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プロローグ

※この連載に書いてある文章はすべてノンフィクション(実話)です。

読者の皆さま、こんにちは!

この度は星の数ほどある読み物たちの中からこのエッセイを選んでくださって本当にありがとうございます。

私の個人的な話になりますが、私は中森明菜さんが大好きで(昭和歌謡好きZ世代です笑)明菜さんの1番最初のアルバムが”プロローグ〈序章〉”だったので「プロローグ」と書かせていただいてとっても興奮しております笑。

さて、どうでもいい前置きはここまでにして笑、自己紹介をさせてもらいますね。

今の私は相撲観戦と野球観戦(まあどのスポーツも観戦するのは好きです笑)、歌を歌うことが大好きな20歳の教育大学3年生です。私の家族はめちゃくちゃ仲良しです。厳しくてかつ優しい母と父、友達みたいな2つ上の姉がいて実家暮らしをしています。私は小学校高学年から教師を目指し始めました。中学校生活も高校生活も何とかうまく生きてきた私ですが、大学生になってからなかなかうまく生きていくことができなくなりまして。

大学2年生の後期の途中から2か月ほど精神科の病院に入院しました。

入院理由はですね、単刀直入に言いますと。自殺未遂をしたからなんです。

「うわーまじか、この話重そうだなぁ」とドン引きした人、「生きたくても生きられない人がたくさんいるのになんでそんなことしたの?」と憤りを感じた人、「私も実はしたことあるな」と心の中で共感した人、「どうしてそこまで追い詰められちゃったの?」と疑問を持った人…。

これを聞いた人が100人いれば100通りの感じ方や考え方があるでしょうね。それが当たり前だと思います。

私は自分がした行為を肯定する気はさらさらありません。

しかし、反省はしていません。自責もしていません。自分が入院したことに負い目も感じていません。

むしろ、入院してよかったなと思えるようになりました。自分を誇りに思います。

「え、この人めっちゃポジティブじゃん!」って思ったそこのあなた!

実は私はこんなふうに思えるまでにすごく時間がかかったんですよ笑。

そして今、もし生きるのが辛すぎる、もう今すぐにでも死にたいと思っている人がいたら私はこう伝えます。

「本当に辛いよね。苦しいよね。たくさん泣いてたくさん抱え込んで、自分にはどうしようもない状況にすごくすごーく疲れたよね。今すぐあなたを抱きしめてあげたい。でもね、あなたは生きているようで実は”生かされている”んだよ。産んでと頼んでもいないのにこの世に生まれてきたことには必ず何か意味があるの。今はどうしても分からなくてもいずれ分かるときが必ず来る。だから、あなたを待っている誰か、何かのためにどうか生きていてほしいの。」

どうか私の言葉(オーストリアの精神科医かつ心理学者のヴィクトール・フランクルさんの言葉ですが笑)を信じてみて。大丈夫。あなたは絶対に一人じゃないよ。もしあなたの周りを見回しても誰もいなくても大丈夫。このエッセイを書いている私が”地球”という同じ星にいるからあなたは一人じゃない。

このエッセイには私が入院生活を通して感じたことや考えたことを素直に書き綴らせていただこうと思います。このエッセイを読む人を絶対に後悔させない自信があります。できれば最後まで(飽きたら途中まででもいいし、読んでて疲れたら寝てもいいし笑)、のんびりお付き合いくださいませ!どうぞ”しくよろ”です笑。


つづく

次回は第1章になります。どうぞお楽しみに♪

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