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チェンジ 〜From heaven Till hell〜  作者: 井上陽介
第一部
19/55

第19話

 こことももうおさらばなんだな。


 木曜日の朝、速人は部屋の窓から研修所を眺めて思った。最後の一週間もいつものようにあっという間に過ぎ去っていった。もう今日を含めても二日しか残っていない。


 短い間だけど素晴らしい日々だったなと思う。個性的な仲間たちと最高の日々を過ごした。


 毎日、何かしらの発見があり、思いっきり笑いまくった。


 ここを出てからも、交流は続けたいと思う。配属先は今日、発表される予定だった。速人は自分の配属先をそんなに気にしてはいなかった。自分で決められないことに関しては考えないようにしていた。ただ茜の配属先だけは気になっている。


 自分からそんなに離れないで欲しかった。


 我ながら女々しいな、と速人が自嘲していると部屋のドアが開く音が耳に入る。洗面所に行っていた仁科が戻ってきたようだった。


「八尋さん、ひどいじゃないですか」


 口調は怒っているが、表情は苦笑いに近い。速人は何のことを言っているのかすぐに気が付いたが、あえて気が付かないフリをする。


「何のこと?」


「部屋長が毎晩、提出する在室確認の書類ですよ。八尋さんが毎日書いてるやつ。俺の名前を仁科恥ってずっと書いてたらしいじゃないですか。〝聡〟ですから。何すか、〝恥〟って」


 何時の時点からだったか覚えてはいないが、速人は確かに仁科の名前をわざと間違って〝恥〟と書いていた。


「そうだった? きっと本気で間違ったんだよ。ごめんね」


「まったくメリットのないことばかりするんだから。トイレ行ったら何か他の部屋のやつがクスクス笑ってるから聞いてみたんです。俺の名前はすっかり〝恥〟になってますよ」


「あと二日の辛抱だよ」


 それを聞いて仁科の表情が微妙に変わる。


「そうですね。あと二日なんですよね」


 きっと仁科も寂しさを感じてるのだろう。しかしこればかりはどうしようもないのだ。楽しい時間はいつか終わる。むしろ与えられた時間が長すぎた位なのだ。


 それに男同士で寂寥に浸っていても仕方がない。仁科も同じように感じたのか、思い出したように話題を変えた。


「そういや由紀ちゃん、今日帰ってくるみたいですよ」


「まだ葬儀が終わって数日しかたっていないだろう?」


「そうですよね。でもあの子だって就職しなきゃいけないし。これからは一人な訳でしょう。それに家にいても寂しいだけなんじゃないですか」


「そうかもしれないけどね」


 きっと由紀は無理してるに違いない。速人は自然とそれがわかった。仁科の言うことも一理あるが、そんなにきちんとした話じゃない。彼女は途方に暮れてここに戻ってきたんだろう。



「じゃあ午後から配属先の発表をするからな。みんな楽しみにしておけよ」


 逸見の声と同時に午前中の授業が終わった。ザワザワと研修生たちが動き出す。


「八尋君、由紀が来てるって。食堂で待ってるらしいよ」


 彩菜が携帯を片手に声を掛けてくる。


 途中で達也やニコとも合流し食堂へ向かった。茜にも来るようにラインをする。


 移動してる間、何となくみんな無言になっていた。


「通夜とか葬式じゃないんだ。俺たちがこんなんだと逆に由紀ちゃんが気にするぞ」


 あまりよくない雰囲気だと思ったのか達也が殊更に明るい声を出した。 


 食堂に着き、速人らが周りを見渡すと、茜と由紀が同じテーブルに座っているのが見えた。すぐにこちらに気付いたようで茜が手招きする。彩菜などは大袈裟に由紀に駆け寄った。久美子や涼子もそれに続く。


