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魔物に包囲された塔で半年間の籠城を命じられた狩人部隊、仲間たちは少しずつ壊れていき、救援隊が来た時には俺しか残っていなかった  作者: りつりん
第二章

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3話 魔物たちの襲撃

「弾薬は……まだ十分にあるな」


 ガロットが呟いた。

 カタリナは薄桜色の総レース仕様の下着姿のまま、寝室の隅で自身の手帳を開き、魔法の言葉を読み返し始めた。


 淡い薔薇金の髪が揺れ、大きなライラック色の瞳が真剣に手帳を見つめる。

 彼女は手帳に書かれた呪文の発音を復習し、小声で呟き始めた。


「アルカナ……フロストヴェイル……エターナル……」


 カタリナの声は小さく、だが真剣である。

 セシリアは薄桜色の総レース仕様の、フルサポートブラとショーツ姿のまま、彼女の隣で自身の手帳を開き、魔法の言葉を読み返し始めた。


 淡いミルクティーブラウンのゆるふわウェーブが揺れ、ツインお団子から毛先がふわりとほどける。

 まんまるな目に、ほんのりピンクがかった頬。


 タレ目気味の金色の瞳が、真剣に手帳を見つめる。

 彼女は手帳に書かれた呪文の発音を復習し、小声で呟き始めた。


「オラクル……ベル……ヒーリング……ライト……」


 セシリアの声は優しく、だが真剣である。

 二人の女性は、黙々と魔法の言葉を復習し、その声が静かに響く。


 イグナーツは黒いシャツとズボン姿のまま、寝室の隅で静かに短銃の弾丸を手に取った。

 切れ長の黒目がちな瞳が、真剣に弾丸を見つめ、濃藍の羽織が揺れる。


 右耳の真鍮の耳飾りが揺れ、左手の黒紐の腕輪が軋む。

 彼は弾丸を一個ずつ握り締め、祈りを込めて魔法を付与していく。


「この弾丸が、仲間を守る力となりますように」


 イグナーツの声は小さく、だが真剣である。

 彼は弾丸に魔力を込め、呪印を付与していく。

 弾丸が淡く光り、魔力が宿る。


 イグナーツは一個、また一個と弾丸に魔力を込めていく。

 その作業は静かで、だが神聖である。

 仲間たちは各々の作業を続け、寝室には静かな時間が流れていた。


「くそっ、絶対に途中で尽きるな。まったく……予備の弾薬を取りに行くべきか……」


 イグナーツと仲間たちが自由に時間を過ごしていると、ヴェルナーが愚痴を吐き捨てる。

 彼は白いシャツとズボン姿のまま、短銃(ルキフェル)に弾を込めていた。


 長めの金髪が後ろで一束に結ばれ、切れ長の蒼い瞳が真剣に短銃を見つめる。

 白と金を基調とした布鎧が裂け、銀縁のロングマントが焼け焦げていた。


 ヴェルナーは椅子から腰を上げ、武器庫へと向かおうとする。

 その瞬間、外から不穏な風の音が吹き込んできた。

 それは突風並みの強さで、塔全体を揺らすほど。


 窓ガラスが激しく軋み、扉が揺れた。

 風は冷たく、まるで何かが近づいてくるような、不気味さを帯びている。

 全員が動きを止め、周囲に警戒の視線を向けた。


「なにか……来るぞ」


 何かを察知したように、ユリウスが神妙な面持ちで呟く。

 彼の声は重たく、低い。


 黒いシャツとズボン姿のまま、レイピアを握りしめる。

 銀灰色の髪がポニーテールで揺れ、前髪が右目を隠していた。


 白磁のような肌に、整えられた中性的な顔立ちが、真剣に外を見つめる。

 伏せがちな蒼灰色の瞳が鋭く光り、彼の能力が何かを捉えていた。


 ユリウスの言葉に、その場の雰囲気は一気に緊張感に包まれ、静まり返る。

 全員が息を潜め、外の様子を伺う。

 数秒後、外から野生の動物とは違う、魔物と思われる咆哮が響き始めた。


「グルルルルル……ガァアアアアアアッ!」


 その咆哮は低く、禍々しく、耳を劈くほどに大きい。

 一体ではない。複数――いや、数十体、数百体の咆哮が重なり合い、森全体を震わせる。


 そして、重たい足音が響き始めた。

 ――地面を蹴る音が次第に大きくなり、塔へと近づいてくる。


