妖怪休憩所
最強と噂されていたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!
ダンジョンは毎日大きくなっているので、当然の如く階層も増える。
最近遊びまくっていた私たちはグレムリンに報告されて、初めて階層が増えてることに気づいた。
「あのさあ、この階は休憩所にしない?」「んっ?なんでダンジョンに休憩所?」
「罠仕掛けるに決まってんじゃん(笑)」と奏音。
あっ、そういうことね。休憩所なんて性根の曲がったこの人たちが作るわけないと思ったわ。
とりあえずまずは飲食コーナー。レジの設備を整え、どこぞのコンビニのような状態に。
店員はゴーレム。戦闘能力は上級魔物並み、見た目は人間。
「いらっしゃいませ から ありがとうございました」などの礼儀作法を叩き込む。
ちなみに冒険者が会計を済ませた瞬間に金額表示モニターから妖怪が飛び出し、
冒険者を喰らい尽くす。
ここは霊界一族やその眷属の妖怪どもの階層である。
いたるところに罠が仕掛けられており、例えばベンチは付喪神という妖怪で、
座った瞬間喰われる。
エアコンの上には鬼婆が潜んでいるし、自動ドアに化けた狸が幻術で人を騙そうと待ち構えている。
妖怪は古くから存在しているので、知能も高いし使う魔法や幻術も年季が入っている。
しかも不滅で、例え肉体を失おうとも魂だけでこの世に舞い戻り、
自らを殺したものを焼き尽くす。凄まじい執念である。
末恐ろしい妖怪がおよそ6000匹。生き地獄のような有様だ。
見逃しそうな部分にも妖怪は潜んでいる。例えば「禁煙」の看板も実は妖怪が化けている。
やばいわー。雷狼こんなやばい連中従えるとかホント凄いわ。
その日からダンジョンの致死率が160%に跳ね上がった。
デイ:今日会議でしょ?行きたくねー
秘書:いい加減にしてください。




