラルヴァインだがな、彼女もう学園美少女図鑑に載ったらしい。そんで、一緒に登校してくるお前は嫉妬と羨望の的!」
うっわ~すげぇ嬉しそう。
ついでになんだ、学園美少女図鑑て。
「なにを呆れた顔してんだよ。美少女図鑑ってのは、この学園の可愛い子を網羅した非正規の書類でな。俺も手に入れるのに苦労したんだが・・・」
ずっと喋っているワルサーをつれ、自分の席へと向かう。
座った俺の目の前にワルサーは立ち、朗々とその話を披露する。
「というわけで、お前の素性もしらずに、絡んでくる奴がいるかも知れないから注意しろよ」
どういうわけだ。
にしても、アーシェ確かに可愛いからな。仕方ないかも知れない。
そうこうしているうちに、アルファ先生が入ってくる。
「は~い、HR始めるよ」
さて、せっかく学園に来たんだ、生活を楽しみましょう!
一時間目の授業は、“冒険基礎”だった。
いかにアイテムが大切かに始まり、素人冒険者の失敗事例や油断の恐ろしさ、警戒するべきモンスターについての話が続く。
正直俺は親父にほとんど叩き込まれていたので、面倒なだけであった。
「ふぅ。なんだかなぁ」
ため息をつく。
前に立つ初老の男性教師は、教室の中ほどにいる生徒を立たせて質問をしていた。
「じゃあこの問題だ。警戒するべきモンスター、リラ森林の“オーガヘッド”は、どの属性に弱い?」
立ち上がった生徒はしどろもどろだ。確か彼は魔法使い系だったはず。おいおい魔法使いは答えられなきゃまずいだろう。
「え・・・と・・・分かりません」
「正解は光と水だ。座りなさい。・・・いいかみんな! このように弱点というのはかなり重要な要素になる。これから頑張っていくように! じゃあ次を・・・ワルサー・スティングル」
「はい?」
眠たそうに後ろで立ち上がる音が聞こえる。まぁコイツは大丈夫だろう。
「弱点を攻められない、またはそのモンスターに関する弱点を知らない場合はどうやって攻撃する?」
「無属性か物理攻撃」
「正解だ。だが物理攻撃が効かない、という場合もあるから気をつけろ。・・・まぁ諸君にはまだ早い相手だが」
はーい先生、戦ったことありまーす。ジャイアントスパイダと戦いました~、物理攻撃効かなくて大変でした~。
しかも、群れでした~、死ぬかと思いました~。
心のなかで、過去に戦ったチート野郎を思い出す。
クモみたいなだけでキモいのに、物理攻撃効かないとかアホだろマジで。
「さて次は・・・」
そんな感じで、授業は続いた・・・。
休み時間。
「なぁ、お前飯どこで食うの?」
ワルサーが後ろから突っついてくる。それ地味に痛いからやめろ。
「弁当作ってねぇから食堂じゃん?」
「お、マジか。一緒に食おうぜ!」
「・・・アーシェ次第だな。アイツがどうかによるわ」
「じゃあ昼休みに隣行くか」
この学園は、基本2時間授業の後ちに昼休み、そして午後に1時間の授業を経て終了となる。
1時間の長さは90分。まぁ長いっちゃ長いな。集中力持たないし。
そんなこんなで2時間目。
2時間目は、“フィールド基礎”
おばさん先生だった。
「いいかい? フィールドにはそれぞれ気候があるからね。冒険に行く際には、必ずその条件にあった服装、アイテムを忘れないんだよ? 今日はそういう授業だ」
気候、ね。マジ“火山”系は死ぬぜ? 暑いし火の粉かかるしドラゴンいるしシャレんなんねえ。
もうキツイのなんのって。
「まず、この辺り、インクアイリ学園があるフォルセナ王国はほとんど平和なフィールドさね。“森林”“森と丘”“街道”“荒地”・・・難易度は低いが、ボスモンスターには気をつけなよ。フィールドにはたまにボスモンスターが出現する。君達じゃあまだ太刀打ちできないからね」
はいはーい。フルメタルハガーとやり合いましたぁ。荒地のボスですよね? 死ぬかと思いましたぁ!
