完
合図の信号念弾が上がり・・・・・
遊戯が始まる・・・・・・
多くの肯定の中・・・・・
多くの輝ける者が・・・・・・
ジョーの縁の者達が戦いあう・・・・・・
劇を演じる・・・・・
大まかなシナリオ・・・・・・
其れを無視し動く者・・・・・
其れを修正する者・・・・・・
ジロウは走る・・・・・
名も外見も偽・・・・・・・・
ジョーにそそのかされ・・・・・
ジロウは走る・・・・・・
遊戯中の雑談として言ってみるのはどうですか・・・・・
ジロウは支えればそれでよかった・・・・・
だがそれでは・・・・・・・
二王は救われない・・・・・・
どれだけ称えられようと・・・・・
自分を誤っているのではないかと・・・・
ウドは王であるために・・・・・
ヒイラギと共にいるのではないかと・・・・・
己を考えている・・・・・
故に優しく接しているのではと・・・・・
ウドとは生まれた時より王である・・・・・
王とは権力の象徴・・・・・
権力の盾・・・・・
人は権力を他人に渡し楽をしたがるもの・・・・
故に善良なる人は無邪気なる良き人は・・・・・
受け取り権力者となる・・・・・・
なのに人は妬む・・・・・・
渡しておきながら・・・・・
生まれながらの王・・・・・・
選ぶことなく権力を与えられた者・・・・・
まあ歪む・・・・・・
歪みなき者は・・・・・・・
おかしいのが普通故・・・・・・
普通でないからおかしいと陰口をたたかれ・・・・・
ウドはどうだろ・・・・・
失敗を約束された王・・・・・
一時代の終焉・・・・・
滅びの王・・・・・
それをひっくり返した王・・・・・
良妻を得る事でひっくり返した王・・・・
他者を多くの時操り平穏を作り出した王・・・・・
失敗と共に・・・・・・
操りを止め飾りの王になろうと・・・・・
権力を手放せずに握り続けた王・・・・・
二王と呼ばれ・・・・・
子に支えられた王・・・・・・
少なくとも王は止してもいいとは思う・・・・
ジロウが牙むく理由・・・・・・
「よく分かった」
「でも今はまだ駄目だ」
ウドは・・・・・・
ジロウの螺旋の剣を・・・・・
黄金の剣で・・・・・・
念術の剣・・・・・・
多くの者の生き様を有する・・・・・
ジロウ・・・・・・・
悪意喰らい・・・・・
滅びの世界にセイヴァーとして現れ・・・・・
護りたいと無邪気な正義の味方のなれ果て・・・・・・
害意となってしまった哀れな生き様を喰らい・・・・
でたらめな理不尽なる・・・・・
己が闇と多くの生き様の・・・・・・
我ユニヴァース突破螺旋を・・・・・・
ウドは受け止め切り裂いていく・・・・・・
ジロウはすくわれたと・・・・・
すがすがしく光と成り消えていく・・・・・・
多くの肯定と共に・・・・・・
ジョーエンと共にウドは王であり続ける・・・・・
愛しき妻ヒイラギさんと共に・・・・・
完
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