ダンジョン大繁盛ですよ
最強と噂されていたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!
ふうと一息ついてダンジョンのモニターを眺める。
今日わざわざこうやってモニターを見ているのは、新しくできた妖怪休憩所の様子を見るため。
その時ちょうど、ゴトリ、ゴトリと高価そうな鎧を装備したパーティがやってきた。
ここまで到達したということは相当な強さのはずだ。
皆さんお馴染みのリズミカルなメロディーが流れる。
「いらっしゃいませ。当店でご希望のことがありましたら何なりと。」
マニュアル通りの完璧なセリフをゴーレムが暗唱する。
リーダーはしきりに首を傾げていたが、やがて納得した。
他のダンジョンにも宝物庫など、一切罠がないお楽しみコーナーがある。
うちはどこもかしこも罠や妖怪で溢れてるけどね(笑)
「タラコおにぎりとハヤシライスを1つ」射手がチャリンと金貨と銀貨を置く。
ふうん。タラコおにぎりが好きなんだ。私も。
金額表示モニターから鋭い牙が生えた獣の口が飛び出し、射手を一飲みにした。
さっと腰を低くして全員が臨戦態勢に入る。
全員で自動ドアに突進するものの、鬼婆に喰われる。
かろうじて生き残ったリーダーも砂かけ婆に顔面に砂をかけられて怯んだところを
壁に擬態した塗り壁に押しつぶされる。
そしてすぐさまモニターがお花畑に変わる。この機能ホント助かるなぁ。
お疲れ〜とばかりに全員が出てきて、モニター越しに手を振ってきた。
うーん、敵にまわすとこれ以上ないぐらい厄介だけど、
味方となると全く心強いわー。
妖怪さん、ホントありがとうございました。
あなたがたのおかげでダンジョン大繁盛ですよ。
デイ:タイムカードついたのにまだ仕事やってるってどういうこと?
秘書:あなたの仕事が遅いせいですよ
デイ:ここブラックなの?ねえ、ブラックなの?




