戦争
最強と噂されていたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!
「場所は特定できたのかな?」私は一心不乱にモニターを操作する奏音に尋ねた。
「ええっと…場所は「死因の森」中央だね」
「死因の森」。大半の冒険者が悲惨な死を迎えるというこの世の地獄。
モニターには、枯木や動物の骨が散らばった殺風景な場所が映されていた。
それを見たアモンが、ハッと鼻で笑った。
「地獄はこんな比じゃねえぜ?今でこそ高級住宅街のようだが、昔は酷かった」
地獄を舐めてるぜとアモンは呟いた。
ハハハハ…と後ろからゴブリン爺の乾いた笑いが聞こえて来た。
「相手は私たちが攻めてくることに気づいたようだねえ」とゆ〜っくり言った。
モニターの画面が変わり、中央のダンジョンに魔物が集結している映像が映された。
「敵のダンジョン主は…セスか。」
また画面が変わり、下半身が蛇の女が映された。
その下には詳しい解説が表示されている。
セス
半蛇半人の凶悪な怪物
神話時代から棲息するセスは強大な力を持つが、ほんの一握り。
残りのセスは多種族との交配により力が薄まっている。
しかしこのダンジョン主のセスは神話時代から棲息する者と思われる
へえ とたいして興味もない様子でまどがモニターを見た。
数分後、私たちのダンジョンの全魔物が集められた。
敵ダンジョンとの戦争で味方を誰1人として失いたくないので、
魔物に「痛覚遮断」の魔法と「回復力超短縮」の魔法をかけた。
これによって私たちの魔物は、手を切られようが足を切られようが全く痛みを感じない。
それに加えて切られた手足は瞬時に回復し、それどころか頭を切り落とされても新たに生えてくる。
っていうわけでこの戦争では誰も死なない。
即座に全員で敵ダンジョン付近まで転移。
第一軍はゴブリン軍団。攻撃力はほぼ無いと言っていいが、その代わり数が多い。
総勢3億を超える数のゴブリンが手に手にライフルや日本刀を持って突撃してくるのを見たら
誰でも戦慄するだろう。
二軍は霊界の住人衆。アラクネ、天鳥を筆頭に古今東西の化け物が勢揃い。
一体でも国ひとつ滅ぼせる夢の戦力である。
他には雷狼や魔法猫、シャドーピープルや動く多肉植物がサポートに回る。
敵ダンジョンから2KMほど離れた場所に、即席の要塞を建設。
そこを今回の拠点とすることにした。
ただ、即席とは言っても籠城戦に備えたものなので防御力は最高に近い。
その時、敵ダンジョンの城から武装した人型の魔物が大量に出て来た。
とは言っても30万ぐらいだけどね。
霊界の住人衆が法螺貝を口に咥え、ボオオオオオ と低い音が鳴り響いた。
それを合図にゴブリン軍団が突撃。
戦争が遂に始まった。
デイ:敵ダンジョンが跡形もないぐらい崩壊するのに一票
秘書:私もそう思います




