よかったよかった
最強と噂されていたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!
グレイ・パラケルススは水を圧縮して作ったらしい短剣を振り回し、次々と魔物を倒していく。
ムムム とサラマンダーが唸った。
いやー、正直言うとやばいわ。そろそろ制御室にくるし。
あっ、武器増えた!?今度は炎を圧縮した剣を使ってるよ…
どんな魔法なんだろう。捕まえて尋問したら話してくれるかな。(捕まえる前提)
ふっ、だがグレイ・パラケルススも霊界一族には敵わない。
霊界一族のドアが忽然と現れ、天鳥、アラクネを筆頭に凄まじい量の怪物が飛び出してきた。
もはや数の暴力レベルな大群。
アラクネが糸でグレイ・パラケルススの腕を切り裂く。
やっとダメージを与えられた。
だけど炎の短剣が糸に着火した。慌てふためくアラクネの周囲にいた
スライムが口から水を出して消火する。
その間にも霊界一族の猛攻は続いている。
グレイ・パラケルスス周辺の空間に穴が空き、長い腕が何本も出てきて、
闇よりも深い深淵に連れ込もうとする。
必死に応戦するグレイ・パラケルススが腕を切ると、腕は煙に変わった。
ケタケタと妖怪たちが嘲笑う。
グレイ・パラケルススは鬼婆に横腹を少し喰われ、妖狐の幻術に惑わされ、塗り壁に押しつぶされかけ、
一反木綿に首を絞められている。あれ?大したことないんじゃない?
バタリと倒れ、それっきり動かなくなった。
パッとグレイ・パラケルススの体が煌めき、制御室の中央にやってきた。
もう息はしていない。ご苦労様。
顔を見るとグレイ・パラケルススの顔がドロドロと溶け始め、
知らない男の顔になった。
「えっ、こいつ誰?」とまど。
「こいつが偽物ってことは本物のグレイ・パラケルススは?」
そうだよね!どこにいるんだろう。十中八九研究室だと思うので、
私たちはグレイ・パラケルススの研究室に転移した。
研究室の中央には、ふぐう、ハフウと身をくねらせながら必死に縄を解こうとする
子供の姿があった。
私たちが魔法で縄を解くと、ゼイゼイと息も絶え絶えに「ありがとう」と言った。
「あの…あなたたちは?」
今までの状況をかくかくしかじかと説明する。
「私は変な男に捕らわれて、一日中ここで苦しんでたのよ」
「本当にありがとう。これでいつでも私を呼んでね。」
と言うと、名刺を渡してきた。
御礼を言い、私たちはダンジョンへ戻った。
「まあ、何がともあれよかったよかった」ホッとした顔でまどがいった。
デイ:いいなー。あいつら戦闘中だぜ?俺も久しぶりに戦いたいわ
秘書:あなたが戦ったりしたら世界が軽く滅亡しますよ?
デイ:あなたがそれを言いますか




