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落ちこぼれと呼ばれた超越者  作者: 四季崎弥真斗
1章 超越の始まり
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日常から非日常

初めての投稿です。

 とある国のとある森の奥地にある研究施設。


 (どうしてこうなったんだ……)


 暗い、実験室とも呼べるような部屋で右腕を失っている少年は身柄を拘束されていた。


 少年の名前は荒神煉太郎あらがみれんたろう。私立陵栄学園に通う高校3年生の少年だ。


 煉太郎は現在、硬い拘束台に寝かされ、身体をベルトで幾重にも巻かれてきつく縛り付けられているせいで、身動きが一切出来ない状態だった。


 周囲の机や棚には実験で使われる道具や散乱した書類、怪しげな色の薬品が入った平底円筒形のガラス容器などが置かれている。


 「さて、そろそろ実験を開始するとしようか」


 そして、拘束された煉太郎のすぐ傍らには、黒灰色のローブを身に纏った老人が笑みを浮かべて立っている。


 その姿はまるで漫画やアニメなどに出てくるファンタジー世界の魔法使いを思わせるような格好だ。


 煉太郎は老人の不気味な笑みを見て、心の底から恐怖を感じてしまう。


 何故なら煉太郎をこの部屋に拘束したのは誰であろう、この老人なのだから。


 老人の冷ややかな視線と不気味な笑みに、戦慄が背筋を這い上がってくる。


 恐怖で喉が痙攣して声が出てこない。


 発音されぬ言葉が塊となって喉を塞ぎ、窒息死させてしまうかに思えた。


 その煉太郎の様子を見て、老人は満足げに微笑んだ。


 「お前が超越者になることを祈っているぞ」


 そして、老人がまるで血のように赤い液体で満たされた、小さい注射器を煉太郎の首筋に近づける。


 煉太郎は必死になって逃げようする。しかし、ベルトの拘束により、それも叶わない。


 (どうして……どうしてこうなったんだ……!? 俺が一体何をしたというんだ……!? どうして俺だけがこんな目に合わなければならないんだ……!?)

 

 注射器が徐々に自分に近づく中、煉太郎は走馬灯を見る。


 地球の日本での日常を。


 勇者としてクラスメイトと共に魔法が存在する異世界に召喚された日を。


 異世界で味わった不平等の数々を。


 自分を『落ちこぼれ』と呼んで蔑んだ人物達を。


 優しく微笑んでくれた少女の笑顔を。


 クラスメイトの悪意ある行為を。


 生まれて初めて抱いた絶望を。


 自分の右腕を切り落としたモンスターの姿を。


 そして、このような事態に陥るまでの経緯の全てを。



 ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆



 ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ……!!


 「うーん……」


 1日の始まりを知らせる目覚まし時計のアラームが鳴り響き、荒神煉太郎は目を覚ます。


 「……ん……もう朝か……」


 もぞもぞと布団の中から手を伸ばし、目覚まし時計のアラームを止める煉太郎。


 目覚めたばかりの重い身体をベッドから起こし、大きく伸びをすると、自然に「ふあ~……」と欠伸が出て目の端に涙が溜まった。


(……寒いな)


