3話 魔物たちの襲撃
「弾薬は……まだ十分にあるな」
ガロットが呟いた。
カタリナは薄桜色の総レース仕様の下着姿のまま、寝室の隅で自身の手帳を開き、魔法の言葉を読み返し始めた。
淡い薔薇金の髪が揺れ、大きなライラック色の瞳が真剣に手帳を見つめる。
彼女は手帳に書かれた呪文の発音を復習し、小声で呟き始めた。
「アルカナ……フロストヴェイル……エターナル……」
カタリナの声は小さく、だが真剣である。
セシリアは薄桜色の総レース仕様の、フルサポートブラとショーツ姿のまま、彼女の隣で自身の手帳を開き、魔法の言葉を読み返し始めた。
淡いミルクティーブラウンのゆるふわウェーブが揺れ、ツインお団子から毛先がふわりとほどける。
まんまるな目に、ほんのりピンクがかった頬。
タレ目気味の金色の瞳が、真剣に手帳を見つめる。
彼女は手帳に書かれた呪文の発音を復習し、小声で呟き始めた。
「オラクル……ベル……ヒーリング……ライト……」
セシリアの声は優しく、だが真剣である。
二人の女性は、黙々と魔法の言葉を復習し、その声が静かに響く。
イグナーツは黒いシャツとズボン姿のまま、寝室の隅で静かに短銃の弾丸を手に取った。
切れ長の黒目がちな瞳が、真剣に弾丸を見つめ、濃藍の羽織が揺れる。
右耳の真鍮の耳飾りが揺れ、左手の黒紐の腕輪が軋む。
彼は弾丸を一個ずつ握り締め、祈りを込めて魔法を付与していく。
「この弾丸が、仲間を守る力となりますように」
イグナーツの声は小さく、だが真剣である。
彼は弾丸に魔力を込め、呪印を付与していく。
弾丸が淡く光り、魔力が宿る。
イグナーツは一個、また一個と弾丸に魔力を込めていく。
その作業は静かで、だが神聖である。
仲間たちは各々の作業を続け、寝室には静かな時間が流れていた。
「くそっ、絶対に途中で尽きるな。まったく……予備の弾薬を取りに行くべきか……」
イグナーツと仲間たちが自由に時間を過ごしていると、ヴェルナーが愚痴を吐き捨てる。
彼は白いシャツとズボン姿のまま、短銃に弾を込めていた。
長めの金髪が後ろで一束に結ばれ、切れ長の蒼い瞳が真剣に短銃を見つめる。
白と金を基調とした布鎧が裂け、銀縁のロングマントが焼け焦げていた。
ヴェルナーは椅子から腰を上げ、武器庫へと向かおうとする。
その瞬間、外から不穏な風の音が吹き込んできた。
それは突風並みの強さで、塔全体を揺らすほど。
窓ガラスが激しく軋み、扉が揺れた。
風は冷たく、まるで何かが近づいてくるような、不気味さを帯びている。
全員が動きを止め、周囲に警戒の視線を向けた。
「なにか……来るぞ」
何かを察知したように、ユリウスが神妙な面持ちで呟く。
彼の声は重たく、低い。
黒いシャツとズボン姿のまま、レイピアを握りしめる。
銀灰色の髪がポニーテールで揺れ、前髪が右目を隠していた。
白磁のような肌に、整えられた中性的な顔立ちが、真剣に外を見つめる。
伏せがちな蒼灰色の瞳が鋭く光り、彼の能力が何かを捉えていた。
ユリウスの言葉に、その場の雰囲気は一気に緊張感に包まれ、静まり返る。
全員が息を潜め、外の様子を伺う。
数秒後、外から野生の動物とは違う、魔物と思われる咆哮が響き始めた。
「グルルルルル……ガァアアアアアアッ!」
その咆哮は低く、禍々しく、耳を劈くほどに大きい。
一体ではない。複数――いや、数十体、数百体の咆哮が重なり合い、森全体を震わせる。
そして、重たい足音が響き始めた。
――地面を蹴る音が次第に大きくなり、塔へと近づいてくる。
二足歩行型の夜狼の足音と、四足歩行の血餓狼の足音が混ざり合い、地面が震えた。
イグナーツは、切れ長の黒目がちな瞳を鋭く光らせ、外を睨む。
濃藍の羽織が揺れ、右耳の真鍮の耳飾りが揺れる。
