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はじまりの放課後

僕はいつも学校にいくとされることがある。

それは「いじめ」だ。

毎日の様に嫌がらせを受け、正直耐えがたいものもあった。

しかし天は僕に味方をした。

これから復讐が始まる。

長かった苦痛に今終止符を打つ。



学校のチャイムが鳴り響くなか教室へ入る。

遅刻ギリギリ、もしくは遅刻し始めなのかはわからない。

今日はまだ始まったばかり。

いじめが始まったばかり。

机がない、椅子もない。

居場所自体このクラスは求めていないのである。

困ったことにこのいじめは僕が転校してきたその日から始まった。

学校ぐるみである。

僕が教室へ入ると皆何も無いかの様に誰一人目を合わせてくれない。

先生を僕のことを紹介してくれない。

そういう学校だと思うことにした。

次の日も次の日も僕の存在はクラスから無かったかの様に扱われ、僕は姿を消した。

誰にも干渉されないというのは非常に楽なことだ。

気を遣うことも遣われることもない。

何も考えなくていい。いわばパラダイス。

いじめも捉え方によってはパラダイスだ。

何をしようが勝手。だから僕はそれが嫌だった。

誰かに構ってほしかった。気付いてほしかった。

「明日からはこうしよう」

僕は放課後にいつもそう思った。

でも変われない。もう何回目だろう。

もうすぐ7月が終わろうとしてる。

そんな時だった。



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