 そう思いながらベッドから降りると――


 「おーいお兄ちゃん! 朝ごはんもう出来てるよー! 早く起きないと遅刻するよー!」


 廊下から聞こえる明るい妹の声。


 「分かってるよ! 今行くから!」


 そんな返事をして、寝巻きを脱いでハンガーに掛けてあった制服に着替えて、1階のリビングに向かう煉太郎だった。



 ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆



 「行ってきまーす」


 欠伸を1つ噛み殺しながら家を出る煉太郎。


 シンシンと雪が降っている。今年になって初めて降る雪だ。天気予報では気温はマイナス2℃とのことだ。


 「どうりで寒いわけだな……」


 昨日、母親がバーゲンで買ってきたマフラーで口を覆う煉太郎。


 通学路を歩いて10分。


 長い坂道を登り終えると、校門が見えた。


 私立陵栄学園。


 それが煉太郎の通う高校だ。


 伝統ある私立の進学校で、元々は女子校であったのだが、少子化の影響のせいで3年前から共学化した。


 学年が下がるごとに男子の比率は上がるが、それでも女子生徒が全体的に多い。


 現在の男子生徒の数は154名。女子生徒の数は381名。


 3年生である煉太郎のクラスでは4対6の割合だ。


 発言力も未だに女子生徒の方が強く、生徒会の殆どが女子生徒で構成されており、生徒会長も女子生徒。


 ちなみに煉太郎がこの高校に進学した理由は家から徒歩10分で通学出来ることが理由だ。


 いつものように遅刻ギリギリで校門に到着すると――


 「あ、荒神くんだ!」


 1人の女子生徒がニコニコと微笑みながら煉太郎の下へと駆け寄ってくる。


 「おはよう荒神くん」


 「ああ、おはよう櫻井」


 少女の名前は櫻井愛美さくらいまなみ。煉太郎と同じクラスの美少女。


 『学園のアイドル』、『慈愛の女神』、『陵栄のプリンセス』等と言われ、男女問わず絶大な人気を誇っており、その美貌は他校まで知れ渡っている。


 ショートカットにしている栗色の髪。優しげな瞳は笑うと目尻が下がり益々優しく見える。鼻筋は整っており、小振りな唇がとても可愛らしい。身長は160センチとやや小柄な体型だが、胸に備わっている形の良い二つの双丘はなかなか豊かである。


 いつも微笑みが絶えない愛美は、とても面倒見が良くて責任感も強く、頼み事も嫌な顔一つせず引き受ける性格のため、学年、教師、男女問わず慕われており、櫻井親衛隊(非公式ファンクラブ)というものまで存在する。


 ちなみに男子生徒による彼女にしたい女子生徒ランキングでは堂々の1位を誇るが、当の本人である愛美は知る由もない。


 「おい、櫻井さんだぜ」


 「今日も綺麗だ」


 「ねえ、隣に居るのって荒神よね?」


 「ああ。あのオタクの荒神だ」


 「オタクの分際で櫻井さんと話しているなんて有り得ねえだろ」


 「マジでウザいな……」


 「本当……」


 周囲の生徒から酷い言葉が煉太郎に浴びせさせられる。


 煉太郎は自他共に認める真性のオタクと呼ばれる存在だ。


 自宅の自室にある本棚には漫画やライトノベルの類いで埋め尽くされており、ラックにはお気に入りの美少女キャラのフィギュアが並べられ、壁には好きなギャルゲーのポスターが埋め尽くされ、ゲーム機は最新から最古の物まで揃えている。


 学校でも堂々と漫画雑誌を見て、部活動も2次元研究部に所属していて部長も務め、学園祭の出し物は毎年アニメ上映会をしている。


 ちなみに煉太郎の家族全員がオタク関係に関わる職業についている。


 父親は漫画雑誌の編集長、母親はアニメーター、妹は声優アイドル、祖父はゲーム会社の専務、祖母は声優事務所の代表、煉太郎はそこそこ人気があるライトノベル作家(家族と一部の人物以外には知られていない)だ。


 こうしたオタク行動を堂々と公言している為、他の生徒からは偏見な目で見られている。


 確かに世間一般ではオタクに対する風当たりは強くあるだろう。とくに女子生徒が多いこの陵栄学園ではオタクと言うだけで白い目を向けられる。


 だが、煉太郎はオタクと言っても単純に創作物や漫画、小説、ゲーム、映画が好きなだけで、言動や服装は一切問題がない。コミュ障というよりはコミュ力が高い方だ。髪も整え、制服もきちんと着ている。


 本来なら嘲笑程度でここまで敵意を向けられることはないのだが、学園のアイドルである愛美に話し掛けられていることが気に入らないようだ。


 愛美はオタクの煉太郎にフレンドリーに接してくれる数少ない生徒であり、周囲の生徒に睨まれる原因とも言える存在でもあった。だが煉太郎としては気軽に話して掛けてくれる愛美に嫌な感情は抱いていないので普通に話しをするようにしている。


 「眠そうだね? ちゃんと寝てる?」


 「寝てる、ぞ……」


 「嘘だよね? 目の下に隈が出来てるよ。そんなに寝不足だとまた授業中にまた居眠りしちゃうよ」


 小説の作成や趣味のゲームと漫画、アニメ鑑賞による徹夜が原因で居眠りが多く、周囲から不真面目な生徒と思われている煉太郎を心配する愛美。


 「くそ、櫻井さんに心配を掛けやがって!」


 「羨ましい……」


 「最低ね」


 そんな煉太郎が愛美と親しくしていることが他の男子生徒達には我慢ならなかった。「何故、あんなオタク野郎に俺達のアイドルがあんなにも親しげにしているんだ!?」と。


 女子生徒達は元々煉太郎がオタクだと言うことを毛嫌いしていたし、愛美の心配を無下にする煉太郎の態度に不快さを感じているようだ。


 (どうして櫻井はオタクの俺なんかに構うんだろうか……?)