「由紀、大丈夫?」と彩菜。


「うん。心配かけちゃいましたね。とりあえず大丈夫です。少し前からわかってたことだし、これからのことを考えたら頑張らなきゃいけないって思って」


 速人には無理に気丈に振る舞っているようにしか見えなかった。それに少し顔色が悪いのに気付いた。


 女性陣が由紀の周りに座り、達也らもそれぞれその近くに座った。速人だけはテーブルに荷物を置くと立ち上がって由紀に近付いた。


「よう」


「八尋さん、ちゃんとテストできました? わたしがいないとダメだろうなって思って心配してたんですよ」


「皆さんの協力で何とか大丈夫だったよ」


 速人はそのまま食堂を縦断する列に向かって歩いた。後ろで他の男性陣が由紀と話しているのを聞きながら、いつものように並んでいる人間が少ない方の列に並ぶ。


 速人は食事をトレイに載せて戻ったが、それを由紀の目の前に置いた。


「朝から何も食べてないんだろ? 少しは食べないと」


 由紀は目をパチクリさせていたが、すぐに笑顔になる。


「八尋さんは相変わらずですねえ」


 そう言って彼女は形だけだが食事に口をつけた。


「それとも甘い物のほうがいいか?」


 ニコがどこから出したのかチョコレートを由紀に差し出す。


「由紀ちゃん、ごめんね。こいつら何か食べさえすれば怪我とかも治っちゃうと思ってるからさ。まあ、この二人は本当にそうなのかもしれないけど」


 達也が呆れた顔をし、絶妙なタイミングで絶妙なことを言う。


「そうよね、速人やニコ君ならそれもありえるかもね」


 茜がすぐに達也に加勢する。


「ひどいな、おまえら」


 速人はそう言いながら、由紀に向かって笑いかける。


「みなさんもご飯食べてください。お昼休みが終わっちゃいますよ」


 由紀の言葉に一同は立ち上がり、それぞれの好みの列に並ぶ。速人はそのまま席に座り続けていた。由紀と二人でみんなを待つ。


「八尋さんは食べないんですか?」


「どこも怪我してないからね。食べる必要がないんだ」


 速人がさっきの冗談を続けると、由紀はまた笑った。


「わたし八尋さんにお礼を言いたかったんです」


「何で?」


「最初の金曜日、わたしが帰れるように手伝ってくれたじゃないですか。あの日、母の具合が一時的によくなったんです。あんなに調子がよかったのはあれが最後でした。たくさん色々話せた。もし、あの日に帰れなかったらって思うと……」


 速人は初めて由紀と協定を結んだ日のことを思い出した。


 速人もそれによって補習を免れ、外出できたのだ。そして茜に誘われ、彼女と一晩過ごした。


「俺もあの日はいいことがあったんだ。こっちがお礼を言いたいくらいのね」


「何があったんですか?」


「内緒」


 そう言いながらも速人はトレイを持って戻ってきた茜の方に首を向けた。そして由紀の方に視線を戻し、小さく笑う。由紀も一旦、茜の方を見て、すぐに速人に視線を戻した。由紀の顔に理解が浮かぶのが速人にはわかった。


「じゃあお互い様なんですね」


「そういうこと」


 速人は照れ隠しのように頭を掻いた。


「二人ともあたしの方を見てたでしょう? 何を話してたの?」


 茜がトレイをテーブルに置き、座りながら言う。


「茜って凄い食べるんだぜって。二人前から三人前はいけるって話してたんだ」


「何それ。由紀ちゃん、速人の言うこと真に受けたらダメだからね」


「はい。よーくわかってます」


 そのうち全員が戻ってきた。由紀の周りに座り、いつものように食事を始める。達也や川井がいつもよりも冗談を言い、速人やニコも率先していじられ役となり雰囲気を和ませていった。


「あっ、そろそろ時間だよ。行かないと」


 久美子が時計を見ながら、みんなを促した。速人が壁に掛かっている時計を見ると、後五分しか休憩時間は残されていなかった。慌てて立ち上がり、教室に向かうことにする。茜や達也、ニコもそれぞれ自分の教室へ足早に向かう。


「さて、どこに配属されるんですかねえ?」


 教室が見えた頃、仁科が誰にともなく言った。


 速人がみんなを見ると期待とほんの少し不安が入り交じった表情をしていた。今から自分たちが働く職場が発表されるのだ。無理もないことだろう。


 時間には間に合ったようでまだ逸見の姿はそこにはなかった。クラスの他の研修生はほとんど席に着いていて、速人たちの席だけが虫歯のように空いていた。


 窓際にある自分の席に速人は座る。すくに隣の席に由紀が座った。


 いつもの風景。推定寿命あと二日。


 そしてドアの開く音が響き、逸見が姿を現した。


「よし、みんな集まってるな」


 そう言って周りを見渡す。逸見の視線が由紀のところで止まった。


「西川は大変だったな。もう大丈夫なのか?」


 由紀がコクリと頷く。


「それじゃあ早速、配属先を発表するぞ。これを一枚ずつ取ってくれ」


 そういって書類の束を小分けにして最前列に座る研修生に手渡した。やがて速人の席にも書類が回ってくる。一枚取って後ろに回した。


 前の方に座る研修生の間ではすでに喜びの声を上げる者もいた。希望通りだったのだろう。速人は書類を見てみる。ズラリと人名が並び隣に配属される部署や支店の名前が書いてあった。その隣には教室名が書かれている。


 何だ、これ。速人は自分が見ているものの意味がよくわからなかった。


 このクラスは四十七人だが、そのうちの七人ほどの配属先の欄が未定と書かれていた。しかもその七人は速人たちのグループだったのだ。仁科と川井の方を振り返ると二人とも同じように怪訝そうな顔をしていた。彩菜達の方を見ても同様だった。


