諜報部員シャドーの回想
最強と噂されていたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!
私はシャドー。種族名はシャドーピープルで、人間の世界では闇の住人とか呼ばれている。
異空間の住人である私が何故この世界にいるかというと、
数百年前シャドーピープルの男がこの世界に迷い込んでしまったらしく、男は元の世界に帰ろうと
奮闘していたのだが、この世界の食事が気に入りそのまま居ついたらしい。
でその男というのが私の先祖だ。
だから私は異空間から来たのではなく、200年ほど前この世界に生まれた。
この世界のカレーやパンを食べなくても生きていけるが、
通常私たちは影を食べて生きる。しかしこの世界の人間の影を食べると、
食べられたものの影が綺麗さっぱり消滅してしまい、影のない人間は
妖怪だの怪物だのと恐れられ処刑されるらしい。
自分たちと違うものを差別する人間の嘆かわしさだ。
というわけで影のない私たちが人間として生きるためには、常に職につかないといけない。
職場にいる人間の影を少しづつ食えばバレないからな。
だが職というのは中々ありつけるものではなく、色々大変なのだ。
さて、100年ほど前から諸国を放浪している内に会ったのが
同じシャドーピープルである、ピープだった。
ピープはいい奴だったが、何というか少しだらしがなかった。
その性格のせいで職にありつけず、ピープは餓死寸前だった。
仕方なく備蓄していた影を少し分けると、命の恩人だと感謝され以後ずっと一緒にいる。
だがある日突然ピープが失踪した。
朝起きると寝床から消えていたのだ。
私は困惑し、ピープを探し回ったが中々見つからない。
そんな時古い知り合いの悪魔、アモンが通りかかった。
確か何十年か前に封印されたと聞いていたが解かれたのか。
よかったよかった。
事情を相談すると、「俺の友達のダンジョンに来いよ」とあっさり言われた。
人間がダンジョン主?そんなこと聞いたこともない。
通常ダンジョン主とはある程度知能を持った魔物が支配するはずだ。
首を傾げながらダンジョンに行った。
ヤバかった。想像の軽く百倍はいってた。
まずは人語を喋る妙に礼儀正しいゴブリン。
竜でも恐れるという霊界の住人筆頭の天鳥、アラクネ。
火の精霊サラマンダー。人造生命体。
神話時代から存在するという異世界神雷狼。
焼け落ちたと思っていた伝説の世界樹。
死者の妄執で蘇った凶鳥。
魔王軍幹部御令嬢スティラニ、錬金術師グレイ・パラケルススとも交流有り。
人並外れた身体能力を誇る結様。
神癒で癌すら治すまど様。
人の身ながら邪眼を操る異能、奏音様。
万物創成で何でも作る遙様。
自分が途轍もなく弱く感じて来た。目眩がする。
そんな私をダンジョン専属の暗殺者及び諜報部員にしてくれるという。見に余る光栄さ。
初仕事は怪盗ロンジャンを名乗る謎の影を逮捕すること。
「影」でピンと来た。これはピープだと。
ピープをサクッと捕まえ、主一同に引き渡す。
偉大な実力を1日見せつけられ、私は主一同に忠誠を誓った。
デイ:ブックマークありがとうございますだぜ!
秘書:応援ありがとう!




