みんな 元気だね
女の子もとい王女のあとについていってる間 通路を歩いているといきなりの頭痛に膝をつく
「どうしたのですか!?」
王女がおろおろしながら聞いてくる
正直おろおろする前に誰かを呼んで欲しい 頭痛薬でもいい、
いやこれは頭痛薬でどうにかなるレベルをはるかに越えている
頭痛がピークに達したとき忘れていた出来事を思い出した
そして それと同時に頭痛がおさまってくる 可愛い女の子の前で吐くわけにもいかず だが限界が近かったので正直助かった
焦り過ぎてて女の子を気絶させるか逃げるか迷っていたぐらいだからな!
「大丈夫ですか?」
「あぁ 心配をかけたな すまなかった」
王女が頬を赤らめてるが 取り乱したことでも恥ずかしかったのだろうか?
やはり可愛いな そんなこの子に一瞬でもイラついた俺は悪い奴だな‼ 顔には出さずそんなことを考えしまう 可愛い女の子の前ではいい男でありたいものだ
おっと話がずれてしまったあいつの話だと俺がいなくてもこの世界は大丈夫そうだな
なんて言ったっけあの神様クリーム・ライスだっけまぁいいや あの神様チャラかったなー 今思えば通りすがりのヒップホッパーにしか思えない
でもなかなかいい奴だったな また会いたいな前例はあるっぽいしな
「ここが王の間です では私はお父様のもとに行きますので またお会いしましょう」
「ありがとな じゃまた会おう」「話をすることがないのは残念だがな」
最後に聞こえないほどの声でそう言った
扉を開けると40人弱の人数がパーティーをやっている
数人がこっちにきた
「起きたか ちゃんとした説明は5分後にするらしい大変だったな」
そう言ってきたのは クラスリーダーで生徒会長の陣堂 明だ
もともとフレンドリーで正義感の強い奴だったが今回は気持ちが強めで少し鬱陶しい
「さっき僕たちみんなが頭痛でいろいろ思い出して落ち着いているが君はどうだい?」
「あぁ 俺も思い出したよ」
あのキャラが濃い神を忘れてたなんてって思ったがみんないっしょだったか
明と話していると部員AとFがやってきた 懐かしいな!!
「部長 起きたんですか」
「あぁ」
「部長のスキルって何ですか?」
スキル そうこの世界に来るときに神にもらったスキルがみんなにあった
その時のことを思い出す