 もはや日課のようになってしまった疑問。


 何故、学園のアイドルとも言える存在の愛美が自分にここまでかまうのか。煉太郎には愛美の気持ちが良く分からなかった。


 まさか、学園のアイドルが自分に恋愛感情を抱いているのでは!? などと煉太郎は自惚れるつもりは毛頭なかった。


 煉太郎はオタク知識以外では殆どが平凡だ。容姿も勉強も運動神経も。とくに運動能力は殆どないと言ってもいいだろう。


 愛美は顔も良く、勉強も運動も出来る。煉太郎とは全く正反対とも言える存在だ。


 「好きなことに夢中になるのは良い事だけどちゃんと睡眠を取らないと身体がもたないよ」


 「分かった。今後は気を付ける」


 「うん。分かればよろしい」


 (櫻井には悪いけど、今日も居眠り確定だな……)


 内心で愛美に謝罪しながら煉太郎は欠伸を噛み締めるのだった。



 ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆


 1日の大半を寝て過ごしていた煉太郎。


 教室内が妙に騒がしくなり、意識が覚醒していくの感じた。


 「ふぁ~……」


 大きな欠伸をして煉太郎は突っ伏していた身体を起こして伸びをする。


 教室を見渡すと下校の準備をする生徒達の姿が視界に入る。


 どうやら帰りのホームルームが終わったらしい。生徒の半分以上が既に下校、部活に行っているようだ。


 残っている生徒達はそれぞれのグループに分かれて、楽しそうに談笑している。


 (あっ、そういえば今日は漫画の新刊が出る日だったな……)

 

 煉太郎は教科書を鞄に入れ、席を立つ。


 するとそこに、ニコニコと煉太郎に歩み寄ってくる人物が現れる。愛美だ。


 「下校する支度しているようだけど、何処に行くの荒神くん?」


 「ああ。今日は部活もないし、漫画の新刊が出るから本屋でも行こうと思ってな」


 「もう、やっぱり忘れてる。今日は部活動報告会がある日だよ」


 「ん、そういえば今日だったか……」


 部活動報告会とは数ヶ月に1度、生徒会の立ち会いのもとで部活の部長同士が集まる集会のことだ。サボれば部費の削減や部活動の停止等のペナルティが課せられる。


 当然2次元研究部の部長である煉太郎も参加しなければならない。しかも前回の部活動報告会をサボってしまっている(副部長が代わりに参加した)ので今回サボれば廃部の可能性が高かった。


 「助かったよ櫻井」


 「どういたしまして。さあ行きましょう」


 教室を離れて部活動報告会が行われる会議室へと向かう煉太郎と愛美。


 その途中で顔見知りの女子生徒と会う。


 「あら愛美、それと荒神くんじゃない」


 女子生徒の名前は東郷凛とうごうりん


 愛美の幼馴染みであり大親友とも言える人物だ。


 腰まで届くサラサラな黒い髪。切れ長の瞳は鋭く、しかしその瞳の奥には優しい柔らかさも感じられる。クール、カッコイイという印象の持ち主だ。170センチという女子にしては高い身長にスレンダーな身体。凛とした雰囲気はまるで侍を思わせる。


 幼少の頃から剣道をしており、剣道部の部長を務めている。それに大会で負け知らずの実力を誇る。


 剣道の世界では『現代の美少女剣士』、『剣道界のホープ』として有名で、テレビや雑誌の取材を受ける事もあり、男女共に熱狂的ファンが多い。


 後輩の女子生徒達から「凜お姉様!」と呼ばれている光景を煉太郎は良く目撃している。


 彼女も愛美と同様に煉太郎に親しく接してくれる数少ない生徒だ。


 「2人で仲良くお熱いわね」


 「もう、何言ってるの凜ちゃん!」


 会議室に到着し、扉を開けて3人は中に入る。


 会議室に1歩踏み込んだ瞬間、会議室にいた生徒全員が煉太郎達に注目する。最初は愛美や凜に注目していたが、次第に視線は煉太郎へと向けられる。愛美達とは違って男子生徒は睨みや舌打ちを受ける。


