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五行の拳 社会人編 第一部  作者: 東武瑛
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中学生の女子

中学生の稽古生にも手を焼いた。

女子中学生で素直だが不器用で手取り足取り、指導する必要があったが女子だから触れない。

会には成人の女子もいたが、指導を任せる程の能力は、まだ無かった。

(やりにくいな)と平野は思ったが、教える立場上、ほっておく訳には、いかなかった。

「見て真似をしなさい」と言ったが、真似が出来ない。

(まあ、しょうがないか)と思い、平野は諦めたが「先生。ちゃんと教えて下さい」と言って来る。

仕方なく、平野は手取り足取り、指導した。

次ぎの週、平野が会社に行くと女子社員が「平野さん。中学生の女の子に触っていた」と噂話をしていた。

(弁解しても、しょうがない)と平野は思い仕事を始めた。

それにしても嫌な気分だった。

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