「これから配属される部署ごとに説明があるから、各自で指定の教室に行くように。配属先の隣に書いてあるだろ。未定の者はここに残ってくれ。すぐに各クラスから同じように未定の者が来るから」


 逸見はそう言って椅子に腰を下ろした。


 他の研修生たちは嬉しそうにしていたり、少しガッカリした様子をしたりと悲喜こもごもだった。ガヤガヤと騒ぎながらもみな指定された教室へ向かった。すぐに教室は速人たち七人だけとなる。


 一人、二人とよく知らない研修生が入ってくる。みな一様に不思議そうな顔をしていた。教室の二つのドアからどんどんと人々が入ってきて席を埋めていった。


 そのうちに見知った顔が教室に入ってくる。


「みなさん、お揃いで何より」


 達也がいつもの態度で教室に入ってきた。どうやら達也も〝未定組〟だったらしい。


 続いてニコも入ってきた。速人の方を一瞥して無言で後ろの席に座る。


 おいおい、何だこれは。速人は困惑していた。偶然にしては出来すぎている。


 その間もどんどん研修生は入ってきていた。すでに五十個ある席が全て埋まろうとしていた。どうせならもう一声いってくれよ、と速人は願った。一番来て欲しい人間がまだ来ていない。速人がジリジリと待っていると逸見が立ち上がった。


「これで全員かな」


 逸見がそう言った時、ドアが勢いよく開く。


 ウェーブのかかった赤茶色の髪を持つ女性が入ってきた。茜の姿を見て速人は自分でも驚くほど安堵していた。


「よし。みんな集まったようだな」


 そう言って、さっきとは違う書類の束を取り出して配り始めた。さっきと同じように前から後ろに回される。


「ここに集まってくれたみんなは今回の研修の成績優秀者の上位五十人だ。君たちは土曜からの一週間、渡した書類に書いてある会社が所有する島で特別研修を受けてもらう。その後は会社の幹部候補として他の者とは違うコースを歩むことになるからそのつもりで。まあ、簡単に言えば出世コースに乗ろうとしてるってことだ」


 教室が一瞬の静寂の後、歓喜に包まれた。それぞれが隣や後ろの席の人間と顔を見合わしている。


 速人が茜を見ると、茜も速人の方を見て笑っていた。


「成績優秀と言ってもテストだけで決めたわけじゃない。総合的に判断して選んだんだ。君たちはこれから会社を背負っていくことになる。それを忘れないでくれよ」


 優秀者ってか。確かに達也や久美子はテストも常に満点で、何をやらせても上手くやっていたので上位どころか主席だと言われても不思議ではなかった。


 他の連中もまあ言われてみれば優秀なのかもしれない。涼子などは容姿だけで基準をクリアしそうだ。仁科や川井もああ見えて、色々とそつなくこなしていたのを速人は知っていた。


 しかし速人は自分が何故、優秀者に選ばれたのかがどうしてもわからなかった。テストはなんとか補習を免れる程度。ほかの研修でもさほど目立ったわけでもない。営業のロールプレイングなどは我ながらひどいものだったと自覚していた。


 そしてニコ。補習ばかりしていたし、ほかの研修も自分と同じくらいダメだろうと速人は思っていた。ニコが営業する姿など想像すら出来ない。


 茜に関しては速人は自分の恋人のくせによくわかっていなかった。真面目に勉強している姿は見たことがないが、常にテストは大丈夫だったようだ。速人と毎晩のように会っていたし、そんなに一生懸命に研修に取り組んでいたとは思えなかった。


 だが、そう見せないだけの余裕があるのかもしれないと考え直す。


「おい。この赤島って場所、知ってるか?」


 いつの間にか速人の目の前に達也が立っていた。手には書類を持っている。


「知らない。聞いたこともないな」


「俺も聞いたことない。随分、遠いところみたいだぞ」


 達也が書類を指で指し示す。


 赤島。東京から船で約二十時間以上かかると書類には記されていた。地図上では小笠原諸島の西之島から三百キロほど北西の場所に印がしてあった。会社が所有していると言っていたが、随分物好きなものだと速人は思った。遠すぎるだろ。


 まだ教室内は浮かれた雰囲気に包まれていたが、逸見が一つ咳払いをした。


「実際のところは特別研修と言ってもご褒美みたいなものだ。うちの会社の福利厚生はかなりいいんだぞ。君たちが行く赤島は無人島だったのを会社が買い取ったんだ。今は社員の研修施設になっているが、将来は観光施設を作る計画もある場所だからな。楽しんでくるといい」


