表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/146

騒ぐ大暴走査線、橋とかは封鎖しなくて大丈夫そうです

時刻は8時、朝食やお店の清掃が済んで、私達は今日も、こんびにというコンビニで働いています。


あ、因みに恵さんは今は学校に行ってます。

今頃は1時間目の授業が始まって始まってるんですかね?


……はっ! 紹介がおくれました。

朝から散々な目にあった胡桃です。


「うっ、まだ頭が痛い……きっと、胡桃に叩かれたダメージがまだ残ってるからだ」

「そんな訳ないでしょう。きっとそれは二日酔いの性です。だから睨んでないで仕事してください」


がさがさっ……。

慣れた手付きで商品の前だしをしています。

前出ししてるのは、今話題のチョコスナックです。

あぁ……見てたら食べたくなっちゃいました。


涎が出そうなのを我慢して、前だししていく私。

その後ろで長門さんも前だししています。


なんかぶつくさ言ってたのでビシッといってやりました。

朝の件の殆どは長門さんが悪いんですからね? 反省してください。


「ふんっ、バカめ! 今日の私はecoモードで働くと決めたんだ。だからそう簡単にバリバリ働くと思うなよ?」


うわ、なんですかその理屈は……。

それ、店長としてどうかと思いますよ?


「もう、そんな事言わないで真面目に働いて下さい」

「ふん、それを言うのなら七瀬にも言え。見てみろ、なんかため息ばかり吐いて仕事に身が入ってないぞ」


え、七瀬さんですか? あぁ……そう言えば、朝食の時に会ったときから元気がないですね。


明らかに落ち込んだ様子でレジ打ちしてます。

……お客様も心配してますね、あっ……今ため息を吐きましたね。


何故か知りませんが、私と長門さんを見た瞬間「私の予想が外れた……」って言った後、ずっと落ち込んだままなんですよね……何かあったんですかね?


予想って何の予想でしょうか?

……それとなく聞いてみましょうか。


と、考えた所で仕事に集中しましょうか。

ふんすっ、と鼻息を出して気合いを入れます。


「……しかしあれだな。やる気を出さないと決めたら、本当にやる気なんて出ないものだな。あっはっはっ」

「笑い事じゃありません、真面目に働いて下さい」


長門さんは手を止めて、私の側にやって来て肩をバンバン叩いてきました。

人が折角やる気を出したのに、この人はダメダメですね。


気楽に笑っちゃってます。

また拳骨でもした方が良いですかね?

そんな事を思いつつ、ぎろっ! と長門さんを睨んでみる。


そしたら、ぴょんっと小さく跳んで「なっなんだよ、そんな目したって、今日はやる気ださないんだからなっ!」とか言います。

なんですか、その無駄な意気込みは……。


はぁ……なんかバカらしくなっちゃいました。

長門さんは無視して、仕事しましょうか。


「ん、どうした? 突然ため息なんか吐いて……胡桃まで落ち込んでしまったのか?」

「似た様な物です。店長……やる気出さないんなら、邪魔しない様にじっとしててください」


長門さんが「やる気出さない」とか言わなかったら、こんな気持ちにならないんですよ? そこの所分かってますか?


……あ、そうでした。

分かってないからするんですね? 分からなくてすみません。


と、自分でも「うわ、酷い事思ってるなぁ」とか思いながらも作業していきます。


その時でした。

長門さんは、何かを思い出したかの様にポケットからスマホを取り出しました。


……勤務中にスマホですか。

まったく、この店長はダメダメですね。

なんて考えてた時です。


「今日は2月1日、そう言えば止が来てないな……今日から来る様に言ってたのに」


へぇ……。

止さんですか、それってあの人ですよね? ここで住み込みで働いてるバイトさんですよね?

度々その人名前を聞きます。

でも、まだ会った事はありません。


……あれ? でも私、その人に何か頼まれてた気がします。

気のせい? いえいえ、そんな筈はありません……確か、何かを頼まれたんです。

えと、何でしたっけ……忘れちゃいました。


「まったく、ダメな奴だな……来る様に言ったのに。やる気が無いんじゃないのか?」

「それ、店の中でやる気出して働かない宣言をした人に言われたくないです」

「……まさか、まだ寝てるのか?」


……無視ですか、そうですか。

店長がそれだから、止さんも、やる気が消失して来ないんです。

だからしっかりしてください!


なんて事を考えながら、商品を手に取った時……ビビっ! と先程忘れていた事を思い出しました。


そうでした。

私は間違いなく、止さんに頼まれ事をされてました。

今の今まで伝えるの忘れてましたね。


「……だとしたら起こしに行かないとな」


あ、なんか長門さんが止さんの部屋に行きそうな流れになってますね。

早く言った方が良いでしょう。


「あの、長門さん! 止さんから伝言です。朝早くからゲーム買いに行くから仕事休む、だそうです」


と言う訳で言いました。

あ、言った後気付きましたが……とんでもない理由で休んでますね。

普通なら怒られますよ? きっと長門さんも怒ってる筈です。

そう思って、恐る恐る長門の顔を見てみると……全く違いました。


それを聞いた長門さんは、きょとんとした顔になって、数秒間黙った後……。


「なっなんだってぇぇぇっ!?」


叫び声を上げました。

お客様は勿論、私と七瀬さんも驚きます。

いっいきなりなんですか? 急に叫ばないで下さいよ。


と、思った数秒後、ガッ! と私の両肩をつかんで来ました。

……なんか、鬼気迫る表情をしてますね。


なっなんでしょう。

何か大変な事が起きそうな気がします。

完全に、有名なあの映画のパクりですね……すみません。

でも、タイトルだけなので……話し事態はパクっておりません。


と言うか、話しの流れが早すぎると思うのだが……気のせいだろうか?


今回も読んで頂きありがとうございました。

次の投稿日は4日0時になります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