「1番信頼してた人犯人」
最強と噂されていたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!
「ようこそ、私の研究室へ」何故か難しい顔をしてグレイ・パラケルススが言った。
開かれたドアを見て、私は何故難しい顔をしたのか理解した。
整理整頓されていたであろう棚からは書類が乱雑に飛び出しているし、
床には色々なものが転がっている。
「実は空き巣に入られたのよ…あなたたちに警備をお願いできないかしら。」
「いやあ、まあ私たちでよければですが…」とまどが返事をした。
「じゃあ、よろしく頼むわ」と言ってグレイ・パラケルススは出て行った。
もう7時なのに一体どこに行くんだろう。まあいいや。
ドアというドアは施錠され、まどは鉄のブラインドがきつく降りている。
およそ40体のゴーレムが入り口を見張り、エレキゴーストが屋敷周辺を常に徘徊している。
さすがにここまでやれば並みの泥棒はおろか、魔物でも入ってこれない。
ふうと一息ついて席に座る。
1時間が経った。空き巣はこない。2時間経った。くる気配もない。
よもや3時間が経とうというとき、霊界一族が住んでるドアが忽然と虚空に姿を現した。
ドアが開け放たれ、アラクネと天鳥が息急き切って飛び出してきた。
「錬金術師兼賢者を名乗る人物がダンジョンを侵略しております!」
私たちは制御室へと転移した。
「ちょっ、一体どうなってるの?」
モニターには見たこともない道具を使うローブの人間が映っていた。
「あれは古代に使われた殺戮兵器かも…でもそんな兵器の作り方知ってる人はいないはず」
それ、グレイ・パラケルススなら可能じゃない?何百年も前から生きてるし。
うん。そうだよ。これは私たちのダンジョンをガラ空きにするための罠だった。
私たちを研究室に留まらせておいて、自分はダンジョンを侵略するつもりだったんだ。
これはあれだよ。犯罪推理モノで使い古された、「1番信頼してた人犯人」だ!
まあいい。肝心なところが抜けている。
私たちはシャーロックホームズのような推理力はないけど、技術を持っている。
たぶんそこをグレイ・パラケルススは計算に入れてなかったはず。
さあ、あなたが侮ったダンジョン管理人の力を見せてあげよう。
デイ:そろそろ俺らの出番があってもいいんじゃないか?
秘書:なかなか私たちは作中に登場しませんね…
デイ:ここが俺らの貴重な出番だ