「お前・・・苦労してるな・・・」
「あれ? 聞こえてた?」
「あぁ、さっきのジャイアントスパイダのクダリも、多分周りの席の連中はみんな聞こえてたぜ・・・哀れみか畏怖か・・・まあそういう視線をお前にぶつけてた」
「マジかいな」
ワルサーのため息をバックに、俺は授業を聞くことにした。
昼休み。
「やっと終わったな。結構辛いぜ授業ってのも」
ワルサーが隣で伸びをするのを見て、俺は苦笑する。
「まぁ、楽しいかな、俺は」
「マジかよ。まあいいや、飯行こうぜ飯」
「おう」
17組を二人で出る。
隣のクラスの扉を開けると・・・
「あ~・・・二人で行こうぜ? ユーヤ」
「そうだな」
沢山の女の子に囲まれて人気者と化したアーシェがいた。
「俺ら飯食い行くから!」
俺が声を出すと、クラス全員が振り返る。
・・・なんか怖ぇな。
そんな中アーシェは俺たちに気付くと笑って、
「分かったぁ! じゃあ帰るときにまた行くね!」
「おう」
取り巻きの女の子たちの視線がなにやら痛かったが、俺らはそのまま食堂へと向かうことにした。
「あの人、だれ?」
「アーシェちゃんの友達?」
「ちょっとカッコイイかも」
アーシェの周りで口々に言う少女達。
会話には絡んでいないが、クラスの男子連中もアーシェたちの会話に耳を欹てている。
「そうだよ。私のPT」
微笑んで言うと、少女達はうらやましそうに。男子は残念そうな、嫉妬を絡めた表情をする。
「PTって、どっちから申し込んだの?」
一人の少女の問いに、アーシェは少し頬を赤らめて・・・
「わ・・私から・・・だよ」
「うっそ~!」
「キャーー!!」
少女特有の高い声で、教室内は染まる。
12歳といえど、女の子に色恋沙汰は絶えない。
「ねぇ、その彼とアーシェちゃん、どっちが強いの?」
「まだまだ、色んな意味でユーヤには勝てないな」
(名前呼び!!??)
教室内の総意がソレだった。
少女たちは顔を赤くしながら、聞く。
「色んな意味って?」
「う~ん、戦闘中の冷静さとか・・・頼もしさ?」
「すごいね、ユーヤくん!」
ユーヤの知らないところで評価がうなぎのぼりだが、それがこの後嫉妬を呼び、面倒なことになる。
ズルズルっ
「ユーヤ、お前ソレ何杯目だ?」
「ズルズ・・・ん?6だが?」
「はぁ、どんだけ食うんだよ」
食堂はわいわいがやがやと、昼休みの賑わいを見せている。そんな中、テーブルに5つのどんぶりを重ね、さらにもう一杯のラーメンを食っている俺がいた。
「いや、大好物でよ。まさか学食にあると思わなかったっていうか、うん。ズルズル・・・」
「そか。お前さ、PTとか組んでんの?」
「ズル」
「食いながら返事すんじゃねえよ! ・・・まぁいい。アーシェちゃんか?」
「ゴクゴク・・・」
「・・・お前、もう麺食い終わったのか」
「・・・ふぅ、ごちそうさん。んで、あぁそうだよ。アーシェだけだな今のとこ」
俺がどんぶりをさらに重ねると、ワルサーはため息を漏らして言った。
「そうか。さっき情報が入ってな、俺たちは3年生までにPT組んでおく必要があるらしいからな」
「ふぅ~ん、そういうワルサーは?」
「俺か? 俺のPTは別名“瞬速”、完全にAGIを高めた諜報部隊。もう6人揃ってら」
「・・・なんかお前やりそうだな、そういうの」
「まぁな。それで、3年生の夏に6人揃っている必要があるらしいぜ」
6人か。そういやマックスは6人だったな。ワルサーは楽しげにそう言っている。
「なんで、3年の夏なんだ?」
「よくぞ聞いてくれた! 3年に一度の祭典、“インクアイリ武闘祭”があるからだよ」
なんか・・・まためんどくさそうな名前だな。
「1年生は参加自由らしいんだが、2年生以上は絶対だそうだ。この学園の頂点を決める、そういう祭典だ!」
なんだか、それその時の6年生有利じゃね?
まぁいいけど。
「なるほどね。そういやさ、PTって学年関係あるの?」
「ん? ねえよ? 実際俺のところも1年2人、2年1人、3年3人のPTだからな」
ふぅ~ん。まぁ先輩を取り込むことはないだろうが。
後輩ってのは少し考えられる・・・か?