 再び研修生の間で歓声があがる。何人かの研修生が逸見の元に行き話し始める。逸見も笑って応じていた。


 速人がそうやって周りを見ていると達也が速人の耳に顔を近付けてきた。


「おい、速人。あそこに四人組の男がいるだろ?」


 達也の視線を追うと、教室の左奥の席に四人の男が座っていた。特にはしゃいでいる様子もなく四人で何かを話しているようだった。何となく速人には見覚えがあった。


「例のやつらだよ。お前が夜中に見たやつ。こないだ教えただろ」


 よく見れば確かにそうだった。あの後、最初に見かけた時に達也から教えられていた。それから何度も見かけていたが、特段変わった様子もなかったのでそのまま忘れていた。入ってきた時、何故か気付かなかったのだろう。ドアは二つあるし、ずっとよく見ていたわけではないので見逃したのかもしれない。そうは思ったが、同時に何か不思議なものを感じた。彼らには妙に存在感がないのだ。


「急に真面目になって、最後は成績優秀でここを出るってか。まったくどういう基準で選んでるんだか。それにしても大人しいやつらだよな。今も静かに座って話してる。最初にお前から聞いた話とは大違いだ」


「あれから人が変わったように真面目になったらしいからな。まるで別人だって話だ」


「そんなことってあるのかねえ」


「まあ、別にもうどうでもいいけどな」


 達也の言葉に速人は頷く。まったくどうでもいいことだ。


 視界の片隅に茜がニコと話しているのが見えた。ニコにしては珍しく笑いながら話している。ここ数日、ニコと茜は急に仲が良くなったように速人は感じていた。


 何かあったんだろうな。速人はそう思ったが、ニコに対しては完全に信頼しているので嫉妬のような感情は何も出てこない。むしろニコがああして笑っていることに喜びすら感じていた。


「茜ちゃんも一緒でよかったな」


 速人の視線に気付いたのか、達也が言った。


「ああ。本当によかったよ」


「やけに素直に答えるねえ」


「たまにはそれもいいかなって思って」


 達也はやれやれといった様子で両手を広げた。


「まあ、お前がそんな風になるのもわからなくもないけどね。茜ちゃんは確かにいい女だから。タレ目で可愛いし、体もムチッとしてエロい。おまけに性格もいいときてる」


 速人はそれを聞き、自然と笑顔になる。


「笑うなよ。別にお前を褒めてるわけじゃないから。それに彼女にだって欠点はあるんだぞ」


 厳しい言葉とは裏腹に、達也は口元を緩め笑顔を見せて言った。


「男の趣味が悪い」


 速人はその言葉を無視することにした。達也はさらに話し続ける。


「それにしてもみんな一緒とはなあ。涼子ちゃんたちはともかく速人やニコまで成績優秀なんて悪い冗談にしか思えない」


 そう言って達也は涼子たちが座る席の方を見やった。速人も同じくそっちを見る。涼子と彩菜が楽しそうに話している。恐らくこれから行くことになる場所の想像でも膨らませているのだろう。逸見の口ぶりからすると研修とは名ばかりのようだ。彼女たちがはしゃぐのも無理はない。いつの間にか彩菜たちの側に由紀も立っていたが二人とは違ってそんなにはしゃいでいる様子はなかった。きっと微妙な感じなんだろう。


 速人はそんなことを思いながら彼女たちの様子を見ていたがすぐにあることに気が付いた。久美子が会話に参加していないのだ。一人で静かに席に座っている。いつもなら彩菜らと一緒になって話しているはずだった。見ていると彩菜たちもしきりに久美子に呼びかけているが、適当に頷いているだけのようだ。


「久美子ちゃんだけは盛り上がってないみたいだ」


 達也もすぐに同じことに気付いたようだった。


「具合でも悪いのかもよ」


 速人は適当に言ってみる。


 いつも真面目で落ち着いた大人の女性。この研修中で速人が久美子に対して持ったイメージだった。年齢は二十四歳とのことだったので、十九歳の由紀はともかくとして、他の仲間とほとんど年は変わらない。しかし彼女の精神年齢は頭一つ抜けているように速人は感じていた。


「適当なこと言うなよ。まあ、予定でもあるのかもしれない。でも二週間の延長があるかもって言われてなかったっけ。しっかり者の彼女がそれを忘れるわけないんだけどな」


 速人と達也がそんなことを話していると、やっと久美子が立ち上がった。彩菜たちの輪に加わり、話し始めるのを見て二人とも何となく安心する。速人は達也の顔を見て小さく笑うと達也も同じように笑って応えた。どうやら何でもなかったようだった。


「しかしいい会社だねえ。一ヶ月も遊ばせといて、さらに未来のリゾート地にご招待とはね。誰のおかげでこんないいところに来たのかなあ」


 達也が急に偉そうな態度で冗談交じりに言った。


「わかってますよ。達也さん。感謝しております」


「謝意は言葉じゃなく形にしてくれたまえ」


 達也はそう言うと、軽い足取りで涼子や彩菜たちの席へ向かった。


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