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第十九章 成長の痛み

どもっ、最近重大なことに気付いた白燕です。こんにちは。


今回はいつもの定型文は無し。それよりお知らせ!

『字数制限勘違いしてた( ̄□ ̄;)!!』

うん。5000だと思ってたよ…

短いと思いつつ書いてたけど…なんだよ、書けるじゃん。

これで文章を削らなくてすむ…

やりたいことがやれる!例えば

―――――

こ と

ん こ と

な か

―――――

こ ん な こ と や

―――――

―――――

出来ちゃいますね〜(*´∇`*)

今回は書くのは終わってるので、次からいろいろ考えてみようと思います


それでは、ゆるりと本編へ…

暗い世界、荒廃した町。クロアは今のサーバーをまるで古戦場だと思った。

そして銀色の光が煌めいて、自分の考えを訂正する。やはり、戦場でしかないのだ、と

今、町では二つの陣営が武器を手にしており六つの思考が交錯している。クロアを取り戻そうとする、楼騎とエアリアル。

『ヴァルハラ』からの意思を同じくした援軍、ノピアとヨロワ。

二人に続いて『ヴァルハラ』から派遣された、ゾルアとラムダとルイエス。

『ヴァルハラ』と『ミッドガルド』を繋いだ自称何でも屋、風翼嶺。

『ミッドガルド』でクロアに戦闘技術を教えた、若草

クロアを取り戻させたくない、アレイア。楼騎、エアリアル、ノピア、ヨロワ、ゾルア、ラムダ、ルイエスの『ヴァルハラ』勢と

若草、アレイアの『ミッドガルド』勢、そして

嶺、クロアの『中立』。三者で武器を手に殺意を剥き出したのは『ヴァルハラ』と『ミッドガルド』だ。

「俺は、どちら側だ?」

クロアは立場を決めかねていた。馴染みのある世界、仲間と共に戦うべきか、不馴れな世界、大切な時間を得たほうと共に戦うべきか…

究極の二択だった。

「考えなよ、それが選択さ」

―考えなよ、それが選択だよ

嶺と、頭の中の声が呟く。

クロアは立場を決めかねていた。

「やぁっ!」

短い気合いと共に『銀の煌めき』が空間に鋭利な照り返しを生み出す。

フォン、と短い音とまるで受け止められるような感触がする。銀に輝く小型の剣がアレイアのからだの上数ミリの位置で完全停止する。

「なんで?」

逆手で斬りつけたヨロワは驚きで目を丸くする。アレイアは自身の周囲を防御する隔壁を一部反転させて受け止めた攻撃を逆にヨロワにぶつける

「くぅっ!」

ポーン!と見事に飛ばされたヨロワを楼騎が空中で受け止めて、聞く

「まだいけるか?」

「うん!」

短いやり取りを終えて、二人は少しだけ笑う。そして空中で楼騎は体勢を変えて…

「いっけぇぇぇ!!!」

全力で投擲した。

とてつもなく大きい風圧を感じながらヨロワは短剣を胸の前でしっかりと構える。そして、アレイアを直線上に捉えて目を閉じる

「そんな!?」

回避しようとして、クンッと何かが引っ掛かるのを感じる

「罠符『インビジブルスティール』。

残念ねカンネンしなさい」

ノピアの指には無数に展開された無色の糸の先端が結ばれていて、ヨロワの短剣が貫くのと同時にその糸が全て引かれる…「かはっ…」

首に絡んだ糸が喉を締め付け引き上げられた頭が体内の空気を無理矢理押し出す。キリキリ…と締め上げる力は弱いハズなのに、隔壁の内側に入り込んだせいで弾けない!