まぁいいさ。
「ま、俺らは先輩とか取り込まねぇよ。そんで、午後の授業は?」
「ん? と・・・実技だ。多分校庭集合だな、一緒に行こうぜ」
「おう」
俺たちは席をたち、普通教室棟を出る。んでそのまま職員棟を右に曲がって、校庭へと降りる階段を進む。
「・・・もはや、砂漠のフィールドだよコレ」
「あぁ、そういやお前、全部のフィールド回ったって言ってたよな。それスゲェよ」
「まぁ、全部じゃなくて一通り、だけど。だから、火山は火山でも、バル火山とかは行ったことない」
「・・・なるほど。お、結構もう居るな」
「よし、行くか」
3時間目、実技訓練。
「はい、お前ら集合!!」
良い感じに日焼けした、青年体育教師が叫ぶ。
うん、叫ばないと多分聞こえない。
わらわらと、17組メンバーが集まってくる。
「じゃあ今日は、戦闘訓練の初歩を行う。実技訓練担当、召喚士のアドラーだ。よろしく」
よろしくお願いしまーす、と、元気の良い声でみんなが答える。
俺とワルサーとか数名は、ダルそうにしていたが。
「さて、では簡単な格闘訓練だからな。職業特有の技を使わず、素手でしとめてもらおう・・・えぇ~っと、ユーヤ・ミナモト!」
いきなし俺かい・・・素手とか、あんまり強い奴相手じゃなにもできねえぞ?
「召喚 我が望むは己が体、今その姿を我に顕せよ ラビット!」
・・・。
「瞬殺してこい。あの教師の度肝抜いてやれ」
さも面白そうに、俺の隣で笑うワルサー。
いやそれにしてもラビットってオイ・・・なんだこのヘタレ授業。
「早くしろユーヤ・ミナモト、恐怖があっては、立派な冒険者にはなれないぞ」
いや、恐怖っつーかなんつーか・・・むしろこの教育に恐怖っスわ。
仕方なく、俺は一つ目兎、ラビットに近づく。
そして、一瞬でしゃがむと間合いを詰める。
多分、俺の残像が残っているだろう。
そしてそのまま、ラビットの首筋に手刀を叩き込んで気絶させた。
所要時間、0.1秒。
「ぷくく・・・」
ワルサーは必死で笑いを堪えているが、他の生徒や教師は唖然・・・。
「あぁ~、お前そっち側か・・・いや、見事だった。お前に頼んだ俺が間違っていたな。周りの教育にならないよ」
「すみません」
とりあえず謝っておく。
少し申し訳ないが、他の生徒と足並みをそろえると、何も分からないラビットをいきなり殺す事になる。
召喚された上いきなり殺されるのは不憫だった。
いや、デスベアーのように襲ってくるのは別だが。
「霧散 己が郷へ帰りたまえ」
教師が唱えると、ラビットは気絶したまま霧散した。
もちろん死んだのではなく、元居たところに帰っただけのことだ。
召喚獣は召喚されたその場で殺されると本当に霧散するため、可哀想ではある。特にラビットのような、非好戦的な生物は。
デスベアーは異次元の存在であるため、元居た場所などは無いらしいが。
「さて、では今のように間合いを詰める速度が大事だ。こちらがダメージを食らわないように倒すのだぞ。では、実技訓練開始!」
体育教師の合図で、午後の授業が始まった。
俺が遠めに他の生徒が戦う様を見つめていると、ワルサーと教師・・・アドラーと言ったか、先生がこちらに向かってきた。
「キミとワルサー・スティングルは次元がちょっと違うようだな。実技訓練の単位は、正直もう合格の域に達している。・・・まぁ、毎年居るんだけどね、キミらみたいに桁外れの奴って。そういうの、“そっち側”って呼んだりもするんだよ。それで本題なんだが、キミらは実技訓練の時は来てもこなくても構わない。実技テストをやる時には連絡するから」
「・・・それはつまり、単位は認定?」
教師はその言葉に大きく頷く。
「学園長の教育方針でね、こういった授業は生徒のやる気次第なんだ。キミらをここに縛っていても、学習意欲がそがれるだろう? だから、こういう処置。多分、今年も1000人中2、30人はいるよ」
なるほどね・・・でもその間どうしようか。
来てもこなくても良いのなら、来るっつー選択肢もあるしな。
「ワルサー、どうする?」
「ん? この時間は俺とユーヤで適当に潰しゃいいんじゃないか? まぁ、この授業の毎に考えようぜ」
「そだな」
実技訓練が終わり、帰りのHR。
こういうのが日常になるのか。なかなか面白いな。
「は~い。では帰りのHRをして、下校ですよ~」
相変わらずなんだかほわほわした担任、アルファ。
この人大丈夫かな? まぁ強いみたいだけど。
「あぁそうそう、連絡がありま~す」
アルファ先生がそう言った途端、背中をシャーペンでつつく奴が1人。
「・・・なんだ?」
「その連絡事項、俺は知っている」
「いや、今から言うだろ」
「まぁそうなんだけど、なかなか面白い話だぜ?」
会話を小声で交わし、先生のほうを向く。
「“バトルボール”の参加者を募集しているみたいです。次のテスト、実技の上位20名が自動的にそうなるみたいですよ。まぁ、最初の集まりは来年の3月・・・進級間近のようですけど・・・上位20名に食い込みそうな・・・キミらとかは特に考えてくださいね?」
めっさこっち向いて言われた!?