左手の黒紐の腕輪が軋む。
「来たか……」
静かにイグナーツが呟いた。
足音と咆哮が次第に塔へと近づき、その音は大きくなっていく。
そして、次の瞬間――塔の出入り口の扉に、重たい衝撃音が走った。
扉全体が激しく揺れ、石壁が軋む。
それは扉をノックするという次元のものではなく、明確に力の限りを尽くして扉を破壊しようとしている感じだ。
恐らく魔物たちは体当たりを何度も繰り返しているのだろう。
扉への衝撃は止まらない。何度も何度も、獣たちが体当たりを繰り返す。
扉の蝶番が軋み、木材が砕けそうになる。
だが、幸いにも扉は崩れなかった。
カタリナが事前に、厳重な封印魔法を扉に掛けたことで、扉は頑丈に守られている。
魔法障壁が扉を覆い、衝撃を吸収しているのだ。
扉の表面には、魔法陣が浮かび上がり、淡く光る。
カタリナは薄桜色の総レース仕様の下着姿のまま、手帳を握りしめ安堵の息を吐いた。
淡い薔薇金の髪が揺れ、大きなライラック色の瞳が不安に揺れる。
「……封印魔法が……持ちこたえてますぅ……」
カタリナの声には、安堵と緊張が混ざっていた。
「グルルルル……ガァアアアアアッ!」
外からは魔物たちの咆哮と、足音と体当たり音が響き続ける。
その音は塔全体を震わせ、寝室にも響き渡った。
イグナーツは本に書かれていた、夜間の襲撃が本当である事を改めて実感し、危機感を募らせる。
「本当に来たのか……夜間の襲撃……」
彼の声は低く、真剣そのものだ。
仲間たちもイグナーツと同様に、夜間の襲撃が本当である事を確信する。
エリザベートは、白いシャツとズボン姿のまま、聖銀の槍を握りしめた。
白金の髪が揺れ、蒼い瞳が鋭く外を睨む。
豊かな胸が上下し、白いレースの下着が透けて見える。
彼女の表情は冷徹で狩人のそれだ。
「本当に来たわね……」
エリザベートが呟く。
カタリナは薄桜色の総レース仕様の下着姿のまま、魔術刻印杖を握りしめた。
淡い薔薇金の髪が揺れ、大きなライラック色の瞳が真剣に外を睨む。
「……やっぱり来ましたねぇ……」
彼女の声は微笑みを浮かべているが、その目は真剣である。
ヴィオラは黒革とレースを組み合わせた、拘束型ボディスーツ姿のまま、刃付き鞭を握りしめた。
深い漆黒に紫を滲ませた長髪が三つ編みで揺れ、紅い瞳が鋭く外を睨む。
「来たわね……」
彼女が呟いた。
リュネットは黒を基調とした、極薄素材のスポーツタイプの下着姿のまま、双刀を握りしめる。
漆黒に近い深藍色の髪が揺れ、細めの淡い銀青の瞳が冷たく外を睨む。
細腰からの曲線が美しく、腰回りのラインが色香を漂わせる。
「……来た」
無表情のまま彼女は呟いた。
セシリアは薄桜色の総レース仕様の、フルサポートブラとショーツ姿のまま、杖剣を握りしめる。
淡いミルクティーブラウンのゆるふわウェーブが揺れ、ツインお団子から毛先がふわりとほどけた。
まんまるな目に、ほんのりピンクがかった頬。
タレ目気味の金色の瞳が真剣に外を睨む。
「えへへ……来ちゃいましたねぇ……」
彼女の声は微笑みを浮かべているが、その目は真剣である。
ガロットは、黒いシャツとズボン姿のまま、黒蛇の鎖剣を握りしめた。
漆黒の髪がオールバックに撫で付けられ、金茶色の瞳が鋭く外を睨む。
深墨色のロングコートが揺れ、背中から腰にかけて複数のホルスターが揺れる。
「来たか……」
薄く笑いながら彼が呟いた。
ヴェルナーは白いシャツとズボン姿のまま、黄金の大剣を握りしめた。
長めの金髪が後ろで一束に結ばれ、切れ長の蒼い瞳が冷たく外を睨む。
白と金を基調とした布鎧が裂け、銀縁のロングマントが焼け焦げている。
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