「人間のくせに…はくっ!?」

キッ、と締め上げられた糸が全身に薄く食い込む。パタタッと血が垂れて紅い模様を描く

グサリ、と力の供給が不安定になった隔壁を貫いて銀の短剣の鈍い衝撃が体を貫く

「…痛い」

アレイアは呟く

「!、お姉ちゃん!」

ヨロワが何かに気付いて自分の姉へと叫ぶ

「何!?」

キリキリキリキリ…と後ろ向きで糸を引いているノピアが聞く。かなり力を使っているのですでに顔が赤くなっている

「おかしいよ!」

「だから何!?」

「このひと、わらってる…」

ヨロワの声に怯えが混ざり、ノピアはようやく事態を把握する。

全身を切られて、さらに短剣で刺されて

「痛い」の一言で済むハズがない。

「痛いよ」

ふっ、と耳打ちされるように聞こえてノピアは振り返る

アレイアはまだ糸で拘束されており、足元の模様は水溜まりに変化しつつあった。なのに

「ヒヒヒヒヒ」

壊れた、狂喜が響くのは、なんで!?「『アンバーアクス』」

琥珀色の斧が打ち据えられ、

「『グリダ・アルビナ』」

白亜の斧が追撃した。

変則太刀を巧みに操って直撃を回避し続ける若草は後方から狙うルイエスを見て、笑う

三つの銃口をもつ、黒光りする兵器が光と爆音と鉛玉を連続的に、そして容赦なく放ちまくる

金髪和装の剣士はタンタタン!と軽いステップでその攻撃圏から逃れて放射状に広がった太刀を振るう

ルイエスはそれを自身の服を用いて絡みとる。

「おろ?」

意外だと驚いた若草の後ろから

「もらいます!」

「くらいなさい!」

野獣のように目を輝かせた斧使いが襲いかかる…

若草が何かを呟いたが、二人の大斧が岩盤を叩き壊した音の方が数十倍大きく、半径二十メートル程の地形を変形させる迫力にも負けていた。

「やったか?」

もうもうと立ち込める土煙の中からは何の物音もしなかった

「…おい」

少し離れた位置で―破壊に巻き込まれて瓦礫に変化した建物に腰掛けながら―嶺が呟いた。

「何です?」

至って平然と、一瞬で空間を飛び越えた変な和装の人物が首をかしげる

「はぁ…死んでやれよ…可哀想だろ」

「死ぬのは嫌です」

そう、平然と笑う若草の表情はどこか少女らしかった。

「『私』はワタシ。死ぬなんて御免です」

パンパン、と袴についた砂を払って彼―彼女―はクロアと嶺を交互に見やる

「…似てないですが、どこか似ていますよね?お二人とも」

「そう?」

「無いな」

返ってきた返事に若草は

「似てます」と頷く。二人は互いに見合い、首をかしげる

「さて、このままではサーバーが壊れてしまいますね…。後でもう一度マップを作るのも面倒なので退却します」

ぺこり、と頭を下げた若草にクロアが掴みかかる。

「おい、アレイアはどうなる!!」

「それは―」

ビクッ、と三人が同時に反応する。まるで…そう、皿が割れた時のような感覚だ。

「ヒヒヒヒヒ!」

少し先で糸が張り巡らされていて、その中から奇声が漏れ出している…。最初に反応したのはクロア

「アレイア!?」

走り出したのを嶺が手を掴んで引き戻す。

「待った、様子がおかしい」

ただ一人、若草だけが理解したように唸る

「おい、若草。何か知ってるのか?」

若草は細い目をさらに細くしてから数秒あけて口を開く。

「『成長』してしまいましたね…」

嶺がぴくりと反応して眉をひそめる

「彼女、アレイアは人ではありません。BUGの…それも『成長するBUG』です。

そして、その成長は人と酷似しています。」若草の説明は続く。

「人は成長に『痛み』を伴います。

苦痛や、努力の苦痛。外物的な痛みでも人は成長出来ます。

例えば、武術の稽古なんかはそれにあたるでしょうね…。実践の経験は人を成長させますから」

彼は少し反れました、と謝る

「彼女もまた、同様です。

戦場での戦いを見、愛しき人への心の痛みで成長を遂げた…」

クロアに笑いかけてから話を続ける

「…ですが今回は愛しき人のために戦い、彼女は『痛み』をたくさん受けました。『痛み』は狂気へと変質しやすいものです。痛んだ果物のように外見的には同じでも内面的には全く違います。

