表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/39

小夜の決意

「っう、あ、あ‥‥」


「小夜!」


父さんはさらに腕をもう一本伸ばし俺の体を拘束する。


「待ってろ、最初はこの女だ」


「う、ああああっ」


小夜は鎖鎌を取り出し腕を切り裂き脱出した、そして俺を拘束している腕も切りつけ俺を抱えて外へ退避する。


「ゲホッゲホッ、し、宗、大丈夫?宗のお父さん普通じゃない!おそらく化物を少なくても何体か取り込んでる!それに今まで戦ってきた奴らとは次元が違う」


「なんだって!?」


「ある程度化物を取り込むとその化物は固有の能力が目覚める、宗のお父さんも多分それ」


「でも一体いつなんだ!?」


「何かなかった?絶対あるはずよ!」


まさか母さんが死んだ時?あれは事故じゃなかったのか?あの時なのか!?


「心当たりがあるみたいね‥‥」


「多分母さんが死んだ時だと思う、原因不明の事故だったんだ。でもなんでそうなったのかわからないんだ!それに父さんと戦うなんてやっぱり無理だ!」


「わかった、宗がやらないなら私がやる!」


「ダメだ!俺は小夜にも死んでほしくない!次元が違うんだろ?だったら!」


「宗、辛いのはわかるよ、でもお父さんは宗も殺す。私にはそんなこと耐えられない!私を恨んでくれたって構わない、宗が死んでしまうよりはいい!」


「だからね、宗はこれ以上1人で悩まないで?ここにいて?守るからって言ったでしょ?」


小夜はそう言い俺を気絶させた。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