ってかバトルボールってなんじゃい。
「じゃあHR終わり! はい、明日も頑張っていきましょう!!」
その一声とともに、段々と減っていく生徒たち。
「ワルサー、バトルボールってなんだ?」
「・・・? お前、それも知らないのか。球技だよ球技。冒険者界における最大の競技だろ!」
「いや・・・知らん」
俺が言うと、ワルサーは「座れ」と俺を促し自分も正面の椅子に座った。そして間にあったテーブルの上にノートを広げ説明を始める。
「いいか? バトルボールに参加できるのは、各学年の成績優秀者だけだ。そいつらが切磋琢磨して得点を競う。来年から、別の学校との対外試合や、他学年との練習試合もあるからな。2~6年生が参加できる競技だよ」
ほぉ。なかなか楽しそうだな。代表か。
「ちなみに俺が仕入れた情報によると、お前の親父と学園長が居た代が歴代最強らしくてな。その2人がエースストライカー張ってたらしいぜ?」
「ストライカー?」
「そうそう。まず簡単な説明から行くとな、試合時間は20分2本。一個のボールを奪い合って、相手の守るゴールに入れるんだ」
「ふぅん、奪い合うためには何をしても?」
「構わない。だが、職業に見合った闘いをしなくてはならない。魔法や、所有武器、職業の力を使うことは許されている。んで、そのボールの大きさはだいたいアレだ・・・そう一抱えくらい。んで、それを投げたり蹴ったりして相手のゴールに放り込む。ゴールの大きさはだいたい縦に人1人、横に人3人くらいだ。そこにボールを放り込めればなんでもあり。もちろんけが人はいつもたくさんでるけど、ファンは滅茶苦茶多い競技だ」
・・・凄まじいな、その競技。
「それに、出ると?」
「あぁ、かなりの名誉だぜ? ちなみに歴代最強の代は2年の頃から無敵だったみたいだ」
「へぇ・・・面白そうではあるな」
「だろ? んで、最後にポジション。フォワード、ガード、センターの3つだ。
フォワードは、お前の親父や学園長がそうだったポジションで、とにかく攻めまくれ!点とれやボケえええ!! ってところだ。
ガードは、冷静にゲームの流れを把握し、いかにこちらをサポートし、向こうを妨害できるか、いわば司令塔だな。
そんでセンター。これは守りの要だな。ディフェンスに命懸けてるようなポジションだ。絶対にゴールを守る。それが役目。
まぁ、どのポジションの奴がどこに行こうが、誰が点を決めようが構わないが、まぁだいたいフォワードが点取るな。1チーム8人だ。フォワード4人、ガード1人、センター3人。これはルールだから変えちゃいけない・・・何か質問は?」
楽しそうだな・・・マジで。いや、本当にやりたいかも。
「条件は、実技で20位以内だったよな?」
「あぁ。俺の仕入れた情報では、2年以降テストごとに入れ替わる可能性があるらしい。常に実技テスト成績上位20名を取るからな。楽しみだぜ」
ガララ!
「ユーヤ!帰ろ!」
「迎えがきたな。じゃあな、ユーヤ」
「おう、また明日」
俺はワルサーに別れを告げ、アーシェとともに教室を出る。
「なんの話してたの?」
「バトルボールの説明受けてた」
「あぁアレ!? 私も出たいんだ! 一緒に頑張ろ!」
「あぁ」
頭の後ろで手を組み、俺はのんびりと答えていた。
ワルサーの職業詳細
AGIに突出し、投擲武器や罠を使用した戦闘を得意とする。
PTに1人いると、フィールド内に張られた罠の解除や、潜む敵の感知もできるため非常に助かる。
盗賊
↓
シーフ←今ココ!
↓
ニンジャ
↓
アサシン
↓
???