ですから…」

ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ「あのように、痛んでしまった」

頭がクラクラするノイズが過ぎ去り、若草は小さくため息をつく。

その先にあった糸は既に存在していなく、何故だか割と平坦になってしまった場所には金色の光が二筋輝いていた。


その空間の中央に、彼女はいた。


右手に白と黒が捻れたような色彩の大剣を持っている。左手には何も持ってはいないが、まるで別の生命体のようにうごめいていた。

「アレイア。あなたは間違えてしまった。

奪われないために、全てを壊す選択をしてしまった…」

若草は手近な瓦礫を手にとって、投石する。

瓦礫はアレイアのところまで背後からゆっくりと飛んでいき、空中で消えた。

クロアが瞬きするとアレイアも消えていた。

「何…」

ズバン!と音が響く。まるで荷物を詰めたバッグを壁に叩きつけたような、そんな音だ。

クシャリ…と何かが踏まれて潰れるのが聞こえた。

―嘘だろ?

クロアは自分の背後にいた人物のコメントが聞こえないことに気付いて、戦慄する。

「若…くさ」

「見るな!下がれ!」

嶺に突き飛ばされた時、見えてしまった


血にまみれた、若草の残骸を



「くっ…」嶺はスッと身を引いて攻撃を回避する。目の前を疾風が駆け抜けて


全身が切り裂かれた。


「ぐっ…ぁ」

なんとか死なずにすんだ傷は深すぎて動くことも、傷口を押さえることすら許さない

「逃…げろ…。こい…つ…半端じゃ…ない」

嶺が最期に告げて、目の前で消し飛ばされる。

地面が砕けて、ようやく攻撃があったのだと理解する。理解する。理解する。理解する。理解する。

理解はした。体が動かない。

「おい…嘘…だろ?」

カードを引くことも、構えることも、指を動かすことすらも出来ない。恐怖。

「…」

ニコッ、と目の前にいる少女が笑う。

その笑顔は今まで見たこともないような明るさで、とても愛らしかった。

手に持った、一分以内に二人のキャラクターを殺した大剣さえなければ…だ。

「おい…やめろ…」

ニコニコと笑いながら少女は剣を振り上げて両手で握る。先ほどの威力から察するに、攻撃されれば岩盤破壊など比ではないだろう…

「やめろ…」

まるで何がおこるかな?と

「やめろ…」

スイカ割りを楽しむように

「やめろよ…」

少女は

「やめてくれっ!」

剣を振り下ろした「っ…!!」

痛みがない。

クロアは怯えて頭をかばいながら来るであろう一撃を耐える

「…」

いつまでも、こない

目を開けると、そこは白い部屋。

ただ広い空間にポツンと後ろ向きに椅子が置かれている。椅子は後ろから座っている人物が確認できないような背もたれが長いタイプ。

中世のヨーロッパあたりで使われたような形だと思った。

クロアはあたりを窺いながら椅子に一歩近付く。目の前に白い光が現れて、空間を『跳んだ』。

「クロアっ!」

目の前にアレイアがいた。

「うおっ!」

身を引くと、スッと何かを通り抜ける

『アレイアか』

ソイツは青碧のコートを着ていて、髪は茶色、ソイツはアレイアに親しげに話しかける

『今日も可愛いな』

その一言に、かあっと赤くなる

「それは…」

ゴニョゴニョと口ごもるアレイアをソイツは撫でる。薄い色の金髪を、優しく、いとおしく、何度も

「これは…」

クロアが狼狽する。青碧のコートを着た人物は、自分だった。「俺…か?コイツが?」

クロアは手を伸ばして、自分に触れる。指は何の感触もなく突き抜けて丁度もう一人の自分の胸を貫通した感じになる。

「見てて気持ちいいもんじゃねぇな…」

引き抜いて、ふと気付く。

誰かが呟いている。

小さく、何度も、何度も呟いている。

クロアは耳を澄まして方向を定めて

「行くか」

歩き始めた。声は次第に大きくなり、何故だかもう一人の自分とアレイアはそのままの体勢で会話しながら滑るように後ろについてきていた。

「なんなんだよ…ったく…」

