最終話
そしてそれから何ヶ月か経った。
俺は小夜の家に住んでいる。父さんのことは小夜がなんとかしてしまった。
多分小夜のバックにいる連中だろう。
いや、なんていうか確かに関わりたくないな。
そして学校での昼休み。
「ん〜、今日は天気いいねぇ宗」
「そうだな」
すると声が聞こえてた。
「ねぇ、優。進路って決まった?」
「ああ、大学行くよ。奏は?」
「優のお嫁さんって‥ダメかな?」
「はははっ、嬉しいけどそれじゃ先生に怒られるだろ」
「でも私は素敵だと思うな」
「え?」
小夜が白石さんに話しかけていた。
「えーと、水無月さん?」
「小夜でいいよ!私も奏ちゃんって呼ぶから。よくここでお昼してるよね、私たちも反対側によくいるの」
「小夜、足立達の邪魔しちゃ悪いだろ」
「日向君、いいよ別に。でも小夜ちゃんも進路とか決まった?」
「私も宗のお嫁さん!」
「あははッ、小夜ちゃんと私気が合いそう」
足立もそれを見てニコニコしている。
「なぁ、小夜。卒業したら俺と結婚してくれないか?」
「私は最初からそのつもりでした!でもありがとう。宗愛してる」
fin
優と奏もやっぱり出したかったので最後にまた登場させました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。




