表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/158

ペロンツア、魔蛇のトラウマ。

最強と噂されたパーティから追放された4人。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、勇者有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人で悠々自適に暮らします。

クウ、クウウ とペロンツアが鳴いた。それを真似てイクがペロンツアに変身する。

結が部屋に入ってくる。よしよしと瓶を撫で、椅子に座る。

そしてテーブルに魔蛇の置物を放り出した。

その瞬間ペロンツアが低く唸り始め、口からドス黒い靄を吐き出し始めた。

眼は血走り嘴は深く裂け、長い角が2本生え始めた。そして仕上げとばかりに竜の羽根が生えた。

イクも眼を見開いて何か叫んでいるが聞こえない。

3人が部屋に飛び込んでくる。「食卓に魔界の瘴気が溢れてて…」

私の部屋で起こった不幸は全て食卓へ行くのだろうか…

そんな事を悠長に考えてるうちにも、ペロンツアの凶暴化は進んでいる。

「ペロンツア!?これは一体?」奏音が邪眼を回転させる。あたりに紫や黒の爆風が飛び散る。

部屋に被害はないが、瓶の中でペロンツアが気絶していた。

「案ずるな。峰打ちだ。」などとカッコつけて奏音が呟いている。シュルシュルと凶暴化が解けていく。

「どうしたんだろう…魔蛇の置物を見たらああなったんだけどなあ〜」

「もしかして魔蛇に何かトラウマがあるのかなぁ?」まどが言った。

ペロンツアが眠たげに起き始めた。首を傾げ、何かあったの?とでも言いたげだ。

ペロンツアの目の前で魔蛇を叩き割ると、あからさまに喜んだ。

うん。これは明らかに因縁があるな。

そういえば私の部屋に飛び込んで来た時傷を負っていた気がする。

魔蛇は成長すれば空にも届く巨体である。しかも肉食性で、魔物を喰らう。

でもペロンツアが『凶暴化』なんて技を使えるなんてなあ。

でもやっぱ邪眼凄いわ。凶暴化したペロンツアを一発で鎮めるなんて。

「ペロンツア〜もう大丈夫だよー」とまどが瓶を撫でている。

やれやれ。これで一見落着だなぁなんて思っていた。

しかしそんな考えは爆音を聞いてすっかり吹き飛んだ。

「だああああ!魔界の瘴気の始末すっかり忘れてた」と叫んで私たちは脱兎の如く飛び出した。















読んでくださりありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