 愛美に負けないぐらいの人気を誇る凜。愛美だけでなく凜ともも親しくしているのが気に入らないようだ。


 男子達の視線を無視しながら煉太郎達は空いている席に座り、部活動報告会が始まるまで3人で談笑していると、会議室に1人の男子生徒が入室してくる。


 その男子生徒の姿を見て会議室にいる大半の女子生徒が見惚れている。


 男子生徒は煉太郎達の姿を視界に入れるや否や、近付いてくる。


 「どうやら今回はサボらないでちゃんと参加しているようだな、荒神」


 男子生徒の名前は一之瀬勇悟いちのせゆうご


 容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能で周囲からは完璧超人と言われている男子生徒だ。


 透き通るサラサラの金髪とやや吊り上った瞳。180センチ近くもある高身長に細見のながら引き締まった身体。


 自分には厳しく、他人には優しく、真面目で正義感が強い性格。

 

 生徒会が忙しいせいか部活はどこにも所属していないが時々だが助っ人して入り、その部の大会では必ず上位の成績を取っている。その中でも剣道の腕は凛と互角らしく、常に男子部門では優勝している。


 モテる男子生徒ランキングでは堂々の1位で、多くの女子生徒か告白を受けるらしく、他校の生徒からも人気がある筋金入りのモテ男。


 将来はその運動神経を生かす為に警察官を目指しているらしい。


 勇悟も積極的に煉太郎に関わろうとしてくる生徒の1人だが、愛美や凜とは違った意味で関わろうとしてくる。


 「荒神、先程きみのクラスの生徒から聞いたんだが、今日も居眠りをしていたようだな? 趣味で夜更かしをするのはいいが、勉学に支障をきたすなんて非常識だろ」


 周囲の生徒達と同様に勇悟にも煉太郎はオタクで不真面目な生徒として映っているようだ。彼が煉太郎に積極的に関わろうとするのはそんな態度を改善させようとしているからだった。


 だが、煉太郎には勇悟の忠告を聞くつもりはなかった。『改善しろ』と言われても、煉太郎は趣味を第一に考えており、他のことは二の次にしている。


 煉太郎としては今の生活に十分満足しているので改善する必要性は感じられなかった。


 「おい、僕の話をちゃんと聞いているのか!?」


 「はいはい、聞いてるよ……」


 耳にたこが出来る程聞かされる言葉に煉太郎はうんざりしたように呟く。


 この手の話となると非常に長くなる。しかも勇悟は煉太郎が何を言っても聞こうとせず自分の意見だけを言うので余計にたちが悪いのだ。


 煉太郎は勇悟の性格に、勇悟は煉太郎の不真面目さが気に入らない、仲が悪い間柄とも言えるだろう。


 煉太郎のおざなり態度に勇悟は憤りを感じたのか、話は更に長引く。


 (はぁ、本当に面倒臭い奴だ……)


 この状況をどうにか抜け出そうと思考をフル回転し始めたその時、会議室内に悲鳴と疑問、怒りの声が起き始めた。


 「ドアが開かないぞ⁉」


 「教室から出られないよ!」


 会議室の前と後ろにある2ヶ所のドアから同じような会話が聞こえる。


 1人の生徒がドアを開けようとしたのだが、まるで開きそうにない。数人の生徒で開こうとしたがびくともしない。


 「退けろ‼」


 痺れを切らしたのか、男子生徒の1人が会議室にあった椅子でドアを殴りつけるが、ドアには傷1つつけられず一向に出られる気配がない。


 誰もがその現象に目を丸くする生徒達。


 「きゃあああああああああ⁉」


 1人の女子生徒が悲鳴を上げると、残りの生徒達もパニックに陥る。


 「窓も開かねえぞ‼」


 「携帯が繋がらない!?」


 「どうすればいいの!?」


 誰もが混乱の渦に苛まれ、勇悟は何とか皆を落ち着かせようとしたその時、事態が急変した。


 教室の真ん中に黄金に輝く円環と今まで見た事がない文字が現れた。


 それは俗に言う魔法陣らしきものだった。


 「か、身体が……」


 その異常事態には周りの生徒達も気がつくが、まるで金縛りでもあったかのように動けなくなる。


 魔法陣はの光は徐々に輝きを増し、教室全体を満たすまで拡大した。


 そして魔法陣の輝きは爆発したかのようにカッと光った。 


 暫くすると、光に覆われていた教室が徐々に元の景色を取り戻す。


 しかし、そこには誰もいなかった。


 蹴り倒された机や椅子や散乱する書類だけがその場に残っていた。


 男子生徒6名。女子生徒5名。合計11名の生徒が消えたこの事件は警察が全力で捜査を行ったにも関わらず手掛かりの1つする見つけることが出来ず、世間を大いに騒がせることになるのだった。

少しでも面白そうだと思ってくれたら嬉しいです。

まだまだ未熟ですがよろしくお願いします。

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