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私は思う、甘いものは正義だと! 2

お待たせしました。

始まる、もう少しで始まります!

私達は今、バレンタインの商品を試食する為に、事務室的な場所に来ています!

そこの事務室とかにおいてある、長い木のテーブルには甘い物がたぁくさん並んでますっ。

チョコにケーキにクッキーにマカロン! どれも美味しそうですねぇ、涎がでてきますよ、ふへへへぇ……。


後は準備の為に後から来ると言う長門さんが此処に来るのを待つだけ……早く来てくれないかなぁ?


「あぁ……ついに始った、胸焼け地獄が始まってしまぅぅ」


恵さんが深いため息をついてますね、どうしたんでしょう? こんなに美味しい物が並んでのに……。


「あぅぅ、こんな事なら海外に逃げるべきだったぜ……」


あ、止さんも様子が変ですね。

まさか甘い物嫌いだったりします? いや……そんな事ありませんよね? 甘い物は人類の味方なんですから。


「……パッキー、こう言う細長いお菓子、私は好きよ」

「あ、そうなんですか? 私も好きですよ、パッキー」


七瀬さんが、テーブルに置かれてるパッキーを見てますね。

パッキーと言うのは、有名なお菓子メーカー、マリコが作った老若男女誰しも知ってる有名なお菓子です!


細長いビスケットにチョコをかけた素晴らしく美味しいチョコレート菓子です!

七瀬さんはそれが好きなんですかぁ、そうですよね……パッキーって色々な味が出てますから飽きない美味しさがありますよね。


七瀬さんが見てるパッキーの味は、バレンタイン限定味のホワイトチョコ&ストロベリーって奴ですね。


普通のパッキーより、ちょっぴり高いですが味は確かです! 食べてみる価値はあります!


「偉く興奮しながら言うのね……本当に好きなんだ」

「はい! 大好きですっ」



ふふ、何度でも気持ちを精一杯込めて好きって言ってあげますよ。

パッキーは私の大好きなお菓子の中の1つですっ、ってあれ? 七瀬さん、急に私から顔を背けて顔を押さえましたけど……どうかしました?


「そっそう……それは良かったわね」


って心配してたら、平然とこっち向きました、どうやら平気そうですね……じゃぁさっきのはなんだったんでしょう?


そんな疑問は残るものの、何事も無いようですし大丈夫、と判断して気になった事を聞いてみる事にしました。


「七瀬さん、パッキーの何処が好きですか?」


ふふふぅ、好きって言ったんですから、ソレの何処が好きなのか気になっちゃうのが私です。

それが甘い物だと尚更ですっ、そんな私の問いに暫くあごに手を当てて考える七瀬さん。


そしたら、答えが見つかったのか、こう答えて来ました。


「あの形ね」

「へ!? かっ形……ですか?」


あっ味がどうのとかではなく、形……思ってた答えと違いましたね。

でっでも好みの対象は人それぞれ、詳しく聞いてみましょう。


「だって、とても食べやすいでしょう?」


と、思ったら聞かずとも喋ってくれました。

なるほど、確かにさくさく食べれますよね。


「そうですね、手軽に食べられちゃいますよね」

「えぇ、端と端で食べ始めるのに食べ合いやすい素敵なお菓子だわ」

「あぁ、わかりま……へ?」


え、ちょっと……今理解不能な事を喋りましたけど、どっどう言う事です?

端と端で食べ始める? どっどう言う事です? えと、それだと2人同時に食べるって事になりますけど、一体どういう事ですか?


ガチャッ……。


と、困惑してる時でした。

扉が開いて長門さんが現れました。


「待たせたな、ではさっさと始めよう」


手にはファイルを持ってます、これは予想ですが……あのファイルは、これから試食する訳ですから味とかの感想を細かく書いていく為の物でしょうね。


そう思うと、甘い物が食べられて嬉しい! って言う感情がほんの少し薄れて、これから大事なお仕事が始まるんだって気持ちになりますね。


え? そっちの方が強く思わないとダメですか?

まぁそうですね、試食って大切なお仕事です。


でもね、私は思うのですっ。

自分が楽しいと思った仕事は、楽しまないと損なんですよっ!

だから適度な緊張感を持って精一杯楽しみまないとダメなんです!


という訳で、今日だけはゆるーくやらせてもらいますからねっ! さぁ……たぁくさん食べますよぉっ。


こうして始まった試食会、だが私は知らなかった……。

この試食会の過酷さを、そして私は知る事になる、恵さんと止さんが落ち込んでいた訳を……今の私は、その事をまだ知らないでいたのでした。

今回も読んで頂きありがとうございました!

まだまだ不定期更新が続きます、すみません。

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