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「動く多肉植物」

最強と噂されていたパーティから追放された4人。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、勇者、ダンジョン有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人がドタバタ暮らします!

ふう と溜息をついて窓の外を眺める。

時たま数百キロ先から水柱が高くあがる。

多分ブリキ缶の犠牲者だろう。部外者がいくら抵抗しようと制御室に来ることもできません。

今日わざわざ陽の当たる窓際に来ているかというと遙から分けてもらった

「動く多肉植物」の株に陽を当てるため。

「動く多肉植物」は遙の栽培している警備員兼ペット。

その中で1番小さい子株を分けてもらった。

軽い気持ちで分けてもらった私はこの植物がヤバイものだとまだ知らなかった。


1日目は綺麗に花開いたロゼット状の葉がさわさわと揺れるだけだった。

2日目は茎を大きく動かしながら揺れた。

3日目…確実に巨大化している

4日目鉢が多肉植物の大きさに耐えられなくなり、割れた。

5日目多肉植物から赤い触手が数百本生え、それで歩き始めた。

6日目すっかり私に懐いている。

7日目案外愛着が湧いてきた。


以上が私の簡易観察日記。

遙が常駐している花壇に行くと、1Mほどに大きくなった多肉植物が

さわさわと葉を揺らしながらショットガンを構えて行進していた。

おっと!?警備員よろしく私を撃ってきたよ!避けたけど。

「えっと…これはどういうことかな?」

遙が水やりをやめ、こちらを向く。

「あれ?言ってなかったっけ。成長すると知性が芽生え始めてさ〜

ショットガンの撃ち方まで覚えちゃって今じゃすっかり警備員だね〜ハハッ」

ハハッじゃねえよ。先に言ってね。

ということは。ということはだよ。私の多肉植物もショットガンを撃てるようになるのかな。

部屋に帰るとすっかり私に懐いた多肉植物がやって来る。

明日から芸を(とんでもなく危険な)仕込もう。

















デイ:あー、ゼウスのせいでまだ体が感電してるわ〜

ゼウス:何か言ったか?

デイ:ナニモイッテナイヨ?

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