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■2026年5月31日

「悪役令嬢め、お前との婚約は破棄する!」

「なんです、その悪役令嬢とは」

「何って『配役』だよ。私には可愛い『ヒロイン』がとっくにいるからな。ならば、お前が余った役になるのは必然だろう」



■2026年5月31日

おいおい、このダンジョンは噂通り、でっかい金塊がゴロゴロあるじゃねえか。俺が持てる限界の金を持ち帰ってやる。いや流石に重いな。しかも妙にモンスターが増えやがって。しかも金塊でも探知してるのか、隠れてもバレやがる。くそっ、死んでも手放すものか(頭上から刃)



■2026年6月1日

「最近はどこのパーティーでもタンク役が人手不足だね」

「『消費』が激しいから」



■2026年6月1日

エルフやドワーフといった長命種は別に、少子化しているわけじゃないぞ。普通にヒューマンと同じくらいは子供が産まれてる。だけど長命種は「大人」ばかりだろ? 子供ましてや赤ん坊の気持ちなんて分からない。珍しくもないからと、そこらに「捨て」ちまうんだ。



■2026年6月2日

血を吸う妖刀の持ち主が現れた? ああ対処は簡単だよ。相手にするな。ひたすら逃げろ。できたら周辺住民や家畜まで避難させたい。そして足止めできたら最高だな。


あとは血に飢えた妖刀が持ち主を襲い出す。



■2026年6月2日

「昨日は大騒ぎだったな。大通りでバーサーカーがいきなり凶暴化して、人を襲ったんだって」

「幸い、人死にはなかったけどな」

「見てきたように言うねえ」

「ちょうど、その場にいたんだよ。で鑑定で見てしまったんだ。あいつバーサーカーなんかじゃない、一般人だったぞ」



■2026年6月3日

俺はトラックに轢かれ、気づいたら異世界の赤ん坊として転生していた。そして成長すると判明する。チートという奴だろう。なぜか強大な魔力を持っているのだ。


いや、心当たりがある。俺はこの肉体の前の持ち主の、魂を食ったからだ。



■2026年6月3日

あのモンスターの攻撃力は大したことない。まず一撃で死ぬことはないだろう。ただ注意しろよ。ソロだと、その場から動けなくなるぞ。


その間に巣へ持ち帰り、生きながらにして食われるからな。



■2026年6月4日

「遂に新天地を発見した。私が第一発見者だ!」

「本当に先に発見した人や、そこに元からいたひとはいなかったの?」

「もういませんよ」



■2026年6月4日

鍛冶屋の頑固親父。パン屋の陽気な女将さん。酒場の看板娘。賑やかな王都の人々。


ふと気まぐれで魔力感知して見てみると、みんなゴーレムで王都に生きた人はいなかった。



■2026年6月5日

モンスターが人間を食うと、人と近しい姿に進化変容してゆくらしい。


だとしたら、さっき遭った美しい精霊はどれだけの人間を食らったのだろう。



■2026年6月5日

魔法使いの大家に生まれながら、魔力ゼロだと!?


興味深い……。


どんな遺伝子法則があったんだ。娘よ、お前は良き実験台となるぞ!



■2026年6月6日

あの町はコカトリスの襲撃により住民が石化し壊滅した。今では巣となっている。


しかし石化した人間というのは石材として最高級で、今でも泥棒が絶えない。おかげで石化の材料も絶えず供給されている。



■2026年6月6日

高貴なるハイエルフ?


何の冗談だい。奴らは廃棄された出来損ないだよ。


つまり廃エルフ。



■2026年6月7日

魔女は見つけ次第、火炙りの刑に処するものとなっています。けどね、近頃は無駄なく前線送り、戦火で炙るのが効率的というものですよ。ガハハ。



■2026年6月7日

死がふたりを分かつまで。一度婚約したら、もう破棄できないもの。教会が許してくれない。だから「新しいの」が欲しくなったら、この手に限るね。


僕は彼女の胸にナイフを突き立てた。



■2026年6月8日

皇帝陛下は太陽に例えられる。まさに絶対にして唯一無二。


そんなものが地上にあるから、人々を戦火で焼き尽くすんだ。



■2026年6月8日

神に仕える司祭なのに、なぜ金金とうるさいか? ああ、そうだ。神の声は金次第じゃ!


ということにしておかないとな。誰でも聞こえたら困る。あんなモノの声。



■2026年6月9日

ダンジョン探索中、斥候からの注意喚起。

「吊り天井だ。下に気をつけろ」

「天井なら上じゃないのか?」

「いや、下から飛び出す槍で、見ろ天井を」

そこには串刺しになった勢いで天井に突き刺さり、ぶら下がる死体が。



■2026年6月9日

「君には魔術師の塔に行って貰おうと思う」

「嫌だ! あそこから原形を保って帰れた人間はいないじゃないか!?」

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