悪態をつきながら、だいぶはっきりしてきた声の主を探す。

………

……

いた。

―まるで何かを見ているように

―まるで何も見ていないように

彼女、アレイアは膝を抱えて座っていた。時折何かを呟いているのだが、クロアは背後を振り返る。

遠くに先ほどの椅子が見えて、近くに会話を続ける自分とアレイアがいる


どちらも、本物ではない。


その二人を見て、ゆっくりと目を閉じる。そして本物のアレイアへと視線を移動させてから閉じたときと同じように目を開ける

「…痛いよぅ」

弱々しく彼女はつぶやく。目の前にいる本物のクロアが見えていないのか、どこか虚空を見るような目で偽物の二人を見ている

「いいなぁ…私も、こんなふうに、いたかった」

偽物のクロアが冗談を言って、偽物のアレイアが笑う。本物は膝を抱えて動きを止める

「私には…クロアしかいないのに…なんで助けてくれないの?私、頑張ったよね?見てくれてたかな?」


ポツリポツリと途切れ途切れに呟かれたのはそんな言葉。クロアは手を伸ばしかけて、下ろす。

「痛いよぅ…手が、足が、みんなみんな痛いよ…」

クロアは聞くに堪えない言葉に顔を背けて、向き直る。聞かないといけない。そんな気がした

「もう、壊れちゃえ。私も、世界も、何もかも」

後ろからクシャリ、と何かが潰れる音がした

「もう、クロアにも嫌われちゃったし…いいや。死ぬのは怖くないから」

一瞬だけ、沈黙が訪れた。

まるで『選択肢』を与えられたような感覚。創るか、壊すか。そんな二択。

「アレイア…」

クロアは言葉が見つからないながらも懸命に単語を繋いで文章を紡ぐ

「…俺が、悪かった…と思う。…俺は、何も分かって…なかったよな、『決めかねてる』なんて…選択から逃げてる…だけだしな」

「嘘。」

小さく呟かれたのは明確なる否定

「クロアはここにはいない。だから、嘘。私がワタシについた嘘。だから、嘘。」

クロアは否定しかけて…首を振るだけにとどめる。

「悪かった…。」

「嘘。」

否定される。

それどころか

「クロアは『イ』ない。『世界には存在しない』。だから『イ』ない。」

クロアの存在そのものを否定されて全身に風のような拒絶の力を受ける。

「クロアは『イ』なかった。それで…いいでしょ?」

泣きながら呟かれた言葉を

「『い』るよ!」

どこかで聞いた声が反論する。

「クロアはいるよ!わすれたの?」

幼い、白い少女が鋭い目付きでアレイアに叫ぶ。クロアの位置から丁度反対側だ。

「なら、ワタシがそのからだにもどる」

伸ばされた手を隔壁が阻む

「嫌…またクロアから離れるのは、嫌!」

幼いアレイアがクロアに向かって手を広げる。まるで

「どうぞ」という仕草に見えた。

「アレイア」

手を伸ばして、頭に載せる。柔らかい髪をできるだけ優しく撫でる…

「やっぱし、偽物の方がこういうのは巧いか」

苦笑いしながらクロアはもう一度撫でる

「悪かった。」

素直に、浮かんだ言葉を口にする

「クロ…ア?」

顔を上げたアレイアの目に、光が灯る。虚ろから満たされた目に変わる

「悪かった」

クロアは生まれてはじめて頭を下げる。アレイアは一瞬目を丸くして、笑って、頷く

「うん!」

拒絶の力が無くなり、クロアの体は光に包まれて白い部屋から飛び出していく

―ふん

誰かの声が聞こえたような気がした。クロアは、暗い世界の血溜まりの中で見上げていた。地形が変形し、どこか荒廃した雰囲気だった町は『完全に』荒廃していた。

そして、

「むにゃ…」

何故だかアレイアがクロアの上で寝ていた。大剣はクロアの頭すれすれに縦に地面に刺さっていて、あと一センチもずれていたら頭部損壊とかいうのではすまなかっただろう…

「ったく…幸せそうに寝やがって」

つっつくとちょっとだけ笑いながらもぞりと動く少女に怒る気力まで奪われてしまいクロアは苦笑する

「幸せそうですね?」

金髪糸目がのぞきこむようにして現れる

「うお!?」

「まったく、ハレンチな」

やれやれ、と嶺も現れる

「お前ら…死んだんじゃ…」

二人は笑う

