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宴会は幕を閉じた

最強と噂されていたパーティから追放された4人。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!

「主、【冥界の神】オシリス様がいらっしゃいました!」

甲高い声でピクシー妖精が叫んだ。

「じゃあな、みんな頑張れよ!」怒涛の勢いでデイは虚空へと消えた。

「あっ、畜生 あいつ逃げやがった!!」奏音が慌てて立ち上がったが時すでに遅し。

嘲るように周りには微かな葡萄の香りが残っていた。

大急ぎで広場に出ると、中心に1人の老人が立っていた。

手には大きな買い物袋を抱えている。

「おや、わざわざおいでくださってどうもすみません」

優雅に老人は一礼した。その仕草が憎いぐらいに似合っていた。

「お近づきの印にこれを」とオシリスが静かに言うと、

地面がボコボコと泡立ち、一本の骨が出てきた。

それを私がそっと拾うと、空中で骸骨犬になった。

骸骨ケルベロスは、骨だけで形成されたケルベロスの上位種。

その強さは、咆哮だけで街を壊せると言われたぐらいだった。

「この犬はアビスと言って、とても賢いんですよ」

「アビス、ハウス!」とオシリスが叫ぶと、

ワンと吠えながらジャンプし、空中で一本の骨になった。

「この骨を持っていれば、強力なボディーガードとなるでしょう」

オシリスは微笑んだ。

「さて、私はあまりお喋りな方ではないのでね。本題に入らせて頂こう」

コクリと全員が首を縦に降る。

「ワシをこの街に住まわせてくださることを許可お願い申し上げます。」

「あっ、全然良いですよ」と私が言った瞬間、

次々と背後から花火が打ち上がった。

そして、アクティ命名記念パーティーの時と同じように地面から

食べ物の乗ったテーブルが生えてきた。よく観察すると、テーブルは

絡み合った蔦で出来ているのが見える。

毎度の如く、気の利いた【植物の神】のおかげだ。

空中にマネキンが現れて、綺麗に弧を描きながらダンスを踊り始めた。

【奇術の神】と【人形の神】の合作らしい。

間も無く楽しいパーティーは大騒ぎの宴会へと変わり、酔ったオシリスが判断力ゼロになって

広場を瘴気で吹き飛ばそうとしたところで無様に宴会は幕を閉じた。
















デイ:さりげなく俺も宴会に紛れ込んでいたのに気がついたか?

まど:ええ、気づいていましたよ

デイ:ギャアアアアアアアア(断末魔の叫び)

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