全力 ※大事なお知らせが有ります
めっっっちゃくちゃ出すの遅れてすみません!!
勉強とかであんまり時間がありませんでした(>ω<;)
更に申し訳無いんですけど、もしかしたら2年間位は月1位しか出せないかもです((((((
もし天文学的な確率でこの作品を気に入っている方が居ましたら、2年後位までブクマして待っていて貰えるとめっちゃ助かります(^_^;)
何年かかっても絶対に完結までは続けます。
(まずいまずいまずい...どうする!?体の中からの攻撃はかなり効果があった筈だ。たが、次も同じ事が出来るかと言われたら微妙な所だ。ヴィーヴルにも警戒されてるだろうし、そもそも魔力を剣を通すと魔弾の威力が落ちちまう)
「っ!」
悠長に考え事をしていると、ヴィーヴルの尻尾が迫ってくる。尻尾を飛んで躱すと、その勢いのまま上空へ跳躍する。ヴィーヴルの反応が追いつく前に、皮袋からポーションを取り出し飲み干す。
「くっ....『魔弾』」
飛翔し迫って来るヴィーヴルに魔弾を連発する。
ヴィーヴルが怯んだ一瞬の隙を縫って、風疾りで急降下する。
『剣舞』
ヴィーヴルとすれ違いざまに鱗の間を切り裂く。最後に尻尾を切り裂いた後、空中で仰向けになり右手を上に...ヴィーヴルに向ける。
『魔弾!』
5発の青い弾丸が弾き出され、爆煙がヴィーヴルを覆い隠す。
「よっと...ふぅ....」
地面に着地し、目を瞑って深く息を吸って吐く。
右手を爆煙の中に居るであろう蛇に向け、目を開ける。
「装填.....回転.......」
俺の掌から1m以上はある魔法陣が展開され、俺の右腕を中心に小さい魔法陣が3、4個展開され、高速回転する。俺の右手が、魔法陣がキィィィィンという機械が悲鳴を上げるような音を出しながら軋む。
「うっ.......ぐっ.....ああ゛あ゛あ゛」
右手に強烈な痛みが走る。手に掛る負荷など気にせず、今の俺の全て収束させる。辺りに蒼と紅の雷が迸る。
「グルギャァァァァァァァァ」
煙から姿を現したヴィーヴルは、鬼の様な形相で突っ込んでくる。
「フルスロットルだ!『魔弾っ!!』」
掌の魔法陣から、巨大な蒼い光線が射出される。
「グルギャァァァァァァ」
ヴィーヴルの口の中から光が漏れたかと思うと、物凄い勢いで炎が噴射される。辺り一帯が光に包まれる。衝突の時間は一瞬だった。炎を裂き、蒼い光線が雷を散らして突撃する。
「Gzzzzzzzzzzzz!!」
蒼い光に飲み込まれたヴィーヴルは...光の中にあったその影は次第に形を失ってゆく。閃光が晴れると、骨と鱗の残骸が落ちてくる。
(まずい...魔力を使い過ぎたのか、体を酷使し過ぎたのか...意識が...保てない...)
急いで死体を皮袋に入れ、今度はメルに渡した魔石とセットの魔石を取り出し、魔力を流す。
「メル....後は...たの....ん...だ」
俺はそのまま意識を手放した。
数ある作品の中から、この小説を読んで頂き、ありがとうございます!
もし、面白いと感じて頂けたら、ブックマークや、
いいね等して貰えると大変ありがたいです!