 二足歩行型の夜狼の足音と、四足歩行の血餓狼の足音が混ざり合い、地面が震えた。

 イグナーツは、切れ長の黒目がちな瞳を鋭く光らせ、外を睨む。


 濃藍の羽織が揺れ、右耳の真鍮の耳飾りが揺れる。

 左手の黒紐の腕輪が軋む。


「来たか……」


 静かにイグナーツが呟いた。

 足音と咆哮が次第に塔へと近づき、その音は大きくなっていく。


 そして、次の瞬間――塔の出入り口の扉に、重たい衝撃音が走った。

 扉全体が激しく揺れ、石壁が軋む。


 それは扉をノックするという次元のものではなく、明確に力の限りを尽くして扉を破壊しようとしている感じだ。

 恐らく魔物たちは体当たりを何度も繰り返しているのだろう。


 扉への衝撃は止まらない。何度も何度も、獣たちが体当たりを繰り返す。

 扉の蝶番が軋み、木材が砕けそうになる。


 だが、幸いにも扉は崩れなかった。

 カタリナが事前に、厳重な封印魔法を扉に掛けたことで、扉は頑丈に守られている。


 魔法障壁が扉を覆い、衝撃を吸収しているのだ。

 扉の表面には、魔法陣が浮かび上がり、淡く光る。


 カタリナは薄桜色の総レース仕様の下着姿のまま、手帳を握りしめ安堵の息を吐いた。

 淡い薔薇金の髪が揺れ、大きなライラック色の瞳が不安に揺れる。


「……封印魔法が……持ちこたえてますぅ……」


 カタリナの声には、安堵と緊張が混ざっていた。


「グルルルル……ガァアアアアアッ!」


 外からは魔物たちの咆哮と、足音と体当たり音が響き続ける。

 その音は塔全体を震わせ、寝室にも響き渡った。

 イグナーツは本に書かれていた、夜間の襲撃が本当である事を改めて実感し、危機感を募らせる。


「本当に来たのか……夜間の襲撃……」


 彼の声は低く、真剣そのものだ。

 仲間たちもイグナーツと同様に、夜間の襲撃が本当である事を確信する。


 エリザベートは、白いシャツとズボン姿のまま、聖銀の槍を握りしめた。

 白金の髪が揺れ、蒼い瞳が鋭く外を睨む。


 豊かな胸が上下し、白いレースの下着が透けて見える。

 彼女の表情は冷徹で狩人のそれだ。


「本当に来たわね……」


 エリザベートが呟く。

 カタリナは薄桜色の総レース仕様の下着姿のまま、魔術刻印杖を握りしめた。

 淡い薔薇金の髪が揺れ、大きなライラック色の瞳が真剣に外を睨む。


「……やっぱり来ましたねぇ……」


 彼女の声は微笑みを浮かべているが、その目は真剣である。

 ヴィオラは黒革とレースを組み合わせた、拘束型ボディスーツ姿のまま、刃付き鞭を握りしめた。

 深い漆黒に紫を滲ませた長髪が三つ編みで揺れ、紅い瞳が鋭く外を睨む。


「来たわね……」


 彼女が呟いた。

 リュネットは黒を基調とした、極薄素材のスポーツタイプの下着姿のまま、双刀を握りしめる。


 漆黒に近い深藍色の髪が揺れ、細めの淡い銀青の瞳が冷たく外を睨む。

 細腰からの曲線が美しく、腰回りのラインが色香を漂わせる。


「……来た」


 無表情のまま彼女は呟いた。

 セシリアは薄桜色の総レース仕様の、フルサポートブラとショーツ姿のまま、杖剣を握りしめる。


 淡いミルクティーブラウンのゆるふわウェーブが揺れ、ツインお団子から毛先がふわりとほどけた。

 まんまるな目に、ほんのりピンクがかった頬。

 タレ目気味の金色の瞳が真剣に外を睨む。


「えへへ……来ちゃいましたねぇ……」


 彼女の声は微笑みを浮かべているが、その目は真剣である。

 ガロットは、黒いシャツとズボン姿のまま、黒蛇の鎖剣を握りしめた。


 漆黒の髪がオールバックに撫で付けられ、金茶色の瞳が鋭く外を睨む。

 深墨色のロングコートが揺れ、背中から腰にかけて複数のホルスターが揺れる。


「来たか……」


 薄く笑いながら彼が呟いた。

 ヴェルナーは白いシャツとズボン姿のまま、黄金の大剣を握りしめた。


 長めの金髪が後ろで一束に結ばれ、切れ長の蒼い瞳が冷たく外を睨む。

 白と金を基調とした布鎧が裂け、銀縁のロングマントが焼け焦げている。

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