表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/32

3つの能力

「俺が転移する世界は、中世、魔物とかが居て魔法があってって、イメージで合ってますか?」


『はい、それで概ね合ってますよ。』


「....それなら、1つ目の能力は、剣と魔法の才能で良いですか?」


やはり異世界に憧れる物の1人として、ここは欠かせないだろう。

問題は、剣と魔法の才能をセットで一つにして貰えるかだが...


『大丈夫ですよ。身体能力、肉体の強さ、魔力等もあちらの世界基準になりますから、剣で戦う事に関しては問題は無いはずです。』


....やっぱり魔力とかあるのか!

身体能力もあっち基準になるのか....これは良い事を聞いた。


「因みにですが、異世界にはスキルやレベル、ステータスと言った概念はありますか?」


『レベルや、ステータスはありませんが、スキルならありますよ。

生まれつきや遺伝等でスキルを持つ物もいますが、基本的には、生物が努力、又は才能で何かを成し遂げた時、神から与えられるのがスキルです。剣を練習すれば、剣術に補正がかかる、みたいな事です』


ふむ、俺の想像通りだ。

それなら2つ目は...


「スキルを入手しやすくする、とかは出来ますか?」


『可能ですよ』


「なら、2つ目はそれでお願いします」


...そして3つ目、これはもし俺が異世界に転移したらって妄想していた時に考えた能力だ。


「鑑定...無機物や生き物、魔法、視界に入る様々な事、物の情報が入る...とかっていうのはどうですか?」


『鑑定...ですか?大丈夫ですが、全てが分かる、というのは難しいですね。得られる情報については指定が欲しいですね』


(得られる情報か.....相手の強さは絶対として、無機物ならその物の基本情報、魔法なら威力とかか?)


「そうですね、強さ、基本情報、名前、魔法の威力とかですかね?」


『了解です....もう少し追加できますよ』


「なら、状態...感情とかですかね。それと空間の情報を認知、とかは出来ますか?」


『状態は大丈夫です。...空間の情報ですか?何が何処にあるか、とかですか?』


「そうですね、それと動体視力の向上とかですかね?」


『了解しました。剣と魔法の才能、スキル入手条件の緩和、鑑定...魔眼で良いですか?』


(魔眼だと!?やはりこの女神...分かってる)


「はい、それでお願いします!」


『能力の付与は、あちらの世界に転移している間に行います。それでは、転移を行います』


いよいよ、遂にだ!


『では、あちらの世界での活躍、期待しております』


女神がそう言うと、俺の足元に魔法陣が現れた。


「あ、そうだ、女神様の名前を教えて下さい」


『私はディアナです』


「ディアナ様、色々とありがとうございました!」


次の瞬間、俺の視界が光に包まれた。

最後に見えた光景、ディアナ様が微笑んで居たような気がした。

数ある作品の中から、この小説を読んで頂き、ありがとうございます!

もし面白いと感じて頂けたら、ブックマークや、

いいね等して貰えると大変ありがたいです!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