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孤児少女と行く異世界無双ライフ  作者: そら
第2章 孤児少女
27/32

戦闘スタイル

「傷とか汚れも消えたし、髪とかも綺麗になったな。髪色、前より少し変わったか?」


俺たちは服屋から出て街を歩いていた。


「あー、ずっと手入れをしなかったら汚れとかが付いて色が少し変になったんだけど、気のする程の事でも無かったしそのままにしてたの」

「そうだったのか...大変だったんだな」

「大変だった...けど、お陰でそーたに会えた」

「メル....」


俺が甘い花の香りがするメルの髪を撫でると、メルは嬉しそうに目を細める。


「次はギルドに行くの?」

「嫌、メルの戦闘用の服を買いにく」

「...?」

「さっき買ったのは寝間着とか、私服?的な感じだから、戦う用の服も買わないと」

「本当に申し訳ないよ...」

「良いって良いって。色んな服のメルを見たいっていう願望も入ってるし」

「そっそうなんだ」

「ちなみに、メルってどういう戦い方するんだ?」

「私は、基本的には短刀を両手に持って、高速で近づいて斬るか、忍び寄って斬るか。後魔法も結構使える」

「成程...やっぱり暗殺者みたいな感じだな。それに魔法も使えるのか!」

「うん、短刀と一緒にメインで使ってる。便利そうな魔法は結構覚えたけど、1つ1つの熟練度とか、戦闘で使えるかって聞かれるとあんまりかな。戦闘だと闇魔法をメインに使ってる」


闇魔法か...ゲームとかアニメとかだと、結構強い

イメージがあるな。それに厨二心をくすぐる。


「ちなみにどういう事が出来るんだ?」

「うーん、拘束したり、隠れたり、一瞬で移動したり、シンプルに攻撃したり、色々出来るよ」

「かなり幅広く使えそうだな」


メルは自信満々といった感じで胸を張る。可愛い。

メルを鑑定すればもっと詳しい事を知れるのかも

しれないが、メルトは長い付き合いになる予定だし

、何か隠してる事もあるっぽいから鑑定を使うのは

やめておいた。


「おっ、着いたか」


その後も他愛ない話をしていると気付けば目的地に

着いていた。俺が街の散歩をしていた時に偶然見つけたものだ。大きさは大体学校の体育館位と結構

大きい。人の出入りが多い事と合わせて考えると、

かなりの大手なのかもしれない。


「ここで戦う用の服を買うの?」


メルが尋ねる。


「あぁそうだ。まぁ、俺みたいに普段着として使っても良いと思うがな」


俺は意外とディアナ様に貰った服を気に入ってて、寝る時以外は基本この服を着ているのだ。


「いらっしゃいませ。何かお探しのものは御座いますか?」


俺が店に入ると執事の様な人が寄ってきた。


「この子の戦闘用の服を頼む。ちなみにメルは何か希望あるか?性能でも見た目でも」

「うーん...戦闘だったら、隠れれたり、移動しやすかったり、急所を狙いやすいとかかな。見た目は...そーたの好みで」

「成程...シーフやアサシン系の方ですかね。それならば、値は張りますが丁度お客様位のサイズで

良い物がありますよ。どうぞこちらへ」


店員は俺たちを先導して、20歩程歩いた所で止まる


「こちらで御座います」


店員が指した方向には、一目見ただけでアサシンを連想する漆黒の装束があった。

数ある作品の中から、この小説を読んで頂き、ありがとうございます!

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