「「うん」」

平然と言いやがった

「いやね、僕は死んだ後にもう一度繋ぎ直したんだよ」

「私もです。やはり戻ってきてよかったですね」

二人はハハハとか笑う。正直、理解できない

「おっ、あちらさんも来たね」

タタタタタ、タンッ。

「クロアお兄ちゃん!」

「こらっヨロワ!」

飛び乗ろうとしたヨロワをノピアが引き戻す。

「クロア菌がついちゃうから触っちゃダメ。いい?」

そんな説明をしているガキにクロアは

「俺は病原体か?」

イラッとしつつ聞く

ノピアが何か言おうとしたとき、

タタタタタ、タンッ。

「このっ浮気者!!!」

天空からヒールの一撃が降り注いだ。「やめとけ、殺す気か?」

楼騎が聞くと

「むー!女の敵よっ!ふんだ!」

猛烈に怒り狂ったエアリアルがクロアの頭一センチの場所に食い込んだ自分の足を引き抜く

「皆のもの、お疲れじゃな」

談笑していた全員の視線が声の人物に注がれた

「やれやれ、最近の若者は不埒じゃの」

独特な言い回しの女性が歩いてくる。見覚えのないキャラクターだが、声と口調は良く知る人物だった

「G、来たのか?」

「うむ」

楼騎の問いに女性が答える。

紅いコートを着ている女性…Gは嶺に目を止めた

「万事解決かな?」

「はい、貴女から頂いた依頼、全て」

嶺がスッと頭を下げて礼をする

楼騎とエアリアルは彼が誰の依頼で動いていたのかがようやくわかり、少しだけ嬉しそうにした。

「ふむ、ルイエス達も無事にいるようじゃの。あやつらはかかわり合いにはなりたくないよじゃが…、まぁよい」

仰向けで倒れているクロアを除き込み、

フッ

と笑う

「アレイアを始末せよ。…と言いに来たんじゃがの…。幸せそうに寝ておるわ」

むにゃむにゃ…とクロアの上で寝言を呟いた少女を優しい目で見つめてからGは命令する

「最後の依頼じゃ。全員を『ヴァルハラ』へ転送せよ」

「了解。では、お役御免というわけで」

パチンと指が弾かれて世界に亀裂が入る。世界の亀裂は光を失いながら黒く変色していく…

「またお逢いしましょう。もう逢うこともないでしょうが」

「どうかの?若い者がいなくなったら雇うかも知れぬぞ?」

お断りします。そう否定した嶺は一人だけ亀裂の外にいた。

「ゴミ拾いから要人警護まで、何でも屋をよろしくお願いします。社名未定ですが」

彼は笑って、亀裂が閉じた。


何も見えなくなった。

―――――

あとがき

―――――

ノピア「かんぱーい」

ヨロワ「かんぱーい」

クロア「うぉぅ?」

楼騎「いきなりどうした?」

ノピア「私たちの復活記念、まだやってなかったから」

ヨロワ「またでれてうれしいよ」

クロア「そうだよな…お前らずいぶん見てなかったな…最近まで」

ノピア「気安く触らないで」

クロア「…」

ヨロワ「お姉ちゃんは…なんだっけ?」

ノピア「?」

ヨロワ「つんどら?」

ノピア「違うわっ!!」

クロア「むしろツンツンだな」

楼騎「いや、違うだろ。」

エア「た…ただいま…」

クロア「あとがき二話ぶりの登場だな」

エア「もう…お嫁にいけない…」

アレイア「若草の奴…今度あったら…」

クロア(一体何が…?)

エア「で、何のお話?」

クロア「ノピアがどんな…」

ノピア「わー!わー!」

エア&アレイア「把握。」

楼騎「よく理解できるな…」

エア「ちょっとノピアちゃん」

アレイア「こっちへ」

ノピア「ちょっ、やぁっ」

エア「可愛いじゃない!」

アレイア「ヒヒヒヒヒ…」

クロア「おいおい、R18かかるぞ」

楼騎「白い花が咲き乱れ…。か」

ノピア「っ…くぅ…」

エア「ふふふ…ようやくおとなしくなったわね…」

アレイア「…あれ?私何を…」

ヨロワ「お姉ちゃーん!」

エア「…で、なにしてたんだっけ?」

ノピア「…うにゅ?」

エア「ああっ!ノピアちゃんの属性!」

アレイア「字数がもうない」

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