表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/158

空中魔法陣

最強と噂されたパーティから追放された4人。

追放された仕返しにパーティのテントを爆破しお尋ね者に。

そんな中捨てられたダンジョンを見つけ、そこで気ままに暮らします。

職業、魔法、魔物、勇者有り!

体操選手結、治癒師まど、発明家遙、運動選手奏音の4人で悠々自適に暮らします。

「いやあ、もうすっかり秋だね〜」と窓の外を見ながら遙が呟いた。

窓の外はすっかり秋色に染まっていて、紅葉や銀杏が飛びかっていた。

後ろの世界樹もすっかり葉を黄色に染めている。(もはや盆栽と呼べる大きさじゃない)

「……で、これは何だ?」奏音が床を指差して言った。

「あ、これは空中魔方陣ってのでね、これに乗ると空に浮かべるの。」と私は言った。

イクの入った瓶を持って全員で空中魔法陣に座る。

ふわりと魔法陣が浮かび上がり、地上から5mぐらいの高さまで浮かび上がった。

何かが潜んでいそうな妖しげな秋の夜空に、満月が浮かび上がっていた。

「「絶景ですな〜」」遙と奏音が言った。

転移魔法陣(10畳ぐらいある)にいつの間にか飲み物や食べ物が置かれていた。

餅、団子、カルパッチョ、スルメ、ポテチ(もはや何でもあり)

などが所狭しと並んでいた。

「月を見ながら宴会とは、これ以上の贅沢はないね〜」とまど。

イクは初めて見る月に驚いていて、時折くるりと宙返りした。

忘れちゃいけないこの方も呼ぼう。

「サラマンダー!」ぬるりとサラマンダーが指輪から出てきた。

「おお、見事な満月じゃ。」そう言うサラマンダーの炎が心なしか大きかった。

「気ずいたじゃろうが、儂ら精霊は月の光を好むんじゃよ。」

カラカラとサラマンダーは笑った。

「おや、こいつは新入りか?」不思議そうにイクを見て言った。

イクは瓶の中で笑い、サラマンダーに変化した。

「変身術を心得ておるのか、物珍しいものを作ったもんじゃ。」

「そうなんだよ。どんなものにも変身できるらしくて。」

「イク〜お前は可愛いの〜」あれ、溺愛し始めてる!?

もしかしたら孫ができた気持ちなのかも知れない。

サラマンダーもそんな一面があるんだなぁと思うと、何だか途轍もなく笑えてきた。

向こうでは遙と奏音がカルパッチョをツマミにして飲み物をグイグイ飲んでいる。

まどは月を見て考え事をしている。

今宵もダンジョンは平和だ。
















ブックマークありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