魔物商店街
最強と噂されていたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!
「魔物商店街?」私はイギリス製の椅子に座りながらゴブリン爺に聞いた。
「はい。魔物たちが、フェスタスの商店街を偶然にも見まして。
自分んたちも商店街を作りたい!という希望が殺到したのでございます」
「ん〜!それ良いアイディアじゃない?異空間に建設しようよ」
とまどが会話に入ってきた。
「よし、ちょっと大きめの異空間を作るから待ってろ!」とアモンは叫ぶや否や、
手を前に出して何か唱えた。
すると木造の大きなドアが虚空から湧いた。
怒涛の勢いでエルダー・ドワーフがやってきて、
「建築なら私どもにお任せを」と言うと30人ほどのドワーフが追加でやってきて、
あっという間に木材を異空間に運び込んだ。
それから数日、異空間のドアから釘を打つ音が聞こえてきた。
そして遂に、全ての建物の建築が終わったと報告が入った。
ドアを開けるとそこには、美しい煉瓦造りの建物が左右に並んでいた。
予め魔物の配置を決めていたらしく、全く迷いを見せず続々と魔物たちが店に入っていく。
数時間後、器具を全て運んだ後の店からジュージューと何かが焼ける音や、
香ばしい匂いが漂ってきた。
タコ焼き、焼きそば、焼き鳥屋、パフェ、寿司屋、ハンバーガー屋。
多種多様な料理の看板が次々と店の天井に掲げられる。
うん。とっても美味しいし、魔物も幸せそうなんだけど、
何でオークがカツ丼屋を経営したり、焼き鳥屋を鳥人が経営するの?
共食いの類に入らないの?同種族としての罪悪感とか無いの?
と質問すると、
「あ、俺たちは半豚半人ですが、家畜としての豚ではいないので」
という答えが返ってきた。
まあ、本人がそれで楽しいなら良い。
次の日からダンジョンの商店街は本格的に活躍し始め、
デイや天界に居た神々なども商店街を跋扈し始めた。
なにより魔物たちも幸せそうで良かった。
デイ:美味しかったぞ〜
秘書:休暇届に私がサインした記憶がないのですが、これは一体?




