表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/146

お酒のお付き合いの話し 4

「よいっしょ、ふぅ……やっと着きましたぁ」


長門さんを背負って、000号室に辿り着き、扉を開けようと思ったら、長門さんの部屋の鍵を持ってない事に気付いた私。


長門さんに聞こうとしましたが「うへへぇ、おんぶかぁ、これは恋愛的なしゅちゅえーしゅんらなぁ」とか言って陽気に笑うばかり。

とても聞ける雰囲気ではありません、と言うかシュチエーションが言えてません。


で、仕方がないので、またエレベーターの方へ行き、次は私の部屋がある階に行きます。

今晩だけ、長門さんを私の部屋に止めてあげましょう。


と言う考えがあって、今、私の部屋に連れてきました。


部屋の電気を、ぱちんっと付けると、長門さんが私の肩に顔を乗っけてきました。


「わはぁ、お持ち帰りらぁ」

「もぅっ、背中で騒がないでください! 降ろしますから、きちんと踏ん張って下さいよ?」


長門さんを降ろそうと、腰を落とす私、長門さんは床に足がついたんですが、しっかり立ってくれません。


「ほらっ、長門さん! ちゃんと立っ……あっ!」


立って下さい! って言おうとしたら、力が抜けちゃって、長門さんが床に、べちゃっと落ちちゃいました。


あぁ、やっちゃいましたね、怪我なんかしてませんよね?


「うへぇ、床ちべたい、きもひぃ」

「あぁもぅ、だらしないですねぇ、今お水持ってきますから、じっとしてて下さいね」

「ふぁーい」


あぁ、床に倒れたまま、くねくね動いちゃって……だらしないですねぇ。

ここは、起き上がらせるより、お水を用意する方が良いかもしれませんね。


という訳で、水道の方に向かいます。

そこにある、ガラスのコップに水を入れます。


……よし、これくらいで良いですかね?


お水を汲んだので、ゆっくりと長門さんの元へ行きます。

溢さない様にゆっくり、ゆっくりとです。


「はい、お水ですよ」


倒れたままの長門さんを、ぺちぺち叩いて座らせ様としますが、長門さんは身体をくねらせるだけで、座りません。


そりゃそうですよね、酔ってるんです、私の言う事なんて頭に入ってないでしょう。


なので、お行儀が悪いですが床にコップを置いて、力付くで座らせます。


「よっ、あっ……結構軽いですね」


まず、長門さんの上半身を起こして、足を動かします。

えぇと、ここをこうして……こうしてこうですね。


あぁ、女の子座りになっちゃいましたね、まぁ座ったから善しとしましょう。


「頭ふらふらしゅる……」

「はいはい、お水飲んでください、そしたら今日は寝てください」


そう言って、コップを渡す。

長門さんは、目をとろーんとさせて「うん」って呟きます。


そして、コップを両手で持って、くぴくぴ、とお水を飲んでいきます。

飲み方、可愛らしいですね……と言うか、さっきまで騒いでたのに、静かになってませんか?


「あぅ……眠い、寝たい、眠りゅぅ」


お水を飲み終わると、目をぱちぱちさせて、うとうとし始めました。

眠そうですね、でも、このまま床に寝かせる訳にはいきません。


「長門さん、寝るのならベットで寝てください」

「ぅぁ? ぅぅぅ……」


すぴぃ……。

コップをコトッ、と床に置いた後、座ったまま眠ってしまった長門さん。

はぁ……仕方無いですね、やれやれ、と言った感じで手を広げた後、私は……。


「よっ……」


長門さんをお姫様抱っこします。

まさか、女性に対して、こんな抱き方するなんて、思ってもいませんでした……。

ねっ願うなら、される側が良かったですね。

イケメンで、背が高くて、優しい人に……ふへへ。


っ! いっいけません。

今はそんな事は置いといて……長門さんをベットに移動させましょう。


「はぁ……幸せそうに寝ちゃって、私の苦労もしらないで、なんか腹立ちますね」


すぅ、すぅ、優しい寝息を立ててます。

言った通り腹は立ちます、ですけど……寝顔の可愛さに免じて許してあげます。


こうして、長門さんをベットに乗せます。

……この時の私は、ある大事な事に気付いてませんでした。


それに気付くのは、今より数秒経った頃でした。

長門さん見たく酔った経験、実は1度だけあるのです。

頭グルグルで変な事言ってた記憶があります。

あぁなっちゃダメですねぇ。


今回も読んで頂き有難うございます、次回の投稿日は8月26日0時になります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