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快楽の街フェスタス

最強と噂された パーティから追放された4人 。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられた ダンジョンを見つけそこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、ダンジョン、勇者有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人で ドタバタ楽しく暮らします。

隣の国との戦争も終わり、これで平和な日常が戻ってきた。

……………と思っていた。

ヤバイ、ヤバイよ!最強パーティ倒して隣の国潰したらパーティ来なくなっちゃった!

いやでもまあ、確かに国の最強パーティ倒したダンジョンに私なら行かない。

おかげさまで全く人が来ない。開業閉店状態になっている。

という訳でダンジョンを全員で留守にして散歩に出かけます。

もうこのダンジョンは私たちが留守にしてもちゃんと機能してくれる。

一階には骸骨兵の長&大量のトラップ、二階にはビックスライム&毒ガス室

三階にはシールドタートル&針の床&大量のトラップなので全く問題なし。

なのでなんの心配もなく《快楽の街フェスタス》に行けます!



《快楽の街フェスタス》

快楽の街フェスタスは、その名の通り古今東西様々な快楽を与える物が揃ってる。

この世界の中心部といっても過言じゃないほど大きく、利用者年間NO1を記録。

でも昼間から酒を飲んで酔っ払い、人に絡む人もいる。

私以外の3人は買い物を済ませ、もう紙袋を抱えている。

その時、高らかにファンファーレが鳴り響いた。

その後はお約束だが、騎士が「皇帝陛下の御成」と叫んだ。

騎士の隊列が2つに分かれ、いかにも強欲でいかにも悪そうな輩が出てくるかと思っていたが、

予想は裏切られた。背の高い、笑みを浮かべた男が台に上がり、演説を始めた。

「我が親愛なるフェスタスの諸君。今日来たのは他でもない、近くにあるダンジョンの事だ。」

国の住民や商売人が騒めく。私たちは顔を見合わせた。遙が口だけ動かして ヤバイ と言った。

「聴けばダンジョンの主は人間だと言うじゃないか。同じ人間なら恐れることはない!」

確かにそうかもしれない と徐々に賛同の声が広まっていく。

「で、その後は私らのダンジョンに攻め込むってのがオチでしょ?」

周りに聞こえないようまどがそっと耳打ちしてきた。

「なので我はダンジョンの主をここに招待し、同盟を結ぼうと思う。」

これは予想外の展開だった。住民もてっきり攻め込む物だと思ってたらしく、目を見開いている。

なら話が早い。私は体操選手の職業を活かして王の演説台に飛び降りた。

他の3人もそれに続く。「貴様らは…」と叫んで剣技の構えを取る騎士を王が止めた。

「ふむ。あなた方はダンジョンの主ですな?」

「その通りでございます。同盟の話聞くだけは聞きましょう。」

「結構。では今から城の魔術師が城に送る。」

と王が言った瞬間、私達の視界は白に包まれた。



読んでくださりありがとうございます!

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