ハイ、終わったぜ。
最強と噂されたパーティから追放された4人。
追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。
そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。
職業、魔法、魔物、勇者有り!
体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人で悠々自適に暮らします。
「ふ〜ん。その対策本部ってやつが崩壊すれば嬉しいか?」ある朝、二日酔いで
端正な顔を歪めているアモンが言った。「「「「そりゃもちろん!」」」」
パチン と唐突にアモンが指を鳴らした。すると、どこか遠くの空にキノコ雲が上がった。
「ハイ、終わったぜ。対策本部は崩壊した。よし、飲もうぜ!」
理解するのにしばらく時間がかかった。
私たちの最大の敵は、アモンの指鳴らしであっけなく崩壊した。
「…そうだね!よし、対策本部崩壊を祝って宴会だ!」
ここの住民は相変わらず切り替えが早い。
食卓に行くと、シャンパン、ワイン、日本酒、思いつく限りの酒のアテ、
小鉢や皿に入った上品な和食が私たちを待っていた。
そしてみんなの失敗話や笑い話、談笑が飛びかっていた。
「アモン、どうして封じられちゃったの?」呂律が少しおかしいまどが聞いた。
「いや〜、寝起きを襲われちまってよ。年寄り術師にあっけなく封じられちまったんだ。
しばらくはどうやって年寄り術者に復讐しようかと考えてたんだが、
あの爺、酒の飲み過ぎで脳溢血になって死んじまいやがった。復讐のしようがないぜ!」
とまあ、こんな感じだ。
泥酔状態のアモン、奏音、遙の呑んだくれ3人組が、「我らが友人、アモンに乾杯!」
とお猪口を振り回している。
「でもマジで手間が省けたぜ〜?アモンありがとよ〜」
イクもペロンツアも初めて見るご馳走に大喜びで、楽しく食べている。
孫のように2匹を可愛がっているサラマンダーも嬉しそうだ。
朧げに佇む満月の下で、酒や料理が尽きることなく並んでいく。
今宵のダンジョンはまさに平和そのもので、みんなで浮かれ騒いでいた。
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