怪盗ロンジャン
最強と噂されていたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!
拝啓 主一同様方へ
寒さが日々厳しくなっておりますね。
私は(わたくし)焼き鳥屋「バーンチキン」を経営しております元王です。
先日はお買い上げありがとうございました。
実は、私が経営しております焼き鳥屋付近で 怪盗ロンジャンを名乗るものが盗みを働いております。
いつ私の店がターゲットになるかと思うと夜も眠れない気持ちでございます。
無理を承知でお頼み申し上げます。
どうかふざけた怪盗を捕まえてはもらえませんでしょうか。
お願い致します。
主一同様の忠実な僕より
「だとさ。どう思うこれ」まどが手紙を片手に持ちながら言った。
「俺は行くのに賛成。暇だし」うん、君はいっつも暇だね。
「いやいや、その必要はないよ。ブリキ缶に怪盗の名前を入力すれば一発で終わるよ」
と遙。ブリキ缶、反則。ダメ、絶対。
「最近あんま運動してないから準備運動代わりに」アモンが軽〜く言った。
準備運動代わりに捕らえられる怪盗も不幸だと私は思った。
「はい、決定。異論は認めない!」私たちは転移した。
フェスタス
「ふう、転移の時に来る浮遊感は何度やっても慣れないなあ」
着いて早々まどが呟いた。まど、私もだよ。
あたりを見回すと大きな商店の前だと分かった。
ここに怪盗が来るらしい。
ニャアと魔法猫が鳴いてブルっと体を震わせた。
魔法猫に雷狼がソッと寄り添う。雷狼!いつの間に魔法猫と仲良く…
まあいい。雷狼が誰と仲良くしようが本人の勝手だ。
「はい、ココア持ってきたよー」遙と奏音が飲み物を持ってきてくれた。
「「「ありがとう」」」
ココアには小さなスプーンが付属していた。これで混ぜろという事らしい。
グルグルグルグル 回してる内に気がついた。スプーン、溶けてんじゃん。
クスクス 遙と奏音が笑っている。お前らの仕業か。
「いや、ごめんごめん。それは珍しい金属でできてて、簡単に溶けるんだよ」
「なんでそんな手間のかかることを…」「「面白いから」」
遙と奏音らしい。
とかなんとかくだらないやりとりを続けてる内に、本命の怪盗らしき影が暗躍し始めた。
さ、捕物を始めますか。
デイ:そのスプーン面白い
秘書:私に使うおつもりですか?そうはいきませんよ?
デイ:ひっ、そんなつもりは微塵も…(冷や汗)




