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140-4000

四月一日の嘘

「好きだよ…嘘だよ」

(ホントだよ)

「どっちだよ」

 テレパスの彼は私の心を読んで笑う。

(知ってるくせに)

 唇を尖らせる私の頭を、彼は優しく苦笑しながらポンポンと撫でた。

 嘘でもいいから言ってほしいのに決して言ってくれないその言葉。

 彼の左薬指に光る指輪が、今日だけの嘘だったら良かったのに。



end



▽こちらで手書き原稿公開中▽

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